『人新世の資本論』読了
本日はTitle買ったコチラを読了。
付箋が多過ぎちゃんだぜぇ。
紀伊國屋新宿本店3階でも激推し。(フリーペーパーは新宿本店のモノ)今年の「じんぶんや大賞」は必ずこの本となるだろう。
まずは挑発的な冒頭の引用を。
「SDGsはアリバイ作りのようなものであり、目下の危機から目を背けさせる効果しかない」
コレで何となく眉唾だった私の心はグッと掴まれました。
そして、引用するならココ。
「【最晩期の】マルクスが求めていたのは、無限の経済成長ではなく、大地=地球を〈コモン〉として持続可能に管理することであった」(【】内、佐藤挿入)
「「ラディカルな潤沢さ」は「自由」の概念を再定義することを求める。非常に環境負荷の高いライフスタイルを「自由」の実現とみなす米国型資本主義の価値観とは、決別しなくてはならないのだ」
全人類必読の書。
民主主義はクソだが、民主制、若しくは民主的な手続きは残そう。そう思えた。
市井哲学者
佐藤学