【メモ】ニューズレター関連1*「ふみ」第18号(2022.6)
「歴史的典籍NW事業」から「データ駆動による課題解決型人文学の創成」へ
人間文化研究機構 機構長
木部 暢子
「提言 学術の大型施設計画・大規模研究計画ー企画・推進策の在り方とマスタープラン策定についてー」
「歴史典籍NW事業」と木部先生との関わり
日本学術研究会/「大規模研究」の確立/すべての学問分野にわたる大型計画/「日本語の歴史的典籍のデーターベースの構築」(2011~2022、人文・社会科学分野)⇒「歴史典籍NW事業」(2014~2023、大規模学術フロンティア促進事業)/10年間で100億円を超える研究が対象/デジタル・ヒューマニティーズの研究の第一歩/「一定の優先度が認められる計画」/木部先生:「歴史典籍NW事業」の前進の事業から外部委員として関わってきた。
「歴史典籍NW事業」の現状と未来(発展)
歴史的典籍22万5千点の撮影を終えた(2022.6時点)/目標30万点の画像の公開も近いか!/国立国語研究所が公開している形態素解析用辞書UniDicをテキスト分析に活用することができる/UniDic=上代語~近現代語まで対応
◎重要◎データで切り開く人文学の未来
次は、この事業を後継のプロジェクトの「データ駆動による課題解決型人文学の創成」へどうつなげていくかです。大規模データからこれまで予測不可能だった、あるいは予測もしなかった新しい展開を生み出すのがデータ駆動です。そのためには、現在、画像データとして公開されている崩し字の文章をデジタル・テキスト化する必要があります。
★ことば★
デジタル・ヒューマニティーズ
デジタル・ヒューマニティーズとは、人文学的問題を情報学的手法を用いて解くことにより新しい知識や視点を得ることや、人文学的問題を契機として新たな情報学の分野を切りひらくことなどを目指す、情報学と人文学の融合分野である。またデジタル・アーカイブはデジタル・ヒューマニティーズの成果公開の有力な方法の一つである。
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デジタル・ヒューマニティーズに関するQトピック
・デジタル・ヒューマニティーズとは
・デジタル技術で人文学を解明する方法とは?
・デジタル・ヒューマニティーズの研究例とは?
・デジタル・ヒューマニティーズが拓く未来とは?
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