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アリエルと『火』

こんにちは!DDD(ディズニー大好き男子)さとこです。
今回はディズニー映画『リトル・マーメイド』を象徴する楽曲であり、
ファンからも圧倒的な人気を持つ『パート・オブ・ユア・ワールド』の【旧吹き替え版】について書いていきます。

91年版と98年版

『リトル・マーメイド』はアンデルセンの『人魚姫』を原作としたアニメーション映画であり、本国アメリカだけでなく日本でも大ヒットしました。
その『リトル・マーメイド』ですが、日本では91年と98年に公開されており、後者は一部のキャストや台詞、歌詞が変更されているのです。

パート・オブ・ユア・ワールド

『パート・オブ・ユア・ワールド』は人魚のお姫様であるアリエルが、陸の世界(地上)への想いを歌ったもの。
彼女は人魚である為に歩行する足を持たず、海の世界にいる為に『火』が何なのかを知りません。

ダブルミーニング

タイトルにも登場している『火』ですが、旧吹き替えにおいてこのワードは非常に大きな意味を持っていました。
新吹き替え版の歌詞と比較しながら、どのように変化したのかを解説します。
旧吹き替え『火が燃える ってなんのこと?
誰かを 好きだと 燃えるって』
新吹き替え『なぜ火は 燃えるの?
教えて いつの日か 陸の』
コレは全く同じシーンの同じフレーズ。旧版は原音に寄せてあり文字数が多いです。敢えて字余りさせる様な歌詞と歌い方になっているのが特徴的。
新版は真逆で、メロディラインにすっぽり収まる様な歌詞と歌い方になっています。

恋の炎

そして上述した『火』ですが、旧吹き替えが人を好きになった時の感情『恋の炎』(つまり恋をした事がない)と『水の中で火が点かない』(点火した事がない)事をかけているのに対し、
新版では『火が燃える事を知らない』という一つの意味だけになってしまっているのです!!コレは非常に寂しい。

聴くことは困難

ロマンチックかつエモーショナルな旧版は、現在VHSと一部のアルバムで視聴出来ます(98年以降のアルバムは新版になっているので、探すならそれ以前のものが良いでしょう)
因みに『キングダムハーツ2』やランドのアトラクション『フィルハーマジック』は新版の歌詞で使用されています。

一度は聴いてほしい

『聴くことは困難』と上述したのですが、探して聴く価値のある音源なのは間違いありません。
『新版しか知らなかった』という方も多いと思いますが、旧版も合わせて聴くとより『パート・オブ・ユア・ワールド』を好きになりますよ♫
英語版になってしまいますが、公式さんがアップしている動画のリンクhttps://youtu.be/SXKlJuO07eM を貼っておきます。必聴です。

最後に

この様にこれからも『少しコア』なディズニー記事を更新していきます!
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DDDさとこ でした!














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