第2回あともり主催学習会「地域の魅力を発掘し、発信しよう!」ご参加ありがとうございました!
3 月 19 日、山口市阿東徳佐中の阿東地域交流センター大ホールで第2回あともり主催学習会「地域の魅力を発掘し、発信しよう!」を行いました。地元の中学生2人を含む、約30人の参加があり、盛会のうちに終えることができました。
あともり(阿東を盛り上げたい女性のネットワーク)では昨年から、マップ部が阿東の四季マップを作成し、インスタグラムでも阿東地域の情報発信をしています。このような活動を通じて、地域の魅力をより多くの人に知ってほしい、地域の魅力をもっと掘り下げたいという思いを持ち、学習会を企画しました。島根県浜田市のローカルジャーナリスト、田中輝美さんを講師に迎え、地域の話題の見つけ方や発信のこつを学びました。
開会に当たって
学習会を後援してくださった阿東地域づくり協議会の山本幸夫事務局長より「阿東の素晴らしさを発信することで、若い人に阿東に来てもらえれば」とごあいさつをいただきました。
第1部~トークセッション
ローカルジャーナリストは、地域に暮らし、地域から発信する人です。トークセッションでは、あともり事務局でもある私、重原が聞き手を務めました。
田中さんは、「地域の出来事」と、「自分が印象に残ったこと」を言葉にすればニュースになると解説し、こつこつと気軽に発信を続ける大切さを語りました。ビジョンを持ち、誠実であることなどローカルジャーナリストとしての心構えも伝えました。
田中さんが発起人の一人で、重原が書き手を務めている年刊誌「みんなでつくる中国山地」も、地域で活躍するローカルジャーナリストの皆さんが執筆していることを紹介し、ぜひ書き手の仲間になって!とアピールも忘れませんでした!
第2部~ワークショップ
5人程度のグループに分かれ、まず一人一人が「地域のニュース」を考えました。その後、グループ内でその話題を選んだ理由や面白さを共有しました。各グループが一押しのニュースを発表し、「阿東の田んぼから土器が出た!」「小郡のスーパーで阿東の豆腐が人気。売り切れでなかなか買えない」「阿東では桜だけでなくりんごや梨のお花見も楽しめる!」「田植えの準備が始まって阿東に春が来た!」など、面白いニュースが続々と出てきて、盛り上がりました。
田中さんは、自分が面白いと思ったニュースについて、さらに一歩踏み込んで、「地域の人に伝えたら喜んでもらえるか、価値があると感じてもらえるか」を考えるようアドバイス。「ヒト・モノ・コト」と「地域ごと」、「自分ごと」の三つの輪が重なるところが取り上げるべきニュースになると解説しました。皆さんの今後のローカルジャーナリストとしての活躍にエールを送りました。
参加者の皆さんからは「自分にとっての当たり前がみんなの当たり前ではなく、地域のニュースになることが分かった」「自分の悩みは地域共通の悩みだった」「発信に悩みがあったが、もっと気軽に考えて発信を続けたい」などの感想が聞かれました。
トークとワークショップを通じて、地域の面白さや魅力に改めて気付くことができた学習会になったと思います。情報発信に関するお悩みに対するヒントも見つかったようです。皆さんのローカルジャーナリストとしての活躍が楽しみです!
ワークショップの成果は、「私が見つけた地域のニュース」として、阿東地域交流センターに掲示されています。皆さん、ぜひチェックしてくださいね~。
今回は、地域のニュースを「見つける」ことに重点を置きましたが、次回以降、さらに地域の魅力を深掘りしたり、情報発信力を磨く学習会もできればと考えています。ご参加の皆さん、本当にありがとうございました。
引き続き、あともり&阿東地域をよろしくお願いします!
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