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後見人問題(第55話)

SNSで大反響だった実話
小5と余命宣告」続編(第55話)です。

父ひとり、子ひとりの家庭で育った娘が
小5の時に、その父の余命宣告を受け
その後の覚悟と成長を描いた実話。

脚色は一切なし。
むしろ、各方面に配慮し
わざわざ抑えて書いているくらいです(笑)

ということで、
これは長~く続く連載ものです。


思い込みという鎧を背負い、

重くなっているアナタに

非常識で自由な世界をお届けしています。


最終話まで読んでもらえたら

世界は、

自分が思っているより

ずっと優しくて

人生は、

覚悟を決めて動くだけで

意外にも簡単に思い通りになる


ということに気づけるかもしれません。

初めての方は、1話からどうぞ。




父が危篤!?

早く病院に!!


頭の中、それだけで

帰国してきたわけだけど、

そーいや

わたし、もう帰るトコなかったんだ・・・


父の遺体に別れを告げて
(火葬は2年後になるらしい)

そのまま向かった先は、母の家。


自分の荷物を置いてもらっているから、

まぁ、流れ的にはそうなるよね。。。


とりあえず、ちょっとゆっくりしたい。

今日は、つかれた...


でも、そんな私の気持ちは関係ない。


お金が大好きで大好きで大好きな彼女の

好き勝手な言動は、私に地獄を見せた。


「保険金の請求は早くしなさいよ」


口を開けば、そればかり。


大した保険なんか入ってないのに、、、

悪気なく浴びせる彼女の発言は

ほんとうに、私を苛立たせた。


そう、、、

彼女には悪意がないのだ。


良かれと思って言ってるだけに

余計にタチが悪い…


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