ブンブン免許合宿13日目「〇〇延泊決定」
今日はみきわめの日。
ここで受かれば明日の卒業検定が受けられるし、落ちれば延泊です。
1発気合いを入れるために、
念願のキジ重を食べに行きます。
行く前は、
「キジって殺してええんか」とか
「日本でキジ食べれるのここだけやろ」とか思ってたんですが、
キジというのは生地のことで、
鶏肉を生地のように開いて焼くことだと聞きました。
なんでいなんでい。
でもそんなこと関係ないくらい、
はちゃめちゃに美味しくて、びっくりしちゃいました。
キジ重を食べている時に地震が来たんですけど、ぼくらはキジ重に夢中で1歩も動けませんでした。
美味しすぎて絶対にまたこの店に来ると決めたのですが、
今日隣のサラリーマンが食べていた唐揚げ定食の唐揚げがウソみたいに大きかったので、
次はそれを食べたいと思います。
まじで大鶏排が3つ入ってるみたいな感じでした。
楽しみ。
お昼を食べたら教習所へ行って
いよいよみきわめです。
ぼくらの運転が、
卒検を受けるに値するかみきわめられます。
みきわめを受ける前に、
水筒にお湯を入れにいったら、
百均のプラスチック水筒が、
ぷくーーーーと膨らんで、
最後熱でぐにゃぐにゃに変形してしまいました。
ぼくはばかです。
プラスチックでお湯は無理か、。
しかも、みきわめに向けて幸先の悪いことをしてしまいました。
でももう気持ちを切り替えるしかありません。
反省はしてますが、
みきわめ受かればすべてOKです！
教官が発表され、
ぼくはバイク乗りの仲良いイケオジ教官に
みきわめられることになりました。
……みきわめ開始！
場内と路上があるんですが、
まずは場内で縦列駐車や方向転換などをします。
何分か場内を走っていると、
大型免許の練習をしている美人の女の子がいました。
ぼく「女の人がトラック運転してるのかっこいいですよね」
先生「そうだなあ。あの子実家がそっち系なんだよね」
ぼく「へー」「あの子めっちゃ美人ですね」
先生「そうだねえ、美人トラックドライバーだね」
先生と、女の子を見ながら楽しく話します。
「あ！ウィンカー消して」
と先生。
しまった！！！！
ぼくは女の子に意識が持っていかれていたせいで、
ウィンカーを消し忘れて
しばらく右折合図を出しっぱなしで走ってしまっていました。
やばい！！ぼくのばか！！
これはやっちまったか…！
焦るぼく。
しかし先生は、
「女の子ばっか見てるからそうなるんだよー
まあこれは見逃そうかな」
と笑って許してくれました。
イケオジと仲良くなっててよかった！！！
結局場内は、
縦列駐車も方向転換もそれ以外の運転も完璧にできたので、
減点ゼロで終えることができました。
ウィンカーの件はほんとに不問になっています。
先生のこの厚意を無下にする訳にはいきません。
路上に出てからの運転は一層気合いが高まります。
しかも、
路上は何かミスったら1発アウトになることもあるので、全く気が抜けません。
30分強くらい路上を走って
全ての項目が終わりました。
結果が出ます。
みきわめ良好です！！！
路上では停車で1回白線を踏んでしまったものの、割といつも通りの運転ができました。
よし！
ウキウキで喫煙所に向かいます。
おくいとふうまはどうなったんだろう。
…
…
…
…
…
…
…
…
…
おくいが落ちています。
やばい……。
運のいいことに今日はみきわめのチャンスが
あと1回ありますが、
次で受からなければおくいは延泊です。
おくいに話を聞くと彼は
1回目で沢山ミスをしていたようでした。
1個とか2個とかならまだしも……
これは2回目も不安だぞ…………。
ふうまはおめでとう
「ぼく2回目はさすがにたぶんいけるわ」
おくいはなぜか自信ありげです。
なんでなんだ。
一番下手なのに。
でももうおくいが頑張るしかありません。
さすがに受かってくれと思いながら、
ぼくとふうまはアミューズメントパークへ行きました。
バッティングしたり、
UFOキャッチャーをしたりしながら、
おくいの2回目のみきわめの結果を待ちます。
あっというまに1時間が経ち、
もう2回目のみきわめが終わる時間です。
おくいへ電話をかけます。
「おくいどやった…！？」
…
…
…
…
…
…
…
…
…
…
…
…
「……………………落ちた。」
おくい延泊決定！！！！！
完全に！
延泊！
なにしてんだほんとに！！！！！
しかもおくいは教官と喧嘩して、みきわめに落ちたらしいです。
