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頑張って手に入れたのに、どうして無いものにしてしまうんだろう

先日の投稿に書いた、
私が大人になってから出来るようになった
英会話のこと。

実は少し前まで、
私が手に入れたものだと認識していませんでした。

10年前、米軍基地で働き始めた私は、
周りの話せる人たちを見て、
とても羨ましく思っていたし、
自分の英語の出来なさに落ち込む日々でした。
仕事で困らないくらい話せるようになりたい。
そう思っていました。

10年後、私は仕事で困らないくらいの英会話は出来るようになっていたのに、
それは出来て当たり前だと思っていたのです。
むしろもっと出来なければ、
私は英語が出来るなんて思ってはいけないとさえ思っていました。
周りのもっとペラペラの人たちと比べて、
自分が手にしたものが見えていなかったのです。

頑張って手に入れたものなのに、
どうして自分の中で無いものになってしまうんだろう。

自分よりもっと出来る人と比べ続けたり、
時間をかけた割にこんな程度か、
と自分の頑張りを認めない声かけ。
それらが自分で手に入れたものを無かったものにしていたんだなと気付きました。

10年前の私は欲しくて欲しくて仕方なかったはずなのに、
10年間色々なライフイベントと共に頑張って来たはずなのに、
それをすっかり忘れてしまう。

コーチングを学び、
『比べるのは他人ではなく過去の自分』を実践出来るようになった今は、
きちんと自分の頑張りも、
欲しかったことを得た喜びも、
忘れずに積み上げて行こうと思えています。

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