旅して考えた、ホンマチアパートメントのこと
今までず〜っと行きたかった瀬戸内海の島を繋ぐ「しまなみ海道」を、京都のチャリ仲間8人で渡ってきて、旅して感じたことをメモ。広島県尾道市〜愛媛県今治市を繋ぐ海の道はこの10年くらいでチャリダーの聖地になり、チャリっこが沢山いた。
出発はサイクリストフレンドリーなホテルを抱えた複合施設「U2」から。
https://onomichi-u2.com/
今回宿泊はしなかったけれど、サイクリストフレンドリーというコンセプトは学生時代に自転車旅をしていた私にはとても惹きつけられるキーワード。こんなふうに明確にターゲットを絞っているのはある意味、場を作っていく上では作りやすいと思った。自転車好きが喜びそうな動線を考えたり、アイテムを揃えたりと、誰に喜んでもらうか考えるのはとても考えやすいように思う。ホンマチもサイクリスト、ターゲットに入れたいなぁ。初めは予算がなく、自転車購入できないだろうから、ホンマチを起点にいけるおすすめサイクリングコースを紹介したり、おすすめ自転車グッズなどを置いたりとスモールスタートして、売り上げが上がってきたらかっこいいチャリを2台購入してレンタルする。とか。(保険も入らないといけないだろうな)
せっかくのこのタイミングでホンマチアパートメントをアップグレードできるならば、好きなことをやりたいなと再考。私はアーティストではないので自分の中からフツフツと湧き出る創造力は残念ながらないのだけど、人一倍いろいろ動き回って得た経験や好きの蓄積は少なからずあって、それを表現できる場にできたら嬉しい。
例えば、
・初めてヨーロッパに行った時のアパートメントの中を初めて覗けた時のワクワク感(ヨーロッパのアパートメントに滞在している感じ。外からは見れない中庭を見れたワクワクなど)=DIYでがっつりおしゃれ可愛くしたい。間取り図に入れ込んでいるイメージのように。
・何かが叶う瞬間の気持ち(階段の所の壁を利用して絵などで表現したい)
とか、
・美しいものに触れる喜び(階段の所の壁を利用して絵などで表現したい)
とか。
この辺りに関してはチャリで走りながら・・・外からインスピレーションを引っ張ってくるより、一度自分の中に潜って今までやってきたことや感じたことを掘り起こしてみた方がユニークなことが引っ張り出せるかなとつらつら思ったので文字にしてみてみる。
今回宿泊したのはしまなみ海道の道中、大三島の民泊。Airbnbで一棟貸のところを探して見つけたこちら。
https://www.airbnb.jp/rooms/21259732?s=67&unique_share_id=f21a7f05-d2f5-4723-8eae-ee1c107e3c43
決しておしゃれではなく、和洋折衷でチグハグなところも多かったけれど、とても居心地の良い民泊だった。また、コロナ感染予防のため、通常はホストの方は私たちゲストをお迎えしてくれるようなのだけど、今回は非対面でセルフチェックインでの対応。にも関わらずオーナーさんの心遣いを随所に感じた。
どこに?
・丁寧なチェックイン案内のメッセージ
・おしゃれじゃないけれど(しつこい笑)、手作りで作ったキーホルダーがお土産で置いてある
・近隣にスーパーがないこともあり、ちょっとしたレトルト食品やドリンクなどを置いてあり、1個100円で買えたこと
・滞在にするにおいて寝具・備品などが過不足無かったこと
・使ったお皿などは自分たちで元に戻すルールなんだけど、たっぷりと台拭きがあったり、食器ふきがあったりしたこと
・泊まった私たちのニーズにぴったり合っていたこと(=ターゲットに訴求できていること)
泊まるお客さんのことしっかり考えているからこそ。きっと自分自身も泊まってしっかり利用して必要なものを揃えた感じがよく分かる使い易さ。
いつもとは違う場所に行くと感性のスイッチが時たま入り、いろいろ刺激を受けたりして感じだことをメモメモ。↓感性の宝庫でしかない夕焼けにも遭遇。
自分のメモ↑を読み返して・・・ホンマチアパートメントのコンセプト
ART × BICYCLE × STORY
この辺り、どうかな。(順番は要検討。)ちょっとCoolすぎな気もしなくはないけれど。
ARTとBICYCLEは元々好きなもの。STORYはいろんなものを包括して。
元々みんなでZOOMミーティングした時に出ていた「ものがたるホテル」「物語を紡ぐ場所」の現在進行形で語られる物語から、ちょっと時間を戻して私がそもそも家具作りを目指して動き出してから、現在に至るまでの紆余曲折や人との出会いが繋がってこのプロジェクトが生まれいてる面白さまでひっくるめての物語。(自分が中心になって、何かを動かすというアイデアをあまり今まで持っていなかったので、職人目指していた私が沢山の素敵な人たちと、一人ではできないプロジェクトを生み出そうとしつつある現状って、自分が考えても面白い物語だなと思うので)
一晩寝かせてみよう、このアイデア。
→寝かせてみた・・・ダメじゃないかな。