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読者が欲しいと感じるセールスライティング7STEP【あなたのブログで物が売れる】

・副業でブログを始めたけど全く売れない…
・どんな構成で書いていけばいいのかよくわからない。

このような悩みを解決できる内容です。

アクセスがあっても、読者が「欲しい」と思わなければ物は売れません。

副業でブログを始めてみると「物が売れない」という悩みにぶち当たります。

「アクセスは集まるけど収益が0円」「リンクはクリックされているけど売れない」といったのは私も経験があります。

それを解決するために欠かせないのが、セールスライティング

例えば以下のようなものですね。

・一人のターゲットに絞って書く
・商品購入後の未来を想像させる


ネットで「文章術」と調べたり、Twitterのビジネス系アカウントで頻繁に出てくるので、ご存じの人も多いでしょう。

ただ、実際にやってみると全然うまくできませんよね。

これは、表面的な部分しか見てなく、本質的な部分をわかっていないからです。

逆に、本質的な部分を理解できると、記事をすらすら書けるようになり、あなたのブログからドンドン収益が発生するようになります。

ということで本noteでは、読者が「欲しい」と思って財布の紐を緩めてしまうような文章術を解説していきます。

副業ブログが上手くいっていない、収益0円で悩んでいる人は、ぜひ本noteを参考にしてくださいね。


STEP1:読者が「欲しい」と思って財布を緩める本当の理由


文章術を紹介していく前に、絶対理解してもらいたいことがあります。

それは、読者は何に対してお金を払っているのかということ。

読者は「明るい未来=ベネフィット」にお金を払っています。

商品のメリット・特徴ではなく、「その商品を買うと自分の生活がどう良くなるか?」に価値を感じてお金を払いたいと思います。

具体例として「掃除機」のセールスコピーを紹介しましょう。

以下の2つを見比べた時、あなたはどちらの商品を欲しいと思いますか?

(1)
この掃除機は、サイクロン式なので吸引力が抜群!
床のごみをあっという間に吸い込みます。
重量が600gと超軽量!持ち運び楽々で家中を簡単に掃除できます。
値段は1万円でコスパ最高なのでオススメです。

(2)
埃をしっかり吸うので、ハウスダストアレルギーの鼻水・くしゃみ・目のかゆみが無くなって毎日快適に過ごせるようになります。
気軽に掃除機をかけられるから「掃除が面倒くさい」って気分にもならず、家中いつもキレイ保てますよ。