ほんとになにしてんだ。
すぐに自転車でアミューズメントパークに来てもらって、
あおりちらかします。
執筆代わりました。フウマです
現在午前2時26分。マソがnoteを書きながら寝落ちしました
絶対そうなるから早めに書いとけ言うたのに
とにかくnoteはあげないとなので、急遽僕が寝ているマソの手から携帯を奪い取り今書いています
さて、奥井が延泊になりましたね
いやー笑った
ほんまに面白かった
なんか話を聞く限り、ハズレの教官を引いたらしく縦列駐車のやり方で揉めて喧嘩して落とされたらしいです
アホや
黙って運転せぇや
あいつは性格診断で衝迫性・暴動性があると書いていました。全く持ってその通り。案外当たるもんです
取り敢えず一旦煽りまくります。｢下手くそ」
「アホが車乗ったらあかんねん」｢一生湯本で四輪くんしとけ」「馬鹿おかっぱメガネ」
奥井はずっと運転技術に自信がある感じで反論してきます。ほんまに上手かったら1回目で落とされへんねん
今日見極めを受けた10人ちょいの中であいつだけ落ちました
人の不幸ってなんでこんなに面白いんでしょうか
普通に揉めへんかったら受かってたかも知らんのにわざわざ揉めて延泊になったのが馬鹿すぎる
そんな感じで涙流して笑った後に、僕たちは釣りをしました
奥井はここでトチ狂ったようにクソでかい鯉を釣りまくってました
釣りでテンションも戻ってきたようです
校舎に戻って最後の授業を受けます
僕は普通に診断書欲しい系なので、あんだけ怒られた後もウトウトしながら授業を受けました
どんだけ起きようと思ってても気がついたら首90度で机スレスレやからビックリする
なんかカモ授業でした。最後の30分はタイヤ交換の練習をして終わりです
僕とマソは教本と手帳を受付に渡して明日の試験に備えます
奥井は延泊にかかる諸費用を聞きに行きました
え！？
延泊タダ！？
衝撃の事実
延泊なんか知らんけどタダらしいです。普通に三食付いて宿も泊まるのに？
奥井は逆に延泊して良かったとか言い出してます
「明日3回見極め受けれるから3回ギリまで落ちて練習したろかな」
アホか
まともにやって落とされてんねんから本気でやらな受からんやろ
まぁお金かからないのは良かったですね
取り敢えず僕とマソはこのアホを置いて一足先に大阪に帰ります
夕ご飯はトンカツでした。先週の仮免前のチキンカツといい縁起がいいです
奥井が「最後の晩餐か」と言ってたので｢まだやで」と訂正しときました
明日は卒業検定です。ここに受かれば晴れて卒業
ここに受かれなければアホみたいに煽った分奥井に煽り返されます
絶対に受かってやる
ほんでそんな事より部屋が汚いです
帰る前に荷造りをして部屋の片付けをしないといけないのですが、マソは荷造りも一切せずに寝ました
あいつ行けんのかな。明日の朝無理ちゃうん
そんなんで遅刻して延泊なったら腹抱えて笑うな
後、奥井が荷造りをしようとしてたので「まだやで」と優しく止めました
僕は片付けも荷造りも終わって後は寝るだけです
このnoteも明日で終わり、長いようで短かった気がします
お付き合いいただきありがとうございました
明日が最終回となるように
おやすみなさい
おまけ
このnoteはマソが書いてる分あいつの脚色がかなり入っている
一昨日のnoteで僕がボロカス言われてたが、実際はマソも酷いところがいっぱいある
ただ、あいつは虚飾なので自分の恥ずかしい部分を絶対にnoteに書かない
いい機会なので全てここに記していく
まず貧乏くさい
とにかくケチんぼ
ハワイアンで水着を借りるのに3000円要るとなり、俺と奥井が水着を見に行こうとすると、あいつは「プールとかもう良くない？時間もないし」と俺たちを止めた
行きの駅弁からそうだが、あいつは金の使い方を分かっていない。何でもかんでもケチればいいと思っている
俺らだって高いとは思ってる
けどそうじゃないんだ。この体験には使った方がいいと分かった時に一気に金を使い、それ以外を抑えるのがいい使い方
かと思えばコンビニで急に1000円使ったりする
訳がわからない
後、昼飯の弁当コーナーに置いてある味噌汁を毎日一つ多くとって溜めていくのもやめてくれ
ポケットから永遠に味噌汁が出てくる
ほんでせめて飲めや
なんで溜めるねん
他にも、コーヒーにミルク3杯砂糖5本とかいれて飲むのもやめて欲しい
そんなんやったら飲むなや
気持ちが悪い。気持ちが悪いと言うより見ていて気分が悪い
