映画の視点から「風の時代」を解釈してみる
先日、男はつらいよ
シリーズ50作目にあたる
「男はつらいよ お帰り寅さん」
を視聴していました。
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懐かしい面々が
次々と登場し、
時代を感じさせる
エピソードで、
昔の全盛期時代の寅さんも
観たくもなりました。
そんな時、
ふと思い出したのは、
風の時代の
生き方、価値観って、
寅さんのようなことを
言うんじゃないのかなあと
思った次第です。
どこかの会社に
就職しているわけでなく、
家に住んでいるわけでもない、
結婚もしてない。
こだわりがなく自由奔放。
そんな寅さん自身は、
自分のことを不幸な人間だとは、
これっぽっちも思っていなかったと
思うんですよね。
それと風の時代って、
お金の価値観も変わるような
ことも聞いたことがあります。
貨幣経済が消失するなんて
恐ろしいと思いますが、
確か、海外SFテレビドラマ
「新スター・トレック」では、
貨幣がない、
貨幣制度消滅時代を
描いていました。
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特徴的なのは、
レプリケーターという
物質を生成し分解する装置。
今でいう3Dプリンターの
ようなもの。
食品も作ることができるので
人々は飢えることなく
自由に食物を
食べることができる。
これによって、
貨幣経済がなくなり
貧困も飢餓も克服した
未来世界となっています。
今の風の時代が、
どんな形になるかは
わかりませんが、
ひ孫に
「地の時代ってどんな時代だったの?」
聞かれたら、
「チャップリンのモダン・タイムス
を観れば分かるよ」
と答える時代がくるかもしれません。
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そんなの映画、SFの話しだろ?
寅さんがそこら中にいたら、
たまったものじゃない!
、、、という次の、
またその次の世代で
ようやく真の風の時代が
到来しているのかもしれません。
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参考資料
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男はつらいよ 全50作DVDボックス
スター・トレック ヴォイジャー シーズン1 <トク選BOX> [DVD]
※レプリケーターに関しては、Star Trek Voyager 第11話「裏切り者」より