多くの人は(2)の方が魅力的に感じると思います。

この理由について、解説していきますね。

まずは(1)。

・サイクロン式で吸引力が抜群
・重量も600g
・値段が1万円
→全て公式サイト・カタログに書かれている内容。

凄そうに述べているけど、当たり前の事を書いているだけです。

なのでセールスコピーを読んだ読者も「へー、そうなんだ」程度の感想しか抱かない。

また、吸引力と軽さを推しているけど、どんな人に向いているのか全く分かりませんよね。

このように、読者の心を掴めていないと、絶対に最後まで読まれません。

結果的に「欲しい」と思われるどころか記事すら読まれずフェードアウトされてしまいます。

→これが売れない文章の典型パターン

一方、(2)。

・アレルギー症状が治まる
・気軽に掃除ができるから、家中いつもキレイに保てる
掃除機を買うとどうなるかわかる。

掃除機を買うと具体的にどうなるか想像できますよね。

また、(1)とは違い、読者の悩みも明確です。
※私の事なんですがね。

・ハウスダストアレルギーに悩んでいる。家にいると、鼻水・くしゃみ・目のかゆみが止まらず、アレルギー薬が手放せない。

・掃除をしたくても面倒くさいと感じてしまう。

そのため、同じような悩みを抱えている読者の心には刺さりまくります。

「この人は自分のことをわかってくれてる!」
「自分も同じ悩み抱えてるし、どんな物か見てみよう」

このように感じるので、記事を最後まで読まれる確率が跳ね上がります。

(1)とは違い記事は読まれているので、売れる確率も高くなるといえますね。

STEP1:まとめ

大半の物には上位互換・代替品があるので「その商品が欲しい!」と強く思うことあまりない。

しかし、ベネフィットを想像させることができると「あまり欲しくない・興味なかった物」が「欲しい」に変えることができる。

→読者は商品の特徴・メリットではなく、ベネフィットに価値を感じてお金を払いたいと思っている。


それでは、次のステップからは超簡単にベネフィットを見つける方法を紹介します。

STEP2:【超簡単】ベネフィットの見つけ方


「読者が欲しいと思う時、明るい未来(ベネフィット)を感じている」と紹介してきました。

「ベネフィットが重要なんだ!さっそく使ってみよう!」と思うでしょうが、実際にやろうとするとなぜか上手くできない。

その理由は、ベネフィットの見つけ方があやふやだからです。

まずは超簡単にできるベネフィットの見つけ方を具体例を含めて解説していきます。

特徴・メリットに「つまり?」を何度も繰り返して深堀りする

上記により、どんな商品からもベネフィットを導き出すことができます。

やり方は以下の通りとてもシンプル。

①商品の特徴・メリットをリストアップ
②それぞれの特徴・メリットに「つまり?」と質問を続ける

先ほどの掃除機の例で説明しましょう。

特徴(1)
①吸引力が抜群 ←特徴・メリット
↓ つまり?
②床の埃をしっかり吸える
↓ つまり?
③アレルギーの原因であるハウスダストが減る
↓ つまり?
④ハウスダストアレルギーを起こしにくい
↓ つまり?
⑤鼻水がでなくなって、目のかゆみも収まる←ベネフィット

特徴(2)
①重量が軽い ←特徴・メリット
↓ つまり?
②持ち運びが楽
↓ つまり?
③家中掃除しても疲れにくい
↓ つまり?
④掃除機をかける面倒が無くなる
↓ つまり?
⑤家の中をいつもキレイに保てる←ベネフィット

このように、「吸引力が抜群」「重量が軽い」という特徴・メリットに「つまり?」を繰り返し使うことで、連鎖的にベネフィットを見つけられます。

また、このやり方を続けると、新しいベネフィットを大量い生み出すことができます。

例えば、特徴(1)では「②床の埃をしっかり吸える」に「つまり?」で「③アレルギーの原因であるハウスダストが減る」が出てきました。

ここから派生させると、

③同じ場所を掃除する必要が無い
↓ つまり?
④掃除機をかける時間が短くなる
↓ つまり?
⑤空いた時間で他のことができて時間を有効活用できる

といった別のベネフィットが見つかります。

つまり、1つの商品から

・ハウスダストアレルギーで苦しむ人
・掃除時間を短縮させてい人

といった2つのターゲットにアプローチすることが可能といえます。

この方法により、あなたが想像したターゲット読者に対して刺さる文章を書けるようになるでしょう。

STEP2:まとめ
ベネフィットを見つけるコツ

①商品の特徴・メリットをリストアップ
②それぞれの特徴・メリットに「つまり?」と質問を続ける

①②を繰り返すことで、ベネフィットを大量い生み出すことができる。


STEP3:3つのターゲットへのアプローチ方法


基本的にどんな商品を売る場合でも、以下のような3つのターゲットに分類できます。

(1)商品を知っている。欲しいと思ってる
(2)商品を知っている。まだ欲しくない
(3)商品を知らない。ベネフィットに興味ある。

上記のツイートを深掘りしていきます。

例として、ピッツァ用の小麦粉である「サッコロッソ」で分類してみます。

(1)商品を知っている。欲しいと思ってる
→お店でピッツァを提供している料理人。

(2)商品を知っている。まだ欲しくない
→「サッコロッソ」の存在は知っているけど、お店の味を買えたくないと考えている料理人。

(3)商品を知らない。ベネフィットに興味ある。
→美味しいピッツァを作りたいけど、「サッコロッソ」の存在を知らない人。


読者が求めていない提案をしても心に響きません。
あなたのWebサイトを流し読みされ、結果、物が売れません。


一方、ターゲットが明確だと、刺さる言葉を選べます。
あなたのWebサイトをじっくり読んでくれるので、売れやすくなります。

STEP3では、これら3つのターゲット毎のアプローチ方法を解説します。

(1)商品を知っている。欲しいと思ってる


購入意欲:高

(1)のターゲットの感情は下記の通り。

・具体的にその商品を知っている。
・条件が合えばすぐにでも買いたい。

すでにその商品を知っていて、買う気満々。

そのため、ターゲットには少し背中を押してあげるアプローチが効果的です。

「限定」「今すぐ始めたほうが良い理由」「割引がある」などですね。

例えば、
・今買うとキャッシュバックキャンペーンがあります。
・効果が出るまで〇か月かかるので1日でも早く始めたほうが良い
・先着〇〇名限定で料金が半額

ただし、(1)を狙うとすれば、競合が多いのが事実。

大手が広告を出していたり、他のアフィリエイターがSEOをゴリゴリに対策しています。

つまり、我々個人ブロガーが勝負できることはめったにありません。

ただ、ニッチな商品であれば狙えることがあるので覚えておいてください。

(2)商品を知っている。まだ欲しくない


購入意欲:中

(2)のターゲットの感情は下記の通り。

・どれにしようかな?
・本当に買っても大丈夫かな?

