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神聖幾何学マカバ(Merkaba)についての考察

[1]はじめに

マカバ(Merkaba)について説明する前に、まずエネルギーの流動と人間を取り囲む エネルギー空間について説明しなければなりません。最初の定義はプラナやチ(気)- 生命力です。巨大な空間に存在する宇宙の至る所に存在する目に見えないエネルギーです。

プラナは我々の頭部から体内に入ってきます(これが胎児の頭部に穴がある所以です)。主なプラナの流動はチューブのような形で我々の身体の中心を通り、チャクラとして知られている8ヶ所の主要中央部へと流れてゆきます。

8つのチャクラの位置


複合的なエネルギーの流動という所以から、このチャクラという言葉はインド、サンク スリット語の"回転車"という意味を持っているのです。初期のエジプトではそれぞれが異なる中央部に流動するエネルギーを定義した13ヶ所のチャクラが存 在しました。

[2]マカバとは?

マカバは古代から洋の東西を問わず人類史において普遍的に伝わっている「神聖幾何学」と呼ばれているものの一つです。神聖幾何学模様は、天と地を合わせたすべての生命や存在、事象、輪廻転生を表す形です。その形が無条件の愛という宇宙創造のエネルギーのソース(源)になっており、宇宙に遍満している生命エネルギーのパターンでもあります。

マカバは正三角形を立体化した2つの正四面体を上下に重ね合わせた形態をしています。

そして、この形態が人体をすっぽりと囲い込むような形でエネルギーフィールドとして存在しています。また、このフィールドは”乗り物”のようなもので、エネルギーが活性化することでマカバが縦横無尽に回転を始め、やがてフィールドそのものが球体となったときに時空を切り開いて、次元移動が可能になります。太古において、人々はそのようにして時空間に囚われず、次元間を自在に移動していました。

マカバ立体イメージ
人間とマカバ

紀元前400年前、哲学者プラトンがエロスを論じた「饗宴」の中で、人間はかつて球体をしていたと説いていますが、それは物理的な肉体ではなく、このエネルギーフィールドを意味していました。

この球体であるマカバで人間が時空飛行する姿は、「人間個人の覚醒」をテーマとしたフランス映画「美しき緑の星」でも遠い星から地球へ訪問する時の様子で描かれています。

⚫︎『美しき緑の星』La Belle Verte(映画全編)
https://www.facebook.com/watch/?v=813143542374770

プラトンの説は、人は自らの内に男性性と女性性、精神性と物質性を調和させることで、エネルギーフィールドを活性化し、さらに時空に囚われない新たな身体を獲得できるということです。

逆に言うと、プラトンの時代から少なくとも2400年以上もの長きにわたって、人類は活性化すべきエネルギーフィールドを停滞させてきた、とも言えます。

プラナ・フィールドは星型正四面体、三次元のダビデの星(六芒星)です。

ダビデの星

古代プラナ呼吸法を行うことにより 3つの星型正四面体を反対方向に回転させることができ、その結果、17メートルという巨大なエネルギー・フィールドを作ることができます-
プラナの呼吸による摂取で生命維持のエネルギーを得られるようになると、食べることなく生きていける「不食の人」になることができます。こんな記事もあります。

●何も食べずに宇宙エネルギーだけできる「ブレサリアン」を貫く夫婦(アメリカ)

[3]マカバをヒーリングとバランスに

マカバを利用することにより様々な効果が得られます:

最も強力なヒーリング・ツールであ り、保護ツールです。古代プラナ呼吸法を利用することにより脳の中央にある松果腺を通るプラナの流動を入れ替えることが可能になるのです。実質的 に13,000年間休止中だったこの腺を活性化することで、我々のテレパシーやより鋭い感覚、認識能力を取り戻させてくれます。

[4]今なぜマカバなのか?

