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私が親知らずを抜くまでの過程、その後。

昨年12月下旬 近くの歯科にて左下の奥に親知らずが見つかる。抜くなら年明けと言われる。

今年1月6日 近くの歯科に行く。しかし、小さな歯科なのでここで抜くと「半年間口が麻痺したまま過ごすことになる。大きな病院へ言って欲しい。歯科大と大学病院どちらがいい?」と提案され、大学病院に行くことに。

1月17日 大学病院の歯科口腔外科に1度目の受診(実は前に来たことがあったらしいが何処の科かは忘れた。)お薬手帳を見せた上で、レントゲン MRI等を撮る。どうやら親知らずは左下の奥の方に歯茎の中に埋もれていて斜めに生えている。しかも口の神経に近い位置に歯の先が…となり、一度精神科の主治医へ手紙を先生が書いて持って返信が欲しいとの事で、その足で直接地下鉄に乗り持っていく。この時点で「抜くのに慎重でしばらくかかるのかな…」となっていた。

1月24日 精神科の主治医からの手紙を大学病院へ持っていき歯科口腔外科の担当の先生との話し合い。先生はかなり慎重かつ精神科の主治医からの手紙には「不安が人よりも強いので、1からゆっくり説明してあげてください。」と書いてあったらしく1から手術の説明を絵に描いて実際に詳しく説明してくれた。2月10日に親知らず抜くことに決定。注意事項などの説明を受けた(朝6時以降は絶食、8時以降は絶飲。マニキュアは塗ってはいけない(指に挟む酸素濃度を測ってくれる機械が反応しない為。)、なるべく白い服は避けるなど)

2月9日の夜にインチュニブを事前に飲む、就寝時の薬を飲み、就寝。5度中途覚醒をして眠いまま朝を迎える。

2月10日 9:45に歯科口腔外科へ着。この時にはパートナーに送迎を行きと帰りお願いして待合室の椅子にて待ってもらっていた。(部分麻酔+静脈注射麻酔の為、1人で歩いて帰るのは危険との判断。) 隣のベットにて、腰かけて 身長 体重 体温 血圧 を測り、廊下の待合室にて待つ。数分後呼ばれる。同意書の説明(稀に舌が痺れたり感覚麻痺が残る可能性のリスク説明、どの麻酔を使うか等)使われた麻酔は、表面麻酔薬、表面麻酔、浸潤麻酔、伝達麻酔などが使われる。更に精神鎮静法が使われ、点滴にて抗不安薬のミダゾラム、静脈麻酔薬のプロポフォール(精神科の主治医もこの名前は出していた。)この2つの薬を使う為に、まずは血圧+脈拍を測る。点滴は利き手ではない左の手の甲からとった。(麻酔の場合は手の甲からが普通らしい)ここで私は知っていた。自分の血管が細い上に見つかりづらいことに。その訳は私がよく栄養失調になりがちで点滴を手の甲にて刺すことが多い事で看護師さん達が見つけるのに苦労してたのは知っていた。数分後無事手の甲に針を刺すことが出来た。普通の針よりも細い針を使用したらしい。ここから麻酔薬を少しづつ落として入れていくことに。そしてその時の先生からの説明にて「皆、手術用の青い服で来るからね笑」と言われて少し見れるのかな〜🤔と期待をしていた。そして私が完全に麻酔が効いてきた時から手術は開始。所々私が診察台の枕のところから頭がずれる(普段寝てる時も頭がずれてる時ある。)のを修正されているのは覚えているが、ほとんど寝た状態でいた。呼びかけられて起きた後には既に手術は終わっていて、先生たちも普通の服装だったので、手術用の青い服が見れなかったのは少し残念。と思いつつ過ごしていて、起き上がる前に数回血圧などを測り、診察台から起き上がった後は、隣の部屋のベッドにて1時間ほど休む。麻酔が残ってたせいか、うとうとしながら休んでいた。LINEやTwitterにて親知らずが無事抜けた事を報告したあと少し眠った。しばらくした後、実際に抜いた歯を見せて貰ったが削りながら抜いた為ボロボロだった。記念に持ち帰ることに。とりあえず、口の中が血の味になっていたのでうがいをすると血が沢山出てきた。その後は運動は控えて欲しい、熱いものや刺激物、硬い食べ物は避ける、湯船に浸からない等の説明を受け、消毒をして次の予約(糸取り、消毒等)を取り、会計、院外処方にて抗生物質、鎮痛剤、頓服でカロナールを出してもらう。大学病院の近くに4箇所薬局はあり、近くの薬局は当時45分待ちと言われたので別の薬局へ。ここにて薬の在庫が無いと言われ、mgが違う薬を出される。薬局を出ようとした際に薬剤師さんが走ってくる。「すみません。薬の在庫あったので取り替えますね!」と言われ少し待ち、取り替えてもらった後、家に帰宅。この時点で14時過ぎ。疲れたと思いつつ吸うゼリーを選ぶ瞬間、部分麻酔が切れて激痛が走る。その後ゼリーは吸える訳が無く器に移してスプーンで食べることに。薬を飲んだ後は自立訓練の電話連絡応対をした。

親知らずを抜いた後1日目は、しばらくは口の中の血の味がずっと抜けない。飲み物を口にしても痛む、あくびをしても痛む、食べ物を食べてても痛む等色々不自由がある。幸い今まで親知らず2本抜いてきたが、そこまで腫れず、日は過ぎていき、現在普通の食事も右の方で噛めば食べれるようには回復している。ただしご飯粒は左の歯茎に刺さってしまうと激痛。歯磨きにも慎重。寝る前に歯茎が痛むと悲しくなってくる。2日3日程で口の中の血は出なくなった。

2月17日 経過を見せに4度目の大学病院へ。最初に消毒をして、小さなハサミやピンセットを使い、糸取りをした後、空洞になった部分の消毒と洗浄を兼ねて塩水が入った注射器で空洞部分を洗浄。これが普通の歯茎の痛みよりも痛かった。泣きそうになった。経過は良くなっている。穴も少しずつ埋まっていくだろう。大学病院での診察は今日で最後と言われ、近くの歯科への手紙を渡される(詳しい詳細などが書いてある)

2月24日に近くの歯科へ行く予定。

まとめ
・親知らずを抜く際には、服薬している薬の確認をされるので、お薬手帳があると便利。
・精神科などに通院している方は、先生へ親知らずを抜くことを言っていた方が安定剤の調整やアドバイスを貰えるはず。
・お粥やうどんやゼリー等は前もって用意しておこう。あった方が断然楽。
・患部が痛む時は鎮痛剤を飲もう。勿論、出された薬を飲むのも忘れずに。
・麻酔を使ったあとで尚且つ睡眠薬を飲んでる方は半覚醒状態になる可能性があるのでしばらく中途覚醒には悩まされるかもしれない。(今回の私がそれ。)


以上親知らずを抜くまでの過程から抜いた後までのレポでした!ここまで読んでいただきありがとうございます。ではまた。

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