商品の存在は知っているけど、購入を迷っている段階です。


そのため、他の商品と差別化して提案するのが効果的です。

例えば、
・他の商品よりも優れているポイントを提案
・コスパの良さを提案
・この商品にしか搭載していない機能を提案

ポイントは、他の商品とのしっかりした違いを語ることです。

(2)のターゲットは迷っているので、他の商品と比べて「こっちにしよう!」と強く思わないと行動しません。

そのため、あなたが売りたい商品の強みはガンガン伝えていきましょう。

(3)商品を知らない。ベネフィットに興味ある


購入意欲:低

(3)のターゲットの感情は下記の通り。

・どうすれば解決できるだろう?
・他に良い方法はないかな?

悩みや欲求が漠然としている段階です。

(3)のターゲットのアプローチは(1)(2)とは異なり、「商品名」を語らないことが重要です。

なぜなら、あなたが売りたい商品を読者が知らないから。

そのため、商品名は出さず、ベネフィットが手に入る解決策を提案していくことが効果的です。

例えば、

(メンズ向けオールインワンジェルを売りたい場合)
・スキンケアが面倒くさいあなたへ。1日30秒で完了するスキンケア方法を教えます。

(中華調味料を売りたい場合)
・もっと美味しい中華料理を作りたいあなたへ。たった1秒で家の料理が本格中華に早変わりする方法を教えます。

このように提案して本文を読ませて、記事の最後部分で「これらを解決するのが〇〇です」と商品を紹介するのが基本的なアプローチになります。

STEP3:まとめ
基本的にどういった商品でも、以下のような3つのターゲットに分類できる。

(1)商品を知っている。欲しいと思ってる
すでにその商品を知っていて、買う気満々。ターゲットには少し背中を押してあげるアプローチが効果的です。

(2)商品を知っている。まだ欲しくない
商品の存在は知っているけど、購入を迷っている段階。「他の商品と差別化」して提案するのが効果的。

(3)商品を知らない。ベネフィットに興味ある。
悩みや欲求が漠然としている段階。商品名は出さず、ベネフィットが手に入る解決策を提案していくことが効果的。

STEP4:読者の心をつかむ文章表現6選

読者の心をつかむためには、読みやすさ・わかりやすさが大切。

STEP4では、読者の心を掴む魅力的な文章表現のポイントをお伝えします。

タイトル、導入文、見出し、本文のどの部分にも活用できるので、しっかり覚えておいてください。

(1)現実的・具体的なベネフィット


おさらいですが、読者は「明るい未来=ベネフィット」にお金を払っているので、ベネフィットを語ることは必須。

ベネフィットを表現する時のコツとして、「現実的」「具体的」を心がけてください。

まず「現実的」なベネフィットについて、例を見ていきます。

(1)1日30分!売り上げが1000倍になる文章術
(2)1日30分!売り上げが5倍になる文章術

(2)の方が現実的で信用できますよね。

(1)の方は、1日で30分で売り上げ1000倍になるなんて想像できません。
嘘っぽくて、うさん臭いと感じたはずです。

このようにオーバーな表現は読み手に「怪しい」といった印象を与えるので注意が必要です。

続いて「具体的」なベネフィットについて例を見ていきます。

(1)売り上げがアップする文章術!
(2)1日30分!売り上げが5倍になる文章術

(2)の方に魅力を感じますよね。

これは、ベネフィットが具体的で、実際に試した自分を想像できるから。

(1)も悪くはありませんが、今一つパンチが足りない印象です。

このように、ベネフィットを語る時は「現実的」「具体的」に意識してくださいね。