「新たな時代」を迎えるにあたり、このマカバのエネルギーフィールドを活性化させ、時空に囚われない新たな身体意識を獲得すべき時です。

「太古からの叡智」であるマカバに象徴される神聖幾何学と呼ばれるシンボルも、古今東西のシャーマニズムの中で神聖なるツールとして活用されてきた太古からの叡智です。そして、これらのシンボルはシャーマニズムが廃れてしまった今日もなお、時空を越えた様々なレベルで機能しています。

[5]マカバ・アセンション

神聖幾何学マカバのエネルギーフィールドを宇宙創造主の力により完全に活性化(回転)します。マカバの回転は最初はゆっくりですが、徐々にその速度を速めていきます。これにより徐々に時空間に囚われない生き方が送れるようになり、人生自体が急速なスピードで活性化されていくことを経験できます。そのような状態に入った体は、すでに3次元境界を越えた存在であり、まさしく次元上昇するにふさわしいクオリティを持つのです。アセンションの時代を前にこのツールが再び人類の手に与えられたのです。自分の人生を昇華させたい、全ての人に合った本物のエネルギーワークです。

*霊的準備(Spiritual Preparation)

神聖幾何学マカバを回転させることが可能になるまで宇宙創造神の力により浄化を行います。

~得られる精神的成長~

〇心から愛情を持ち始める

〇信じることはどんなことも実現する

〇信じる際に重要な事は焦点と意図であると悟る

〇感情のバランスがとれ始める

〇未来過去ではなく現在に生き始める

[6]惑星グリッドとマカバ

惑星グリッドは宇宙そのものである巨大マカバの中にある1つのマカバであると主張するだろう。マカバは我々の宇宙を創造する源初のエネルギーパターンを運ぶ知的乗物である。マカバによって宇宙全体にもたらされる普遍的マインドの暗号化されたエネルギーなしには、何物もこの宇宙に顕現しない。あらゆる個々人もまた、普遍的エネルギーパターンの反映であるマカバを持っている。

[7]トーラスとは

マカバが生み出すエネルギー形態である「トーラス(Torus)」は我々の宇宙における根本的なエネルギーパターンの1つであり、トーラスが我々が宇宙の根本的な形を理解しようと試みる上での最良のモデルであると指摘するに足る、多くの科学的情報が存在しています。

トーラス構造

トーラスの中心部は2つの「円錐曲線」に挟まれており、それは言わば回転する正4面体対である(正4面体対は時間の中で動いている)。それぞれの正4面体は4つの頂点を持っているので、トーラスの中の2つの正4面体は合計8つの頂点がある。2つの正4面体からなるこの砂時計の形態は、8という数字の立体的な変形体であり、その側面から見た形は無限のシンボルである。

『エノクの鍵』は光の円錐、もしくは回転する正4面体/ピラミッドは創造の現れの世界の神聖なるプログラムを運ぶ本質的な要素である、と我々に告げている。それぞれのトーラスの中心はボルテクスであり、それゆえトーラスは宇宙のボルテクス形態の本質的要素であると考えられている。ボルテックス、vortex、ヴォルテックス(渦巻き)とは、宇宙生命エネルギーが集中して噴き出している、いわゆるパワースポットですね。大地の力(気)と同じです。超古代から聖地と言われる場所が多いです。

●トーラスの説明(映画「スライブ」から)⤵︎

[8]私たちは創造の中心に存在している

ナシムハラメイン(Nassim Haramein)博士は最先端の重力と電磁気力を統合する理論を提唱している物理学者です。映画スライブにも登場していました。

いかに科学と霊性が宇宙の中で統合しているかを話しています。創造の根本原理である「神聖幾何学」(クロップサークルなどに描かれている神秘的な図形)と霊性、重力場を使いこなした宇宙旅行などのワクワクする話へと展開します。

神聖幾何学は、宇宙の創造エネルギーの視覚的な表現なのだそうです。

真空には膨大なゼロポイントエネルギーが満ち満ちています。そのエネルギーの極一部でも取り出すことができれば、私たちの文明の足枷となっているエネルギー問題は完全に解消するでしょう。

また、行為は自分に返ってくるフィードバックの原理が宇宙の創造原理であるとも語っています。自分だ出したものが自分に返ってくる、因果応報と言い換えてもいいかもしれません。

内面には無限の可能性を私たちは持っていることを知ってほしいといいます。

少々難解な話ですが、このYouTubeインタビューには私たちの文明が新しい黄金時代へと導く、素晴らしい叡智が彼の語る言葉にはたくさん含まれています。
●Nassim Haramein: We are the Center of Creation

<その他の参考資料映像>

●磁気形態回転装置〈立体Ⅱ・星型正八面体=マカバ〉⤵︎

●Multidimensional: Merkaba

(文責・執筆)能村聡


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