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やっぱり語学学校行かない

みなさん、こんにちは。

気づけば2月も半ばを過ぎて少しずつルクセンブルクも日が伸びてきたように感じます。
それでも今朝の気温は-3℃。まだしばらく朝ベッドから抜け出すのに時間がかかる日々が続きそうです。

さて前回のnoteで語学学校へ行く決意を表明して、本来なら来週から授業がスタートする予定だったのですが、タイトルの通り語学学校へ行くことをやめることにしました。イェイ。

この決断に至るにはいくつか理由がありまして、、今日はそのことについてシェアしていきたいと思います。

①希望のクラスが取れなかった


前回のnoteを投稿した時は、クラス分けのテストと面接を受け終えたところでした。

この時、その場でクラスへ申し込みをした訳ではなく「◯月◯日に新学期のスケジュールが出るからオンラインから授業へ申し込んでください」とアナウンスを受けました。

私は当たり前に申し込みできるものと思い、呑気に伝えられた日時の申し込み時間を少し過ぎた頃に学校のオンラインサイトを見に行ったらところ

・・・Sold out

「😱」

まさか授業が取れないことは全く想定していなかったので、びっくりしすぎて仕事中のパートナーにすぐテキストを送りました。彼も「ありえない!」ととても驚いていました。

私が取りたかったクラスは、朝・昼・夜に分けて3つのクラスが用意されていたのですが、いずれもSold out。

こんなに人気なことを知っていたのなら、バンドギャル時代のチケット発売日の如く申し込み時間前からパソコンの前に正座して挑んだというのに…無念。(合唱)

ちなみに、私が通う予定だった語学学校は国立で国が運営していることもあり破格の値段だったのです。確か週2回、6ヶ月のクラスが200€(大体32,000円) くらい。(それゆえに申し込み日当日に即完売するほど人気なんだろうな…と今になって思います。そして恐らく私と同じように前回クラスを取れなかった人達が、今回こそはと意気込んでいたのではないかと推測しました。)

また、日本大使館が近くにあることやパートナーの職場の最寄りにもアクセスしやすい立地だったため、通うならここにしようと日本にいるときから決めていたのでした…。

そんなこんなで。青天の霹靂。

この学期を逃すと恐らく次回のクラスが取れるのは今年の秋、それじゃあこの1年間の計画が狂ってしまう〜!!とその日一日はずっとショックを引きずっていました。

というのも、私は日本にいるとき学生の頃は当たり前に学校に所属し、社会人になってからもずっと企業に勤めていたためどこにも属していないという事実にこの1ヶ月間なんとなく不安を抱いていたのです。もちろん語学学校へ通うのは自分の語学力を向上させることが目的ですが、どちらかというとやっと所属する場所ができる!という喜びの方が強いように感じていました。

しかし、希望の学校に通えない事実は変えられないので、別の語学学校を調べ始めたりもしてみました。そしてぶち当たる現実、プライベートスクール高すぎる。

ところで「語学学校ってそんなに必要…?」

②語学を身につけるということ

「語学学校は必要?」

これはワーキングホリデーに行く人ならば一度は考えたことがあるのではないでしょうか?

希望していた語学学校のクラスが取れなかったことで、私の中にも再びこの疑問が浮かび上がりました。

私の滞在しているルクセンブルクのように国立の語学学校がある国は少ないと思います。
そうなるとプライベートの語学学校へ高額な費用を払って通うことになります。

とはいえ語学学校へ通う目的は人によって様々でしょう。語学力を身につけることはもちろん、知らない土地での人脈作りや私のようにどこかに所属したいという気持ちから通いたいと考える人も少なくないはず。なので、行く行かないどちらが正解とかはないと思います。

私の場合、ワーキングホリデーへ行く決意をしたとき既にワーホリ経験済みの友人から「英語が話せなくてもじもじしてる時間が無駄だから、行くならある程度英語の勉強をして行った方がいいよ」と言われ、日本にいるうちからできることを少しずつ始めました。

大体去年の春頃から中学生レベルの文法を勉強し直したり、オンライン英会話を受けてみたり、ネイティブと交流できるアプリを使ってみたり…(この時に知り合ったのが今のパートナーなので人生なにがあるか分かりません)

初めてオンライン英会話のレッスンを受けたときは自分の自己紹介すらままならなかったと思います。

しかし約1年間、試行錯誤しながらとにかく英語をやり続けたことで今は英語を話すこと、聞くことに大分慣れてきたなという感覚があります。

もちろん一番大きかったのはパートナーの存在です。
パートナーと知り合ってからは、毎日めちゃくちゃながらも英語を使いまくりました。
運がいいことに職場も外国人の方が多く来るエリアだったため、毎日英語をアウトプットする環境ができていました。

この経験から得た気付き
「英語は毎日使ってこそ身につく」
結局、習慣に勝る勉強法はないのです。

例えば高いお金を払って、学校に通ったら「これだけコストをかけたのだから頑張って勉強しなきゃ!」というプレッシャーにはなると思うし、授業の間は恐ろしい集中力を発揮できるかもしれません。目から鱗の英語習得のコツを教えてもらえるかもしれない。

でも高いお金を払って、例え質の良い授業を受けたとして、誰も外から私の脳みそにメモリーチップを埋め込んではくれません。

その良い例に私のパートナーは独学で5年間日本語の勉強をしていたそうです。
ただルクセンブルクで日本語を使う機会はなかなかないので、基本的に文字を読むことや文法を覚えるインプットをメインで行なっていたとのこと。
知り合った初めの頃は、話すことは難しいようでしたが1ヶ月くらい経つと彼の日本語力はみるみる成長していきました。突然「今から日本語だけ話して!」と言ってきたりもします。今では私たちの会話の約半分は日本語です。

その実体験を目の当たりにしていたこともあり必ずしも
語学習得=学校に通う
ではないのだなと思いました。

もちろん私の英語はまだまだ完璧とはほど遠いです。だからこそ、一度は語学学校へ通おう!と決めた訳なのですが、インプットとアウトプットができる環境のある今、わざわざ学校へ通う必要はないのかなと思ったのが、今回の決断に至ったもう一つの理由です。

まあ、アウトプット相手がパートナーだけだと日本語に逃げてしまいそう(それこそOnly Englishを発動せねば)なので時々オンライン英会話を受けたり、外でももっと積極的に英語を使ってみようと思っています。

そしてゆくゆくはこの土地で働きたいと思っているのですが、英語だけでどんな仕事ができるのか今のところわかりません。

とはいえ、先のことばかり考えても仕方がないのでまずは目の前のやるべきことに集中しようと思います。

またまた長くなりましたが、今日のnoteはここまでです。

ではまた、Äddi。

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