(2)一文は短く・不要な言葉は書かない


読者ファーストで考えると、一文は短くし、不要な言葉は徹底的に削除することが大切。

改行・区切りの無い長い文章が画面いっぱいにずらーっと並ぶと、それだけで読む気が失せますよね。

それに、今の時代はネットを見る端末の7割はスマホ。

スマホのブラウザは表示できる範囲が狭く、パソコンよりも長文が読みにくいです。

それにより、読者にストレスを与えてしまい離脱の原因になります。

リズムよくサクサク読める表現を心がけましょう。

(3)五感に訴える

五感に訴える表現はリアルにイメージしやすい

視覚(目)、嗅覚(鼻)、聴覚(耳)、触覚(肌)、味覚(舌)に訴える表現を心がけると効果的。

文章に五感情を盛り込むことで、臨場感が感じられる魅力的な文章になります。

また、商品の魅力を効果的にアピールできるので、テクニックとして覚えておきましょう。

例えば以下を参考にしてみてください。

・視覚(目)
毛穴が目立たなくなり、お肌がプルプルに潤なり、鏡を見るのが嬉しくなるスキンケアセット。

・嗅覚(鼻)
ホームベーカリーを寝る前にセットしておくと、翌朝は家中に香ばしいパンの香りが漂い、心地よく起きることができる。

・聴覚(耳)
焚火のようにパチパチと心地のいい音が出て、寝る前のリラックス効果を高めるウッドキャンドル。

・触覚(肌)
汗をかいても肌に張り付かず、サラサラで快適な肌着。

・味覚(舌)
ハンバーグをひと口ほおばると、柔らかい肉の旨みと肉汁がじゅわ~と口いっぱいに広がる。

(4)具体的な数字を使う


数字は目立つ効果が高く、一瞬で理解できる

読者にわかりやすく伝えるためには、具体的な数字を使うことが効果的です。

例えば、

「予約が取れない人気店」「予約が2か月待ちの人気店」
「利用者のほとんどが満足」「利用者100人中95人が満足」

であれば、後者の方が瞬間的に意味を理解できますよね。

なお、数字の入れすぎも読みにくいので注意してください。

(5)権威性をアピール


商品を売るためには、権威性のアピールも効果的です。

権威とは、社会的に信用が高い人だと一般に認められている人。
医者、弁護士、専門家、アスリート、インフルエンサー、セレブ、芸能人等ですね。


例えば、以下のようなキャッチコピー

歯科医100人中95人が認めた電動歯ブラシ

これは、歯科医の権威を活用した電動歯ブラシのキャッチコピーです。

また、権威は組織にもあります。

例えば、「米軍で正式採用」「NASAが認めた素材」などですね。

このように、あなたが売りたい商品で権威をアピールできるのなら、積極的に活用していきましょう。

(6)実績・効果をアピール

あなたが売りたい商品に実績・効果があるならアピールしましょう。

例えば、
・楽天ランキングで1位獲得!
・業界シェアNo1
・次に来る〇〇大賞 1位

読者の購入ハードルを下げる効果が期待できます。

これは、「バンドワゴン効果」という心理効果を利用したもの。

バンドワゴン効果とは?
ある選択肢を多数が選択している場合、その選択肢を選択する者が更に増大する効果。
「人が持っているから自分も欲しい」「流行に乗り遅れたくない」と感じる心理によるものです。

この心理を利用すると、商品を知らない人、知っているけど購入を迷っている人が「これ欲しい!」と思わせるきっかけになります。

(5)で紹介した権威性と併用することで、さらなる効果アップも期待できるでしょう。

STEP4:まとめ
(1)現実的・具体的なベネフィット
(2)一文は短く・不要な言葉は書かない
(3)五感に訴える
(4)具体的な数字を使う
(5)権威性をアピール
(6)実績をアピール

