【デザイン基礎かるた:か】
角版で
効果絶大
「絵」の力
任意の形でトリミングされた「角版」のビジュアルは、並べると整然・きっちりとした印象を作り、大きく使えばその写真・絵の持つ力をダイレクトに伝える効果を持ちます。
そこに描かれたものの印象を強く伝えたい時に効果的。
ただし、絵の力がダイレクトに伝わってしまうため、ヘナチョコな写真はヘナチョコな印象に。
だから、そこに映るものの色や構図、トリミングなどにもこだわってしっかり絵作りをしましょう。このへんは、かるたの他の文字の時に解説していきます。
「角版」と言いながら、じゃあ丸くトリミングしたら「丸版」なのか?っていうと、私はこれまでの24年のデザイナー生活の中でその呼び方は聞いたことありません。(こう呼んでますよ、丸版って言ってますよって人がいたらぜひコメントください!)
例えば、エッジにボケ足がかかっていたり、昔のプリント写真のように白フチがついていたりと、処理が違っても「角版」で通じます。
ボケ足にすればふんわりと軽く、やさしい雰囲気。
白フチにすれば実際の写真を思い起こさせたりとノスタルジィな雰囲気。
など、処理によって違った雰囲気を出せるためいろいろアレンジしてデザインに取り入れましょう♪
我が故郷の千葉県市原市を紹介するサイトも、角版を効果的に使っていました。(3割増しくらいで魅力的に見える…)
また、トリミングする形状でも印象は変わります。
写真やイラストを画面内に配置する時は、真っ直ぐなラインだけじゃないぞ!と選択肢をたくさん持っておくと良いですね。
形状による印象の違いは、かるた「え」のページもご参照ください♪
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