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2021年8月の記事一覧
天地始粛(てんちはじめてさむし)
二十四節気「処暑」の次侯
粛には、鎮まるとか弱まるという意味あり
ようやく夏の気が鎮まり
秋らしい涼しさが訪れる頃
週末はムシムシとする時間もありましたが
風が気持ちいい時節となりました
秋の虫と夏の代名詞のような
セミの鳴き声が時間ごとに交差する
週末は
細胞が共鳴する
素晴らしい触れ合いがたくさんありました
遠くに行けなくても
血が騒ぎ
肌がふわっと沸き立つような
生きている感覚を
味
処暑 綿柎開(わたのはなしべひらく)
七十二候が好きなところのひとつは
詩をよむような
美しい言葉に出会うところです
綿柎開
(わたのはなしべひらく)
綿の木が萌果といわれる実をつけて
その実がこの時期にはじけて
コットンボールがあらわれる
少し涼しくなった風
秋の虫が鳴き始める音
弾ける綿の実の風景を想像し
今を味わう
心に静寂が流れます
いつもこんな安定をしていれば
問題ないのですが
まだまだ修行中なこころは
日々ざわつくこ