STEP5:読者を引き込む導入文(リード文)6選


ここまで、「売りたい商品のベネフィットの見つけ方」、「ターゲットの見つけ方」を紹介してきました。

STEP5では、読者が一番最初に見る部分である「導入文」について解説していきます。

導入文の役割は、読者の心をつかみ、続き(本文)を読ませることにあります。

つまり、「続き(本文)を読ませることに全力を尽くす」というのが最も重要。

そのために読者には、「なんで?」「どうして?」と思わせる必要があります。

多くの人は本文を書きたいので、導入は雑になることがありますが、それは大きな間違い。

読者は暇じゃないので、導入部分が雑だと本文を読む前に離脱してしまいます。

私もブログ運営を始めたばかりのころは、導入文無しで本文を書いていましたが、全然アクセスが増えませんでした。

しかし、導入文に力を入れるようにしてからは、アクセス数が右肩上がりで上昇。今でも増え続けています。


このような理由で見込み客を逃がさないためにも、「読者に続きを気にならせるテクニック」を5個紹介します

(1)あえて未完成のままにする


「ザイガニック効果」という心理効果を使います。

〇ザイガニック効果とは?
完成されたものより、未完成のものの方が印象に残りやすく、興味を引かれてしまう心理のこと

よくテレビ番組で、「答えはCMのあと!」「続きはWEBで!」と見かけるのは、ザイガニック効果を利用したものですね。

これを応用すると、
導入文で未完成の情報を伝えて読者の興味を引き付けることで、本文を読んでもらうことが可能になります。

未完成だと読者も「なんで?」「どうして?」と感じ、続きが気になりますからね。

具体例を見ていきましょう。

(1)
たった3分!
寝る前にこのクリームを塗れば、
翌朝の肌がプルプルになり化粧ノリが良くなります。

(2)
たった3分!
翌朝の肌がプルプルになり、化粧ノリが良くなる方法。

(1)は読むだけで、ベネフィットの答え(クリーム)がわかります。

一方、(2)は続きを読まないとベネフィットの答えがわかりません。

そのため、どちらが続き(本文)を読まれるのか?と言われると(2)の方。

これがザイガニック効果を使った導入文の書き方です。

(2)デメリット・リスクは隠さない

①メリットだけ提示すると裏がありそうな印象を与える
②人によっては「デメリット・リスク」の感じ方は違う

「デメリット・リスクを語るとマイナスな印象を持たれるかもしれない」と考えるでしょうが、それは間違いです。

デメリット・リスクは導入文の時点でさらけ出した方が、読者の心を掴みやすくなります。

この理由について深掘りしていきましょう。

【①について】

あなたが売りたい商品のメリットを提示するのはとても大切ですが、メリットだけごり押ししても商品が売れません。

「都合がよすぎる」「裏があるんじゃないか?」といった警戒心を与えてしまうから

導入文の時点で警戒心を持たれると、本来の目的である「続きの本文を読んでもらう」という行動をしてもらえません。

逆に、デメリット・リスクを隠さず提示すると読者は安心感を覚えます。

理由は、あなたの誠実性が伝わり、信用を勝ち取れるからです。

誠実に接するということは、商品の情報を包み隠さず伝えることでもあります。

すると、おのずとメリットだけではなく、デメリット・リスクも説明することになりますよね。

その姿勢が、読者に安心感を与えることにつながり、「続きの本文を読んでもらう」という行動に繋がりやすくなります。

【②について】

あなたがデメリット・リスクだと感じることでも、人によって感じ方は違います。

例えば、

「最新のiPhoneには充電器が付属しない」
→充電器を持ってない人にはデメリットですが、すでに持っている人からすれば問題ありません。

「このゲームはアクション性が高いから万人向けではない」
→アクションゲームが苦手な人にはデメリットですが、得意な人からすれば問題ありません。


こういった理由から、デメリット・リスクはしっかりと伝えるように心がけてくださいね。

(3)ベネフィットを伝える

導入文にベネフィットがあると、「この記事を読むことで、自分にどんな利益があるのか?」を理解してもらえます。

その結果、スルスルと流れるように本文を読み進めてもらえます。

STEP1で解説した通り、読者は「明るい未来=ベネフィット」にお金を払いますからね。

私が実際に収益を上げている記事の導入文の一部を例に挙げると、下記の通りになります。

少しでも安くポケットWi-Fiを契約したいあなたへ。
契約にかかるお金を〇〇円、毎月の料金を△△円安くする方法を解説。

〇〇のトラブルでお悩みのあなたへ。
〇〇のトラブル解決方法を10個解説します。
このページを読むことで、再発した時でも冷静に対処できるようになります。

〇〇選びで迷っているあなた。
目的別のオススメ〇〇を解説!
これを読めば〇〇選びで迷わなくなるでしょう。

導入文では詳しく書く必要はありませんので、「本文を読むとどうなるか」くらいでとどめておくのがベターでしょう。

(4)矛盾を利用する


『認知的不協和』という心理効果を利用して、読者に続きを気にならせる方法です。

『認知的不協和』とは
認知と他の認知との間に矛盾(不調和)が生じた時、不調和を解消しようとして、考えを変更することで行動を正当化し、不安を解消しようとする心理

