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今年は知夫里島に行きたいなあ、と思っている皆さまへ♪おすすめの時期や食べ物やアクセス方法等、ざっくりと紹介します!


昨年2018年4月末に島根県隠岐郡の「知夫里島(ちぶりじま)」に来てから、もう何か月かで1年になります。早いもんだ!

(新米の宣伝広告のような写真。2019年1月のお誕生日に撮影。ついに四十路。髪も伸びて肥えました。健康万歳!)

このブログもうっかり更新が滞っておりましたが、その間にいろいろと変化があったり、体調崩したり、お引越ししたり、のんびりながらもグイグイと人生が進む知夫里島です。

情報を完璧に調べて出そうとすると滞るので(悪い癖だ!)、ゆるい感じで書いていこうと思います。

さて。
「今年は知夫里島に行きたい」というお友達の声が多くて、さとみは非常にうれしいですよ~。
行きたいなあ、と思っている皆さまへ、ざっくりと知夫里島の情報をお伝えしたいと思います!
  

<時期>
時期は、暖かくなって海も落ち着く4月~がおすすめです。

昨年は本土からのお友達が、6月の梅雨手前ぐらいに来てくれたのかな、晴れていてそれほど暑くなく、隠岐全島をめぐって、とても楽しかったです。下はその時の写真。赤壁を望むお友達。遠くには放牧された牛さんが。のどか×ぞっとするような絶景のコントラストが、知夫里島の特徴。

は海遊びができるから、一番人気です。綺麗な海を全身で堪能!

知夫里島の海は、人口が少ないことが功を奏し、透明度が高くてとても美しいです。感動します。(さとみは今年の初夏~夏にイベント対応があるため、お友達が夏に来た場合、一緒に遊ぶのは難しいかもしれませぬ)

秋~初冬は、イカ釣りが楽しいよ!!アオリイカのシーズンです。さとみもエギングというイカ釣りデビューを果たしました。下手くそで全然つれませんでしたが楽しい!!(観光客の方で釣り竿のない方は、来居港にあるガソリンスタンドでレンタル可能です。)

も、フェリーが度々欠航して絶海の孤島のようになるため「ザ・離島!!」感を、ある意味夏以上に味わえます。
知夫里島は、雪がそれほど降らず、降ってもすぐ溶けるので、雪のアクティビティはありません。風が強くて枯れた大地に牛がいる、という風情。
一番厳しい季節が一番「その土地らしさ」が出る気がしています。冬の北海道や青森、夏の沖縄、等。その厳しさの中に、研ぎ澄まされたその土地だけの美しさが現れます。

上の写真、真ん中にある王蟲みたいに丸っこい島「神島(かんじま)」に、まるで天上から神が降りてきたかのように光が差した瞬間をパチリ。神島には、知夫里島に初めて神様が降り立った、という伝承もあります。幻想的!!さとみは「冬の神島にさす後光推し」です!

ストイックな方、物好きな方は、冬に一度来てみてください。「冬のヨーロッパの荒れ地」みたいな写真が撮れたりします。

<食べ物> 
様々な事情から、小さな知夫里島では飲食店がとても少ないです。
いかに島民の方々と交流して、いかに自力で楽しむか、がミソです。

飲食店、充実していません(2019年2月現在、2~3軒。夜は予約すれば開けてくれるお店もあります。)
海に囲まれた島のイメージのままに「漁師ののっけ丼」「海鮮丼」「岩ガキ御膳」など食べられるかなあと思って来ても、ありません。
(内航船で隣の島に行けば、食べられるところもあります。)

今、その現状をなんとかしようと動いている島の方々もいらっしゃいます。

お友達の優ちゃんがやっている下記のお店(セキヘキノカケラ)では、事前に連絡を頂けたら漁師の方からお魚やサザエなどを取り寄せて夜のメニューに出したり、ランチでも魚が手に入ったら地魚を使った定食を出したりしていますよ。(自分で釣る文化、貰う文化のせいか、魚屋さんもないです。長崎のとある離島の観光WEBサイトを見たら、同じように「魚屋はない」と書いてあったので、小さな島あるあるなのかなと思います)

そのような現状を踏まえたうえで、もっと美味しいものが提供できる島になることを願いながら、どの時期に何が美味しいか??をざっくり紹介!!

サザエと牡蠣を同時に味わいたいなら春!!!


