【デザイン基礎かるた：わ】
ワックワク
にぎやか元気
ビビットカラー
トーンシリーズ最後は原色系。
白も黒も混ざっていない原色のビビットトーンは最も彩度高いグループで、そこにあるだけで目立ち、目を引く色合い。
彩度の低いトーンよりも『派手で賑やか』な印象を見る人に与えます。
私が昔から大好きな色合い。
ビビットトーンが人に与える効果・効能は
・元気、活発
・楽しい、POPな
・勢い、スピード感
・キッパリとした潔さ、強さ
など。どのトーンよりも上記印象が強く伝わります。
ビビットトーンは、フラットな着色、直線で区切る、などその配色や配置の手法も大胆で潔いあしらいの方がより効果が高まります。
パステルやダルトーンと相性の良いグラデーションやボカシは、逆に相性▲で上級者向け。出来ないことはないけど経験の浅い人が手を出すと火傷する類の組み合わせですのでご注意ください！
グラデーションは、白→ビビットトーンよりも、ビビット同士で色相の近いものであれば画面に深みを出しつつ、出したい印象を保てます。
原色はその画面の中に小さくポツっとあるだけでも見る人にワクワクを感じさせ、元気にしてくれる色。1色使い、多色使い、ポイント使いといろんな使い方がありますので、『素敵な色使いだな』と思ったら
・色配分（どんな色と組み合わせてる？）
・組み合わせている手法（色の塗り方、レイアウトは？）
はマストで観察しておきましょう♪
最後に私が好きな原色モノをいくつか紹介して終わります。
ヌルヌル、エンドレスに動く！と話題になったポーラのビジョンサイトは原色×曲線。大胆で目を引く色のパーツが気持ちよい動きをしているためずっと見ちゃいます。
学生時代からロシア・アヴァンギャルドの原色×黒×大胆な構図が大好き。
そして原色使いの印象的な画家ならば、色彩の魔術師、マティス！
もっといっぱい載せたいけども厳選しました。
元気な気分、楽しい気分になりたい時には視覚的に原色をプラスしてみるとさらにウキウキワクワクしますので、服、食器、小物など、みなさまもぜひ生活に原色を取り入れてみてくださいね♪
※基礎トーンシリーズ、揃いました！※
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