<007>「200万円で家を買おう!」契約から購入までまとめ
2020年6月初旬に内見をした最後の物件を589万円で購入。
今回、auじぶん銀行で夫が500万円の住宅ローン審査を試みたのですが、審査に落ちました。夫は会社員+フリーランスで仕事を受注していて、収入は安定しているので、住宅ローン審査はそんなに厳しいものなのかと緊張感。銀行側から理由は教えてもらえないので、調べてみると…
35年ローンで新築なら、ほぼ通るらしい。
中古物件だと、それ自体の評価が大きく影響してくるらしい。
そもそも500万円10年間の住宅ローンは歓迎されてない?
お金を借りたことがなかった私たちは、初めてお金を貸す側の条件をよく観察して、まぁよくできてるなーと改めて知りました。
現状、私たちは賃貸マンションの家賃158,000円、夫の事務所家賃70,000円を毎月払っていて、現在7年目なのですが、そこは評価されません。。500万円の住宅ローンで10年返済(5年より10年の方が借りやすい)と仮定すると、auじぶん銀行の場合、金利が0.4%強なので(※審査時変動金利)、利息を入れても月々の返済は40,000円代で、総支払額は約510万円。今後10年、ふたりで毎月5万円以上稼ぎ続ける事ができるかの可能性を考えて選んだのですが、お金を貸す側に利益はほぼないから通らなかったのかな?と。35年ローンで500万円の借入だと、月々の返済は10,000円代で総支払額は約610万円になるシミュレーション。こちら側の能力のほか、貸す側の利益も審査に影響するだろうなーと想像。ということで、手元にある使える現金をかき集めて支払う事に。(ざっくりローンシミュレーションは2020年7月情報)★現金ゼロになってしまうので、事業用に借入しました。
物件購入までに必要な費用まとめ
1. 土地+建物(キッチン床の修理費込み) ¥5,980,000
2. 仲介手数料 ¥0(物件管理不動産屋さんが売主のため)
3. 所有権移転登記手数料(司法書士への支払い+登録免許税) ¥120,000くらい
auじぶん銀行で住宅ローンを組んだ場合、所有権移転登記手数料と事務手数料などで約400,000円くらいの見積もりでした。
所有権移転登記については、勉強と経験と節約のために、自分たちでやりたいと思って、その旨を不動産屋さんに伝えると、物件の持主の方が高齢のため、不動産屋さんの司法書士経由で早く進めたいとの事。今回、物件のキッチン床の修理費込みの金額だったので、その費用を司法書士への費用とする事でどうか、という連絡が来ました。
所有権移転登記に必ずかかる費用は登録免許税(不動産を取得したらかかる税金)、売買契約書印紙代(5,000円)、不動産取得税(物件価値により異なる)(※住宅ローンを組んだ場合は、抵当権設定費用がかかるようです)。司法書士へお願いすると、この登録免許税プラス、司法書士への報酬費用がかかるところ、今回はその報酬はキッチン床の修理費用と相殺される事に。
登録免許税
・土地と建物それぞれにかかるもので、中古物件の場合、土地2%、建物2%
・新築または住宅ローン(借入額)の場合、土地2%、建物0.4%
不動産の固定資産税評価額に対して算出される金額なので、固定資産税評価額が高ければ高いほど、税金も高くなる感じです。不動産専用税金みたいなものかな?これは不動産取得時に1回だけかかる税金で、その後は毎年固定資産税っていう不動産専用税金を徴収される。相続で取得した場合でも発生する税金。
内見から契約、購入までの費用の流れ
1. 2020年6月 内見
※これ以前に第1希望としていた物件が、すでに申し込みされていた事があったので、内見後、購入希望となった場合の手続きについて先に問い合わせした
2. 内見後、その日に購入希望の意思を伝える
※手続きを開始するという事で、申込金10万円支払い
3. 売買契約のため再度面会/手付金支払い
※この日までに手付金50万円を振込(申込金と合わせて60万円。物件価格の5〜10%らしい)
4. 所有権移転登記が完了
5. 残金支払い(538万円)
6. 日割り計算した今年度の固定資産税支払い
7. 2020年10月 現地にて引き渡し完了
8.2021年7月 不動産取得税(約110,000円)請求あり
前回の投稿からだいぶ時間がたってしまいました。空き家を買って仕事を移すって本当に大変。今後は、購入後の現地での生活と仕事を記録していく心意気でいます。
「200万円で家を買おう!」と言いいながら、598万円で購入するという結果になりました。家があまって困っていると言いながら、今のところ、現実的に仕事と生活を続けながら200万円で家を買うのは、簡単ではなさそうです。<2021年5月>
※2021.07追加編集
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