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【デザイン基礎かるた:ふ】

フリー素材
規約関係
都度確認

いや、フリー素材だけの話じゃないんですけども。
ああ…ならば「使う素材」で「つ」でも良かったな。と思ったけど後の祭りでございます。

個人のブログやTwitterなんかを見ていると、
おやおや…そのコラ画像…元素材はどっから取ってきたやつだい?
その画面キャプチャ…オフィシャルな訳ないよね?

なんてのは日常茶飯事で見つけますが、デザインを生業にしているプロとして、いや、プロじゃなくてもデザインを誰かに提供するならば、いつも心の片隅に置いておきたいのが規約関係。

現在は制作に使える様々な素材を提供してくれるサービスもたくさんあってデザインする側としては『助かる』の一言なんですが、「フリー素材」として配布してくれている素材には、著作者が明示したライセンスがそれぞれ存在することが多いです。
面倒がらずに毎回規約関連は確認してから使いたいですね。

個々の規約だけでなく、法律関連もお忘れなく…!
Webは歴史で言うと最近出来たメディアのため、関連する法律・規約関連はどんどんアップデートされていきます。
著作権でいうと、2019年に画面のキャプチャもNGということになったりね。個人情報保護法でいうと3年ごとに見直され、新たに指紋や個人識別符号が『個人を特定できるもの』として加わったり。
↓このあたりも知っておくとよいです。

知っておく、というのと下記に注意して作ること。

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・Web業界においてのルール(自主規制)など、最新のものに常に注意すること。

・画像/ フォント/ スクリプトなどをWebで探す場合は、その対象物の著作・ライセンスを必ず確認し、指定された表記やルールに従うこと。

・個人サイトからダウンロードした画像/ イラストなどを許可なく使用しないこと。

・クライアントから支給された素材は、ガイドラインなどがあればそれも必ず入手して目を通すこと。

・支給された素材を加工する必要がある場合は、必ずその旨を確認すること。
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また、デザイナーが作ったものをチェックする側だよ、という先輩・アートディレクター・ディレクターはデザインが経営資源になる時代、よりシビアに素材や構図、構成をチェックする必要があると心に刻むこと。

特に新人デザイナーは、最初はフリー(無料)とロイヤリティーフリー(RF)とライツマネージド(RM)の違いとかまったく気にせずに素材を探してくるので要注意です!
「それ、どこから持ってきた素材?」の質問は必須!

必ずやっていいことと悪いこと、説明してあげてくださいね。


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