都会の空を独り占めしたい。
平成最後の夏が終わり、令和最初の夏がやってくる。
ふかふかの椅子に座って、夏のかほりがする夜風に当たりながら、ふふん♪って気取りながら、文字を綴るのは控えめに言って最高だ。
この前、ビルの屋上で寝そべって、空を見上げていたのだけど。
あれだけ狭いと思っていた都会の空が、果てしなく広く、続いていて。パキッとした青に眩しいくらいに真っ白な雲。天に向かって伸びていく高層ビル。都会の空を独り占めしたかのような気分になった。
『こっちの空は狭いな〜』なんて思っていたけど、それは