2024/10/27 中央競馬予想 天皇賞・秋

≪印≫
東1,○,2,クニノハッピー
東1,◎,10,レイアポポ
新10,◎,5,カピリナ
新10,○,12,ディアドコス
新10,▲,13,コスモアディラート
京10,○,1,ロードプレジール
京10,▲,6,フルール
京10,◎,8,ゴールデンスナップ
東10,▲,1,アウグスト
東10,◎,6,サザンエルフ
東10,○,9,プラチナジュビリー
東10,△,10,ブシン
東10,△,14,ユキマル
新11,△,5,ミルトクレイモー
新11,○,10,カンティーユ
新11,▲,11,チェイスザドリーム
新11,△,13,ヤクシマ
新11,△,14,ファイアダンサー
新11,◎,16,マイヨアポア
新11,△,17,カフジテトラゴン
京11,△,2,トゥデイイズザデイ
京11,○,4,ロングラン
京11,◎,8,アルジーヌ
京11,▲,12,ショウナンマグマ
京11,△,16,トランキリテ
東11,☆,5,ノースブリッジ
東11,▲,6,ソールオリエンス
東11,◎,10,ダノンベルーガ
東11,○,12,リバティアイランド
新12,○,6,シャパリュ
新12,◎,7,ドッビアーコ
新12,▲,9,サーティファイド
京12,○,1,リジル
京12,▲,9,シゲルソロソロ
京12,◎,10,ラブコメディ
東12,◎,3,アームズレイン
東12,▲,5,エーティーマクフィ
東12,○,12,エルバリオ

≪勝負買い目≫
東京1R
ワイド
2-10(100%)

ルミエールオータムダッシュ
馬連
10-16(25%)
三連複一頭軸流し
16-5,10,11,13,14,17(15点×各5%)

天皇賞・秋
単勝
10(25%)
馬単
10-5(1%)
10-6(2%)
10-12(7%)
馬連
6-10(5%)
10-12(23%)
ワイド
5-10(7%)
6-10(21%)
三連複
5-10-12(2%)
6-10-12(7%)

≪重賞見解≫
ベラジオオペラ,大阪杯は有力馬がドバイに出走するためメンバーレベルが低く、同日の2Cよりも0.5秒差程度だし、実質G2レベルのG1だった。宝塚記念はローシャムパークが捲ってきて負荷が強い中で3着に粘る強い競馬。成長度合いなら4歳世代で最上位の存在だが、立ち回り性能に優れたタイプで、器用さを活かしてこそ。直線長い東京の舞台ではキレ負けしそう。

ノースブリッジ,香港QE2世Cの内容が優秀で、前半800mを25.10-22.94のハイラップでの逃げで、後半800mを11.82-12.06-12.13-12.86と減速する消耗戦を残り200m地点まで先頭でロマンチックウォリアーとプログノーシスとタイム差なしの3着は優秀。今回のメンバーはマテンロウスカイ以外の逃げ馬はハイペースを逃げた経験がなく、マテンロウスカイが速いペースで逃げても2番手以下は上がらない展開になりそう。さらに土曜の東京芝の馬場状態は決め手がある馬なら外から差しても届くが基本的には前が残りやすいことも追い風で、位置取りの利で馬券内可能。

ソールオリエンス,コーナーリングが不得手で、広くて直線長い東京コースがベスト舞台。前走の宝塚では後方で脚を溜めてラストの末脚勝負に徹して2着好走。好走した皐月賞と宝塚が道悪だったために重馬場が向いているイメージがあるが、どちらもラストまで脚を溜めて一気に末脚を爆発させた乗り方が好走要因だと思っている。実際に新馬戦ではL2F11.0-11.0で走っているように決してキレない馬ではない。レーベンスティールと3倍オッズが貰えるならば買いたいのは断然こちら。

