私はこうありたい。〜CAMPFIRE編〜
株式会社CAMPFIREで11月中旬から働き始めた。働き始めて半月になる。今しか書けないことがあるだろうと思い筆を執る。
CAMPFIREのことを知らないひともまだまだたくさんいるだろうから最初に一言で説明すると、CAMPFIREはクラウドファンディングサービスの会社だ。やりたいことや大きな夢を叶えるためにはお金が必要な場合が多い。プロジェクトのオーナーはプロジェクトを立ち上げることで支援を募集し、支援が集まったり、集まらなかったりする。そのプラットフォームを提供し、プロジェクトのオーナーや、支援したい人をあらゆる形でサポートするのが私の仕事だ。私はマーケティングチームのアシスタントをしている。
突然だが、私は大の気分屋だ。気分屋というか、気分の上がり下がりが激しい病気を持っている。CAMPFIREにも、障害者枠で入った(気分屋だからではなく、疾患名がはっきりあるのだが)。
入社して一週目、気が張っていたのか頑張ろうとしすぎたのか、勤務予定時刻より早く出勤したり、残業したりしていた。最初の土日で気が抜けて、二週目で風邪を引いて熱を出して早退した。その次の日も欠勤した。私はここで、「もうこの会社私には向いてないかもしれない」と突然ネガティブになった(気分屋のやまい)。
欠勤した次の日、超絶ネガティブになっていた私は「逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃ(略)」と奮い立って、思い切って出勤のボタンを押した。(ちなみにCAMPFIREの社員は全員フルリモートで働いている)。
朝会があって少しして、メンター的役割の人(バディと呼ぶ)が「ちょっといいですか」と声をかけてくれた。内容は、「フルタイムいきなりしんどいですよね、もしあれだったら、時短からでも大丈夫ですよ」という助け舟だった。そのときの安心感といったらえも言われぬものであった。私が障害者枠で入社しているということもあってか、たった1日早退・欠勤しただけなのにこのスピード感のある助け舟である。ちょっと泣きそうになった。やさしい会社だ。元々体調を気遣ってくれるやさしい同僚の方々が多いなと思っていたけれど、なおのことそう思った。
1日時短で働いたが、午後から時短で働いてもいいという心理的安全性が担保されて、ここ数日はほぼフルタイムで出勤している(そこも柔軟に対応してくださった)。
話を戻そう。「疲れているフィルター」を取り除いたとき、私の会社がやろうとしていることってなんだっけと思い返した。
CAMPFIREのミッションに「一人でも多く一円でも多く、想いとお金がめぐる世界をつくる。」ということばがある。マーケティングアシスタントをしていると、数多くのプロジェクトを毎日目にするのだが、「こんなことに挑戦したい人がいるんだな」「こんな夢を持っているひとがいるんだな」「こんな画期的な商品があるんだな」ということたちを目の当たりにする。毎日毎日、膨大な量のプロジェクトがアップされてくる。そのどれもに、想いが詰まっているのがわかる。「応援したい」「再建したい」「画期的な/革新的な商品を売りたい」エトセトラの嵐。「want to be」「want to do」が、たっぷり詰まっている。
「私はこうありたい。」
その想いを裏で支えるのが、マーケティングアシスタントとしての使命なんだ。
そう思うと、平板で単調な業務にも、仕事の意味がどんどん見出され始める。メルマガの送信成功率と解約率をデータ入力するだけの一見単調な作業も、どういうメールはクリック率が高くて支援されやすいのか、自分なりに考えながら入力作業をやる。自分が関わった仕事がアプリ上で反映されていたり、SNSにアップされていたり、メルマガとして手元に届いたりすると素直に嬉しい。隣の夫にもメルマガが届いていて、「おれもこの商品欲しいな」と言っていたりもする。「欲しいよね」と返す。
なんだろう、やっぱり楽しい。
今、酒に弱い私がほろよいでこれを書いていて言えることは、始めたばかりのこの仕事は楽しいってこと。そしていつかまたくじけそうになったときに、この瑞々しい瞬間の今を忘れないでポケットにしまっておくこと。また読み返すこと。
「私はこうありたい。」
その想いを裏で支える。それが今の私の「こうありたい」。
ってことで、採用にも力を入れています。興味がある方は下記から、是非。