具体例を見ていきます。

1日3食好きなだけご飯を食べて1か月で5キロのダイエットに成功した方法
→「好きなだけご飯を食べて痩せるのは無理」という一般的な認知と矛盾します。

1日30分の勉強で資格試験に合格した方法
→「試験に合格したければ長時間勉強したほうが良い」という認知と矛盾します。


このように、矛盾による不快感を解消させたい心理を活用することで、続きが気になる文章を書くことができます。

(5)禁止・制限する


カリギュラ効果を用いることで、読者の興味関心をひきつけることができます。

具体例として下記の通り。

・本気で効果を実感したい人以外は購入をお断りしています。
・閲覧注意!この映画はグロいので大丈夫な人は閲覧してください。

カリギュラ効果とは
禁止・制限されると、むしろその物事が気になって逆の行動に走ってしまう心理

「このスイッチ絶対押すなよ」と禁止されると押したくなる心理です。

また、「雑誌の袋とじ」「伏せ字」「テレビのピー音」など、制限される場合に続きが気になってしまうのもカリギュラ効果です。

そもそも人間は「自分で決めたい」という本能を持っています。

それを禁止・制限されると自由を奪われたように感じるので、「自分で決めたい」と強く感じるようになります。

その結果、制限されたストレスから解放されたいと考え、あえて禁止・制限されたことをしてしまいます。

なお、なんでもかんでも禁止・制限をすればいいというわけではありませんので、下記をポイントを意識してください。

①強力に禁止・制限しないこと
②禁止・制限の理由を提示すること
③代償を支払うイメージを持たせる

①について
協力禁止・制限すると賛同する数が極端に減ってしまうからです。
極端な例だと「1日12時間作業できる人以外は参加は禁止」など。

②について
本文の中で禁止・制限の理由をしっかりと説明してください。
記事の最後まで読んだのに禁止・制限の理由がわからないと、読者が疑問を抱えたままです。
そのため、最終目標のクロージングまで繋がりにくくなります。

③について
カリギュラ効果の応用。
代償を支払うことで理想の未来(ベネフィット)が得られるようにイメージさせることも効果的な表現です。

例えば、
「この映画めっちゃ面白けど、前半1時間はグダグダ。飽きっぽい人は要注意。」
「この風邪薬を飲むと症状がピタッ止まります。ただ副作用でお腹がゴロゴロするので覚悟してください」

このように、「代償を払う事で、明るい未来が得られる」というイメージを読者に植え付けることで、より続きを気にならせることができるでしょう。

(6)読者に共感する


読者の悩みや欲求に共感して、理解を提供します。

読者に「なんで?」「どうして?」と思わせる効果は期待できませんが、信頼・安心感を与える効果があります。

なお、共感する時は、あなたの経験も交えながら書くと効果的です。

例えば、下記の通り。

〇〇でお悩みのあなた!
〇〇が解決できないと、△△ができなくて困りますよね。
私も〇〇に悩んだ経験がありますが、△△ができなくて苦労した覚えがあります。

読者の悩みに寄り添って共感しつつ、あなたの自己開示をすることで「この人なんかいい感じ」「なんか信頼できる」と思ってもらえます。

このような印象を持たれることで、続きを読んでもらいやすくなり、また、本文の内容も肯定的にとらえてもらいやすくなります。

同じ商品をオススメされるにしても、「よく知らない人」「顔見知りの業者」であれば後者を信頼しますよね。

文章だけでは完全に信頼関係を築けません。

なので、読者から「この悩みわかってくれるのかい?」「ほんとそれなんだよね」といった共感の感情を引き出すことを目標にしましょう。

STEP5:まとめ
導入文の役割は読者の心をつかみ、続き(本文)を読ませることにあるので、「続き(本文)を読ませることに全力を尽くす」というのが最も重要。

そのためには、下記6つのテクニックを用いて導入文を書くと効果が高い。

(1)あえて未完成のままにする
(2)デメリット・リスクは隠さない
(3)ベネフィットを伝える
(4)矛盾を利用する
(5)禁止・制限する
(6)読者に共感する

【導入文の例】
※例として、プロテインを紹介する時の導入文を書いていきます。

「本格的に筋肉を付けたいからプロテインを探しているけど、種類がありすぎて何が良いのか全然わからない!」

このような悩みを抱えているあなた。←(ターゲットを定める)
確かに、ネットで「プロテイン」と検索すると、ダイエット向け・筋力アップ向け、高い物、安い物等、何が良いのかわかりませんよね。←(読者に共感する)

私もプロテインを飲んでますが、初めて買った時はスポーツ店で小一時間ほど悩んだのでよくわかります。←(読者に共感する)
そこで、このような悩みを解決できるように、筋肉を付けたい人向けプロテインの選び方を解説。

正しく説明するために少し専門用語が入りますが、プロテインを選び方がしっかりわかります。←(デメリット・リスクは隠さない)

そのため、スポーツ店・ネットショップで迷わずサクッと購入できるようになるでしょう。←(ベネフィット)

また、後半では実際に私が使っているプロテインもご紹介します。

正直、お腹がゴロゴロしますし、価格も少し高いので万人向けではありません。←(「紹介するのにオススメしない」という矛盾、デメリットもしっかり紹介。)