こんな奴のためにコーヒー豆を運んでいる子供がいるとは報われない
そのくせ食堂で割とでかい声で｢コーヒー飲もかな」とか言いおる
虚飾虚飾
その度に俺と奥井はブチ切れてる
｢コーヒー飲もかな」っていうな
｢あの気色悪いドブみたいな色の飲み物飲もかな」
もしくは
「水たまりみたいな色のキショくて甘い液体生成しよかな」って言えと怒ってもあいつは辞めない
じゃあなんで気色悪コーヒーを飲むかと言うと食堂にタダで置いてあるからだ
タダのものには取り敢えず手をつけないと勿体無いとでも思ってるのだろうか、21にもなってみっともない
後、1パチの1/77を打ってパチンコやめられへんとか言うのもやめて欲しい。ほんにダサいので
ほんまに言わん方がええし打たんでええ
とまぁこんな感じです。なんだかんだ言いつつ仲は良いので明日一緒に卒研合格して帰りたいと思います
じゃあな奥井
執筆戻りました。佐藤MANです。
現在朝の5時34分。
なぜか目が覚めました。
大金星。
ぼくの中の危機管理能力を褒めたいと思います。
起きてしばらく何が起こったのか分からず、
無心でスマホを探しましたが、
ふうまの枕元にありました。
どうやらnoteを書いてくれてたみたいです。
ありがとうふうま。
ただ、後半ひどいことになってるので、
ここで反論したいと思います。
反論スタート！！！
まずnoteを寝る前まで書いていなかったことですが、
これはぼくが悪いです。
昨日は1時半過ぎまでみんなで3時間くらいスマブラをしていたからです。
ただ、そんな時に誰がnoteを書くんですか。
合宿最終日の夜のスマブラが1番楽しいのに。
それを
「おれnote書くから、みんなスマブラやっといて」って言って、
1人でnoteを書けって言うんですか。
ぼくはもし友達がそんなことをしようもんなら、はったおしてスマブラをさせます。
だって大切な時間じゃないですか。
昼のバッティングセンターや釣り堀だってそうです。
ということで、
ぼくの反省点は寝落ちしてしまったことです。
楽しみにしてくれてる人がいるのに申し訳ないです。
次に、貧乏くさくてケチんぼという点。
これは会っているようで、少し違います。
貧乏だからケチんぼになってしまうのです。
ぼくだって、お金があったらケチんぼじゃありません。
ケチんぼにならざるを得ないくらい無いからです。
ただ、この場合のぼくのケチんぼは、
自分に対してという意味です。
駅弁を買わないのだってそう。
だって、自分でいいもの食べてお金使うより、
みんなで美味しいものを食べる時のためにお金残しておきたいじゃないですか。
せっかく焼肉きてるのに、
「ぼくお金ないからキムチだけ食べとくわ」
ってやついたら冷めますよね。
それをしたくないからです。
駅弁はギリセーフです。
みんなで駅弁の時にのり弁が混じっても正直空気は悪くなりません。
自分の生活の質をあげるより、
みんなといる時に楽しくお金を使いたいからぼくはお金を節約するんです。
それをやつらは分かっていません。
お味噌汁は、飲むつもりでした。
コーヒーは、風味が好きなんですが、
砂糖を入れないと苦くて飲めないからやむを得ずです。
あと、タダなものなんてみんな好きでしょ。
しかもこっちは合宿所にお金を払ってるんだから厳密にはタダじゃありません。
いつもの生活はコーヒーを買うような余裕はないんだから、
こんな時に浴びるほど飲んでおくべきです。
パチンコは楽しくてやめられないという意味です。決して依存しているわけではありません。
別に普段は1/319だし！
やめようと思ったらやめれるし！
反論おわり。
あいつらが「虚飾」という単語を知ったせいでかなりめんどくさいことになっています。
1日に何回虚飾って言うねん。
人は何かを言語化する方法を学んだ時、とにかくそれを使いたくなるものです。
しかも、虚飾性は全員が持っているもので、
それは決して悪いことではないと先生は授業で言っていました。
やつらは寝てて授業を聞いていないからこんなことになるんです。
虚飾とは自分を成長させる言葉です。
背伸びをするってことは常に理想の自分を目指すってことなんですから。
ガラパゴスゾウガメと一緒。
とにかく、いよいよ卒検の朝を迎えたので、なんとか受かりたいところです。
というか、かなりおくいを煽ったので受からないとまずいです。
ふうまがんばって一緒に受かって、
歌舞伎町のパチンコ屋からおくいに電話しよな。