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【お布団ツアー】@愛媛③ 旗をふりふり

昨年7月に行った愛媛の旅記事なのですが、
これまた随分と時間がたってしまいました。


が、気を取り直して。
今日は、お布団ツアー@愛媛その③です。

もう、どこへ行ってたんだっけ??? 状態ですが、
①から読まなくても、
③から読んでいただいても全然大丈夫です。




その①滑床渓谷にある日本の滝100選「雪輪の滝」


その②「道後温泉」と翌日の「蛇口からみかんジュース」



さて、2日目。
1日目に松山空港から宇和島市にある滑床渓谷へ100km以上移動し、滝から松山市へ戻る形で、また100km以上離れている道後温泉で宿泊。
翌日に再び同じような道のりで宇和島市に行くのなら、なぜに宿を道後温泉にした?

なんですけれど、そうなんです。そうなんですよ、私もそう思います。
でも、天候や行きたい場所の優先順位から、今回はこの旅程でないと目的が達成できなかったんですよね。

なので、これでいいんですなんだ、それ。笑



ということで、この日も宇和島市へ向かいます。


■宇和島城

まずは、現存12天守の一つの江戸時代以前に建造された天守が残っている、宇和島城。

|藩老桑折≪はんろうこおり≫氏武家長屋門

宇和島城の北側登城口にある、市営 城山下有料駐車場(有料¥100-/1h)に駐車して、藩老桑折はんろうこおり氏武家長屋門から入りました。


門をくぐると目の前は階段の壁。
壁に沿って緩やかな道を進むか、階段を上るか。

石の階段はいいですねぇ


当然階段。
そして階段を上ったところで、急傾斜と長さに圧倒される階段と、比較的緩やかな道少し遠回りが右手に延びている。

どちらも本丸へ辿り着きますが、やはりここも階段でしょう。

かっこいいw
が、
かなり傾斜がキツくて長い




上から見たところ
一番下は見えない

急すぎて、降りる方のが怖いかも
足元をよく見て慎重に降りなきゃね


深さが11m程ある井戸丸
苔がびっしり

幕末に作り直した時の記録が
井戸縁の石に彫られて残っている


まだあるよ、階段
汗をかきかき、ふきふき
一歩一歩のぼる


本丸の石垣
左隅の角は「切込ハギ」
算木積みが徹底されていないのは幕末の特徴なんだそう

左上半部は「打込ハギ」で右下半分は「野面積み」
右上から左下へ斜めに切り替わってるらしいけど
えーーーっと、あそこらへんかな???


近寄った写真

元々の野面積みに
幕末に修理された部分と、そうでない部分と
一つの石垣で、異なる積み方が見れる
一粒で二度おいしい石垣w


振り返ると、本丸の石垣と天守がチラリ


「櫛型門跡」
左右の櫓台の上に一の門、櫓があった

ここはピシッと石が積まれてるね


階段をのぼると、いよいよ本丸です。

天守を背にして見た
本丸の御台所跡

とてもキレイに整備されています



宇和島城<23登城目>

こじんまりとしてるけど
かわいい天守



天守の観覧料は、通常200円。
宇和島城は、江戸時代から現存する12の天守のうちの一つだよね?
それなのに、なんだかとっても安すぎる気がするよ。
こんなに綺麗に整備、維持されているのだもの、
もう少しいただいてもいいんじゃないかなぁ。って思う。



見上げると伊達の家紋「九曜紋」
伊達政宗の長男秀宗が入城し、宇和島伊達家が誕生
それから9代に渡って宇和島伊達家の居城でした


現存天守で唯一の障子戸が残る天守
畳が敷かれていた跡もあるらしいけど
全然気づかかなかったなぁ


天守から見える町並みと宇和海

今は埋め立てられているけれど
むかしは目のは海で、水城でした

城周りの5角形のお堀にも海水が引き入れられていて
三大海城の一つと謳われていました


宇和島と言ったら、真っ先に「宇和島東高校」が浮かぶ私の単純脳
お城のこんなに近くにあったのねーっ!



天守から出たら、すっかり晴れていました
青い空に白い城壁は映えますねぇ




上ってきた急な階段を慎重に降りヒザ、いてて、南側にもある登城口へ。

「立ち上がり門」も現存建造物
宇和島城では、天守とこの門のみ


上り立ち門からは
比較的緩やかな道のり




■昼食

宇和島と言ったら宇和島鯛めし!
お城の近くに店舗があり、この鯛めしをとーっても楽しみにしていたのだけれど、時間がなくてお目当てのお店に行けませんでした。泣


今回は、困った時だけではなく、旅の友である「道の駅」で昼食を食べることにしましたが、実はここのフードコートに、お目当てだったお店が出店しているのでした。ふふふ。



「太刀魚ちりめん丼」(1,320円)


宇和島鯛めしはなかったけれど、この豪快などんぶりも太刀魚が香ばしくて美味しかったよ。
ごちそうさまでしたーっ!