ドウデュース,追走に脚を使ってしまうと最後に脚が使えなくなる馬で、天皇賞・秋、ドバイターフ、宝塚記念はレース序盤で行きたがってピッチを速めてしまいラストスパートまで脚を溜められなかったことが敗因。武豊Jは宝塚記念で「4コーナーで外を回りすぎると思い、切り換えて内を選択しました」とコメントしているが、馬場の良い外に出してもブローザホーンを追い抜く余力がなかったために距離ロスを防ぐ内目の進路を選択したと言い換えてても良いだろう。ニエル賞はレース序盤こそペースが遅かったものの欧米らしく中盤でラップが緩まない展開で脚を溜められず、ジャパンCは中盤でイクイノックスのペースに合わせて行きたがってしまい脚を溜められずに最後は末脚を伸ばせなかった。ピッチ走法でコーナー性能が高く、他馬がコーナーで減速する中で加速できる強みを活かせる舞台がベスト。人気を集めるならばここは軽視する。

ダノンベルーガ,前走ドバイターフは馬群の外からスムーズに加速した馬が勝ち負けする展開。馬群の中に入れて追走し、前が詰まって追い出し遅れたが、ラストの脚色は明らかにドウデュースを上回るもの。昨年の秋天はハイペースで前が潰れる展開を後方にいて仕掛けを遅らせたジャスティンパレスとプログノーシスに最後は交わされたが、プログノーシスに並び掛けられてから一度は差し返していて改めてこの馬のポテンシャルを感じさせた。斤量不利な3歳時に秋天で馬券内に走れる能力は本物で、そもそも東京芝2000mで行われた新馬戦で2:01:3は歴代2位で上がり33.1はトップタイでずっと評価し続けてきた馬。イクイノックスのいない中距離路線ではトップレベルの存在で、G1取れるだけの能力あり。マテンロウスカイ以外にハイペースで逃げた経験のある馬がいないメンバー構成で、岩田親子が牽制し合ってペース落とした番手を追走する展開になる可能性が高く、ラスト3Fの瞬発力勝負になってこの馬最大のストロングポイントを活かせる。さらに一気の脚を使う技術に優れた鞍上ならば不安要素は少なく、オッズ妙味もあり自信の本命。

ジャスティンパレス,昨年の秋天はこの馬自身が上がり33秒台を使えたことに驚いたが、最後方からの競馬で展開がドンピシャで向いたため高い評価はできず。ステイヤータイプで脚はそこまで速くないし、スタミナ比べのマラソンレースでこその馬で、ペースが落ち着いてラスト3Fの瞬発力勝負では分が悪い。昨年のように展開がドンピシャでハマれば好走できるだろうがその時はその時。近走の敗因が分かりやすく明確なことから、いかにも穴人気しそうでオッズ妙味もなくて軽視。

リバティアイランド,オークスを走破時計2:23:9以内で走った馬はジェンティルドンナ、アーモンドアイ、リバティアイランド、スターズオンアースの4頭のみで、その中でL2Fを加速ラップで走ったのはリバティアイランドだけ。秋華賞は逆手前でコーナーを回りながら加速して他馬を置き去りにするポテンシャルは相当なもの。結果としてコーナーリング性能の低さを露出した形とはなったが、最後は流す余裕もあるほどで同世代の牝馬限定戦では力が抜けていた。JCはイクイノックスが強すぎたが、古馬の牡馬相手に先着して能力の高さは証明済み。今年はハイレベルな3歳勢が不在で、直線長い東京コースならば人気でも逆らえず。

レーベンスティール,エプソムCは59キロを背負って1:44:7は立派だが、負かした相手は強くない。時計面で分かりやすい材料+G1連勝中のルメール騎乗というだけでいかにも過剰に売れそう。オールカマーもメンバーレベルが低く、勝利こそしたものの高い評価をできる内容ではなかった。ポテンシャルはG1でも通用するレベルにはあるものの、今回は不利な大外枠を引いてしまったし、ハイレベルな昨年の秋天・JC好走組が出走する中で低レベルだった春の芝中距離国内G1組と新興勢力のこの馬は評価を下げる。新馬戦の内容から舞台適性は高そうだし展開も向きそうだが、ルメール頼みの外枠とソールオリエンス比較でオッズ差があり過ぎる点から買いたい気持ちにはなれなかった。

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