思いつき
自身のこれまでの人生を振り返ると、思いつきで色んな事に手を出してるな、と思う。
これは幼少期から続いているから、きっと生来備わってしまっているんだろう。
最新の「思いつき」は、まさにこの文章である。
20分ほどの空き時間が出来、つい今しがた文庫本を読み終えてしまった手持ち無沙汰から、書き始めてしまった。
「思いつき」は、何かと腰が重い私にとっては、有利に働く事も多い。
慎重と言えば聞こえは良いが、新しい事を始めることを、何かと理由をつけてやめてしまう。
もういい加減気づいているが、物事はすべからく始めてしまってから考える方が正しい。
釣りを経験した事がない人が、餌をつける大変さ、魚がかかった竿の重み、釣れた魚の匂いを想像する事は難しい。
とにかくやってみなければ分からない事は多いのだ。
20代前半の頃「人生は出会いと経験だ」と自分で言っていた事を思い出した。
何事も経験が大切という事と、経験するには様々な出会いが必要だ、と当時の自分は思ったのだろう。
若くして意外と芯を食った良い事を言ってたな。…と自画自賛したところでこの散文を終えるとしよう。
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