■大洲城

大洲市民会館の駐車場に車を止め、案内看板を見ながらあちこちにあって助かるお城へ向かうと、右手に天守が見えてきます。

お城って、真っ直ぐ見上げると
自己対峙が始まりそう・・・
お城で瞑想、いいかも


お城を見上げるようにしてある
古民家を利用したホテル&レストラン
なかなか味のある雰囲気


二の丸御殿の石垣


本丸石垣




本丸下段から見上げる天守
天守の右手が高欄櫓こうらんやぐら、左奥が台所櫓


大洲城
<24登城目>
4階4層の木造の天守と台所櫓


たすけてーーーー

台所櫓から天守へ向かう廊下にあった
大洲城築城のジオラマ


明治時代、老朽化により解体されていた天守ですが
2004年に復元されているので
中は明るくキレイ



木造での4層4階の復元天守は日本初で、
19.15mという高さも日本一。

そして、日本で唯一宿泊ができるお城でもあります。
天守に宿泊したり、一日城主を体験したり、国指定重要文化財「高欄櫓こうらんやぐら」で贅を尽くした食事と地酒を味わい、その他諸々、お城も城下町も大洲の土地もみっちり楽しめそうですね。

私は夜のお城はちょっとダメそうだけど、
それ以前の問題で、資金が・・・結構なお値段ですね(笑)


そのかわり? ではないですが、
「旗振り」しませんかー? と、
城内放送があったので、参加してみました。

天守から見る、天然のお堀、肱川(ひじかわ)


JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」が、大洲城のすぐ下を流れている肱川ひじかわの鉄橋をゆ~っくりと渡っている間、大洲城本丸にいる私たちがのぼり旗を振って歓迎します。


この時「伊予灘ものがたり」の車内放送では、大洲城本丸で歓迎の旗が振られていることが案内され、車内旅行客の方々が手を振って応えてくれています。よくは見えないけど、たぶん。笑


平日だったので、午後の参加者は私たちとお城の方たちだけでしたが、がんばって「ようこそーーー」と旗振りしましたよ。自分も観光客だけどさっw

結構張り切って振っていたんですけど、振ってる間に撮られた写真には、もんのすごーく気だるそうな自分がいましただからHPに載せてもらえなかったのかもしれない・・・。ぶんぶんとかなり激しく振ってたのにはずなのに、おかしい。



再び城内へ戻り、高欄櫓こうらんやぐらを観終えたところで、閉城時間となりました。

高欄櫓の2階から、来た道を見下ろす



高欄櫓2階西側から見る
すぐ下にある本丸下段と二の丸奥御殿跡



苧綿櫓おわたやぐら



■松山空港

少し渋滞にはまりましたが、無事に松山空港着。

どうやらこのタワー横の「Orange BAR」にも
蛇口からみかんジュースがあったらしい
なーんだ、ここでも楽しめたのね


瀬戸内おつまみセットとみかんビール
んー、この🍺は私好みじゃなかったな


帰りの飛行機の中からたくさんの稲妻が見えた
遠かったからさほど怖くはなかったけど
でも、ちょっと怖かった(笑)

肉眼ではクッキリ見えたけど
スマホだから粗いね

もうすぐセントレア
これはどのあたりなのかなー


あの観覧車はナガシマの、かな?



1泊2日で移動も多く、雨で断念した場所もありましたが、それでもほぼ予定通りに、気持ちよく、楽しく旅ができたので、愛媛のお布団ツアーも大満足で終わりましたまだまだ行きたいところはテンコ盛りだけれども

今回の雪輪の滝は、「日本の滝100選」の75滝目に行った滝になりました。
2022年内に75滝は行きたかったので、目標達成です。

雨の日は滝へは行かないようにしているので、天候によってはあきらめなくてはいけなかったのですが、今回もなんとか1日目に晴れてくれて、とても助かりました。

行けなかったとしたら、リベンジがいつになるのかもわからないので、そう思うと、今まで行けた74滝も運に恵まれていたんだなぁ、ってあらためて感じました。ありがたい、ありがたい。

天候の神様、今後ともどうぞよろしくお願いいたしますっ!
ブラッシュアップライフのように、徳を積んでいかなきゃね。人生のやり直しはしたくないけど




お布団ツアー@愛媛、月も、年も、またいでの投稿でしたが、これで終了です。
最後までお付き合いいただき、有難うございました。




ではでは、また。







えい、えい、おーーーっ

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