◎「3月~5月は岩ガキのシーズン」
大きくてぷりぷりです。
岩ガキを食べたかったら春に来てください。
地元の牡蠣を常時食べられるようなお店はありませんが、友人知人にお願いして取り寄せて食べることは可能です。(6月初旬以降から食べられなくなります。)

◎「サザエ」は通年。
だいたい通年通して漁師さんたちから入手して食べられますが、6月は禁漁期間のため×。
8月は一般の方向けに、サザエつかみ取り体験という一日限定イベントがあります。その場でサザエのつぼ焼きも食べられるよ~!ちなみに、サザエ、アワビともに冬が一番美味しいらしいです。


 
◎イチ押し「お大師さん参り」

旧暦3月21日(2019年は、4月25日木曜)は「お大師さん参り」という行事があります。
弘法大師様の命日(旧暦3月21日)に、島内7地区のお堂を巡礼する、お遍路さんのミニチュア版ともいわれる行事ですが、
各地区のお堂では、地区のおかあさんたちが腕を振るった沢山の郷土料理などが振舞われます。(お賽銭を入れて、振舞いを頂きます)
これがうまい!!すごい!!!!

おかあさんたちの料理の腕前ハンパない!


地区ごとに特色もあって、お大師さんをまわると、なんとなく知夫を体感できるかもしれません。サザエも食べられる可能性大!!!
 
今年の日程はGWにかぶっていませんが、時間に融通の利く方は、ぜひともお大師さんを目指して遊びに来ていただければ!!

季節ごとの美味しいものは、、、

春なら 牡蠣、サザエ、わかめ、お大師さんで郷土料理。
夏なら 白イカ、鯛、サザエ。
秋なら カツオ、アオリイカ、グレ(メジナ)、サザエ。
冬なら 岩海苔、クエ、サザエ、2月以降からナマコ。
(サザエはレギュラーメンバー)

ここに、春なら山椒に筍に野イチゴとか、6月以降は梅スモモとか、秋なら柑橘類とイチジク・柿などの野山の幸が加わってきます。

アワビは島でもなかなかお目にかからないですが、漁師さんから貰えたりします。


<観光の足(車、バス、自転車など)>
観光の足も、限られております。

2019年2月現在、

レンタカー4台のみ。
観光タクシーが2台のみ。
バスなし。
レンタサイクル・レンタバイクなし。
(えーん、ごめんなさい!(><))

ということで、
実質レンタカーが借りられないと、資金に余裕のある方はタクシー、体力のある方は徒歩、ですが、アップダウンがあるので大変かもしれません。
欧米の観光客の方は徒歩でどこまでも行くかたが多いです(すごい)。

(この観光の足をどうにかせんと、、、!!と関係各位、頑張っております!)(足はないけど、来てほしい!素敵なところだから!でも足がないと不便なのは本当に分かる!だから改善していきますー!!)


<スケジュールは余裕をもって>

本土からは船での移動になるので、海の状況により欠航もあります。余裕をもったスケジュールで遊びに来ていただくのがお勧め。

弾丸旅行は、個人的には勿体ないと感じます。腹をくくってのんびりしにくると、気持ち的にも副交感神経にスイッチが切り替わっていいんじゃないかな~と思います。

宿泊施設も小さな島なので少ないですが、ホテルや旅館、民宿、民泊を紹介することもできます。GWや夏季などのオンシーズンは早めにどこもかしこも埋まっちゃうので、早めの予約問合せをお勧めします。

レンタカー2019年2月現在4台しかないので、早めの予約をお勧めします。(レンタカーの予約は、知夫里島観光協会が受付しています。⇒詳細はこちら


<どうやっていくの?>

私がどうこう書くよりも、下記のサイトが一番分かりやすいと思います。

いまはWEBで検索すると、飛行機や電車や船の乗り換え方法がちゃんと出てくるので、便利になったものよ…

◎知夫は「来居港(くりいこう)」がフェリー発着の玄関口です。

◎来居港までは「境港」か「七類港」からフェリーが出ています。


◎東京は、羽田空港 ⇒米子空港 ⇒接続バスで境港か七類港 ⇒フェリーで来居港 が一番分かりやすいと思います。

◎名古屋は、①県営名古屋空港(小牧) ⇒出雲空港 ⇒バスで松江駅、さらに松江駅からバスで境港か七類港 ⇒フェリーで来居港 という手もありますし、②出雲空港まで来たら、 ⇒隠岐空港(島後 隠岐の島町にある)まで飛行機乗り換えで行って、島後観光後に船で知夫里島 来居港に移動するのもいいと思います。

名古屋と大阪は、米子or松江まで高速バスも走っているので、移動のお金を節約しながらゆっくりのんびり行きたい方は高速バスもお勧め。

◎大阪は、東京や名古屋より近いので断然来やすいです。隠岐出身で大阪在住の方も多いです。伊丹空港 ⇒出雲空港 or 隠岐空港 に便が出ています。空港からは港に移動して、船で知夫里島 来居港へどうぞ!

福岡・札幌方面からの方は、上記のリンク先でアクセス方法を確認してください~!!


・・・

ということで、以上がさとみ目線での知夫里島ざっくり紹介です^^

4月のお大師さんと冬の神島は、推し!!

行きたいなあ~という皆様へ、少しでも参考になれば幸いです。


むらもとさとみ

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足もみ師さとみ
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