ですが、しっかり効果は実感できるので、本気で筋肉を付けたい人にはオススメですよ。←(「お金はかかるしお腹がゴロゴロする」けど効果はあるというカリギュラ効果)

STEP6:読者を夢中にさせる本文の書き方3選

導入文が良くても本文がダメだと、読者が離脱してしまい全てが台無しになります。

一度離脱した読者が戻ってくることは無いので、本文でもしっかり読者の心を掴む必要があります。

ということで、このSTEPでは導入文でひきつけた読者を引き込むような本文の書き方について解説していきます。

なお、導入文と本文の役割は全く別物です。

【導入文】
役割:続き(本文)を読ませること
読者の感情:「なんで」「どうして?」

【本文】
役割:読者を説得・教育すること
読者の感情:「なるほど」「この理由なら必要だね」

このように、導入文でひきつけた読者を話さないように説得することが本文の役割です

なお、本文は導入文やクロージングと違い、テクニックはそれほど重要ではありません。

「どんな順番で語るのか」、つまりは構成が命といえます。

そのため、まずは下記で紹介する基本の型をマスターするように心がけてください。

この順番さえ覚えてしまえば、後は各項目に当てはめて書けばいいので、執筆スピードもアップすることでしょう。

(1)問題提起・解決方法の提案

読者が抱える根本的な悩みを明確にし、それを解決する方法を教えるのが目的。

実は、根本的な悩みの原因を理解している人はそれほど多くないです。

例えば「筋肉をつけたい」という悩みにしても、

①効果的な筋トレのやり方がわからない
②いくらトレーニングをしても筋肉が付かない

では根本的な原因は違います。

そのため、あなたが最終的に買ってもらいたい商品から逆算して問題提起をして、解決方法を提案するように意識してください。

【例】

①であれば、
「トレーニングジムに入会をしてもらう」をゴールに設定。
→あなたに筋肉が付かないのは、トレーニングのやり方が間違っているからかもしれません。
独学だと間違ったやり方でも誰も指摘してくれないので、効果は出にくいですし怪我の危険性も高まります。
そのため、筋トレ初心者はトレーニングジムに通い、「正しい筋トレのやり方」「メニューの組み方を学ぶ」というのが効果的でしょう。

②であれば、
「プロテインを買ってもらう」をゴールに設定。
→いくらトレーニングをしても筋肉が付かないのは、筋肉に必要な栄養が不足しているからかもしれません。
筋肉をつけるためにはトレーニングと同じくらい食事も重要。
食事を疎かにしていると、逆に筋肉がしぼんでしまうこともあります。

ただ、筋肉に良い栄養は一日3食のご飯だけで補うのは難しいのが事実。
そのため、本気で筋肉を付けたい人のほとんどはプロテインで栄養不足を補っています。

なお、(2)で具体的な解決方法を提案しますので、問題提起・解決方法の提案の見出しでは続きが気になるようなところで区切ってください。

そのためのテクニックは、STEP5で紹介した下記を意識してみると良いでしょう。

(1)あえて未完成のままにする
(2)デメリット・リスクは隠さない
(3)ベネフィットを伝える
(4)矛盾を利用する
(5)禁止・制限する
(6)読者に共感する

(2)具体的な解決方法の提案

(1)で提案した物で読者の悩みが解決できる具体的な方法を解説

導入文→(1)を読んで、読者の感情は「なるほど!それでそれで?」といった状態になっています。

そこで、メリット・特徴・コスパなどをしっかり伝えて読者を説得しいきます。

そうすることで「こんな理由なら買わないと!」と考えてもらえるので、購入に踏み切りやすくなります。

(1)で紹介した下記の2つの悩みを深掘りしていきます。

①効果的な筋トレのやり方がわからない
②いくらトレーニングをしても筋肉が付かない

①であれば、
でも、トレーニングジムに通うといってもハードルが高いですよね。
そこで、まずはトレーニングジムの概要から解説していきます。
(小見出し)トレーニングジムの特徴、メリット、価格を語る。
(小見出し)料金やサービスを他と比較する。
(小見出し)口コミがあれば掲載。

②であれば、
プロテインと言っても、何を飲めばいいのかわかりませんよね。
まずは、プロテインを選ぶうえで、注目する部分から解説していきます。
(小見出し)プロテインの仕組み、特徴、メリット、価格を語る。
(小見出し)料金や成分を他と比較する。
(小見出し)口コミがあれば掲載。

