半夏生ず(はんげしょうず)
半夏が美しい季節となりました
一般的には「烏柄杓 (からすびしゃく)」と呼ばれています
畑のそばにも咲きはじめました
異常気象でも花はこうして
季節を昔と同じように教えてくれることに
ホッとしたりします
農家にとっては大切な節目の日とされ
農家はこの日までに田植えを済ませ
このあとは田植えをしないという風習があるそうです
「半夏生前なら半作とれる」
という言い伝えは、田植えが遅れても
半夏生の前なら平年の半分までは
収穫できるという教えです
まっきゃまの田植えは例年より遅れましたが
なんとか間に合いました
しかしながら今の農家は昔のように
田んぼだけしていればいい
というわけではありません
田植えが終わってもひと休みはできません
米の価格の下落により生活を保つため
野菜や他の作物、
6次産業をしている農家さんも
たくさんおいでますので
わたしたちもせっせと働いていますが
たまに雨の恵みに心を休め
半夏(からすびしゃく)に癒やされながら
しばし心のスイッチの切替をします