(3)ベネフィットの提案

導入文でも書いていると思いますが、本文の最後でもベネフィットは語るようにしてください。

というのも、導入文と本文の最後ではベネフィットの印象が変わるから。

導入文では、読者に続き気にならせるためにベネフィットを提案しますよね。
「なんで?」「どうしてそうなるんだろう?」と思ってもらうのが目的だからです。

一方本文では、読者を説得するためにベネフィットを提案します。
「なるほど」「この理由なら必要だね」と思ってもらうのが目的だからです。

例えば、ゲーミングチェアを紹介するとして、ベネフィットが「長年悩んできた腰痛が良くなった」だとします。

導入文:「なんでこの椅子にしたら腰痛が良くなったんだろう?」といった感情が湧く。

本文:「なるほど。この理由なら腰痛が良くなるのも納得」といった感情が湧く。

このように同じベネフィットでも、導入文と本文では読者の感情が異なります。

そのため、「ベネフィットは導入文で提案したからいいや」と考えず、本文の最後でももう一度提案するように心がけてくださいね。

STEP6:まとめ

読者に「なるほど」「この理由なら必要だね」と思ってもらうことが大切。
本文の役割は、導入文でひきつけた読者を話さないように説得することにあります。
なお、テクニックはそれほど重要ではなく、構成が重要。

(1)問題提起・解決方法の提案
(2)具体的な解決方法の提案
(3)ベネフィットの提案

STEP7:クロージングの3つのコツ


ここまで紹介した内容を意識して文章を書くと、あなたのブログからポツポツ物が売れるようになり収益も増えていきます。

しかし、より収益を増やすためには、記事を読んでも行動しない人を突破する方法を知る必要があります。

そのために重要なのが『クロージング』

※クロージングは、「お客さんとの取引を成約させる」という用語です。


クロージングを疎かにすると、見込み客を逃すことに繋がります。
「また別の機会でいいか」と離脱してしまうのです。

そして、一度離脱したほとんどのお客さんに二度目はありません。

大抵は違う場所で購入するか、別の物・サービスに申し込みます。


多くの人は、セールスライティングには力を入れていても、クロージングには手を抜いてしまいます。

クロージングは最後の部分なので、疲れて雑になる気持ちはわかりますが、お客さんの背中を押す非常に大事な部分


見込み客を逃さないためにも、下記で紹介するクロージングテクニックは覚えておいてくださいね。

(1)価格の正当性を提示する


コスパを意識させることが重要。

価値が高い物を安く買えるといったオファーをすると良いでしょう。

ただし、「安い」ということは全面に推さない方が良いです。

安いことをゴリゴリ推されると読者は「品質はどうなの?」といった疑問を抱きます。

疑問を抱いた時点で頭の片隅に「買わない」という選択肢ができるので、クロージングしにくくなるので注意が必要です。

(2)今すぐ申し込むべき理由を提示する


「みんな買ってて、今すぐ申し込まないと損をする」といったオファーをしましょう。

(例)
・〇〇日までに申し込むと〇〇円キャッシュバック
・〇〇時間以内の申し込みで〇〇円割引+特典が付いてくる
・先着〇〇名限定割引

などですね。


希少性を演出すると、無条件に売れます。

(3)損しないことを提示する


読者は「買って損をしないか?」という不安を抱えています。

購入後に考えられるリスク・後悔を想像して、それを払拭するオファーをしましょう。

(例)
・返品保障付き
・お試し期間あり
・使い方サポート体制が整っている

【クロージングまとめ】


(1)価格の正当性を提示する
(2)今すぐ申し込むべき理由を提示する
(3)損しないことを提示する

これらを踏まえて、クロージングの例文を作ると下記の通り。

(例)〇〇スクール(月額990円)の場合

〇〇スクールの料金は月990円。
〇〇の本を1冊買うよりも安く、常に最新の内容で授業を受けられます。
同じ内容を提供している他のスクールと比較しても、圧倒的なコスパです。

今なら1週間無料でお試しいただけます。
また、本スクールに納得いただけない場合は、1か月以内は返金保証もありますので、お気軽にお申込みください。
なお、定員まで15名なので、申し込みはお急ぎくださいね。

さいごに

ここまで、売れる文章を書くためのノウハウを紹介してきました。

正直なところ、1回読んで全て覚えて実践することは不可能だと思います。

そのため、本noteを何度でも読み込んで実践し、稼げるようになるまでトライアンドエラーを繰り返していってくださいね。

きっと、新たな発見を得られることでしょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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