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幻の作品たち

はじめましてこんにちは。

DDDさとこ

です。

僕がどんな人物なのか?については『自己紹介』→https://note.mu/satokoddd/n/n2bb49d7b83e2をご覧下さい。

今回も例によってディズニー作品の『少しコアな』お話をしていきます。

取り上げるテーマは『幻の作品』

何かしらの理由で発売されていない、

もしくは一切触れられなくなった。

そんな『知られざる名作』

をご紹介します。

目次​

南部の唄

『スプラッシュ・マウンテン』にはアニメキャラクターのみが登場する。

ピートとドラゴン

DVDが発売されない。後年にリメイク。

ターザン

『KHシリーズ』ではその存在が無かったかのように扱われている。


『南部の唄』

1946年公開のディズニー映画。『メリー・ポピンズ』や『ロジャー・ラビット』同様、アニメーションと実写が共演する。(写真は『スプラッシュ・マウンテン』のもの。note最上部の画像が映画のもの。)
アニメーションパートと実写パートが存在し、所々で二つが交わる。実写側の人物『リーマスおじさん』が子供たちにアニメ側のキャラクター『うさぎどん』のエピソードを教訓混じりに語り、子供たちがその教えを現実に活かしていく。というストーリー。
この作品を原作としたアトラクションが『3大マウンテン』の一つであるスプラッシュ・マウンテン。他二つ(スペース・マウンテンとビッグサンダー・マウンテン)には基となる作品が存在しない。

ソフト化されない

日本でも本国アメリカでもVHSの発売に留まり、1986年以降一切ソフト化/パッケージ化されていない。『人種差別的表現』があると団体から抗議を受け、ディズニー側が自主規制している。
個人的な意見としては非常にもったいない。音楽、物語、キャラクターや世界観は他のディズニー映画に負けず劣らずの名作であるし、何より『人気アトラクションの原作』を視聴出来ないという点を寂しく思う。
アニメーションパートには問題が無いらしく、スプラッシュ・マウンテン内では うさぎどん を始めとするキャラクター達と彼らの物語がアトラクションと連動するストーリー形式になっている。
主題歌『zip-a- Dee- Doo- Dah』(ジッパ・ディー・ドゥー・ダー)はアメリカ映画ベスト100に選ばれた名曲であり、スプラッシュ・マウンテンのラストでも流れるので是非聴いてみてほしい。

『ピートとドラゴン』

1977年公開のディズニー映画。アニメと実写の共演が一部のみだった『南部の唄』に対し、本作はアニメーションのドラゴン『エリオット』が物語に常に関わっている。
逆に言えばアニメーションは『彼のみ』で、登場人物も背景も基本的に全て実写。そこに溶け込むエリオットと、合成技術の高さにひたすら感動する。
(あらすじ)本当の両親を知らず、自分を買い取った家族にこき使われる少年・ピート。彼には仲良くしているドラゴンの友達・エリオットが居た。ドタバタを巻き起こしつつも、エリオットはピートの幸せを願い彼の側に居続けるが…。
こちらの作品もDVD化されていない。とは言え理由は明確になっておらず、探してみた所『iTunes store』や『Amazon prime』で販売されており動画として観る事は出来る。心温まる名作であり劇中歌『それは難しい』も屈指のディズニーデュエットソングなので聴いてみてほしい。

パレードにも登場

ディズニーランドのフロート(パレードで使われているキャラクターをかたどった車のようなもの)としてエリオットが登場し、それに乗る形でピートも出演していた。
2016年に『ピートと秘密の友達』としてリメイク映画が公開された。ちなみにエリオットは3Dでデザインは全く違うものになっている。原作と併せてこちらも是非。

『ターザン』

1999年公開のディズニー映画。もはや説明は不要と思われる『ターザン』のアニメ化作品。
ごく簡単に説明すると、ジャングルに取り残された男の子が動物に育てられ、野生児として成長。後に都会からやってきた女性と恋に落ちるお話である。
ディズニー・ルネサンス(最盛期)最後の作品と呼ばれ、映像面と音楽面のクォリティがとても高く、成長x冒険x恋愛のバランスも素晴らしいので老若男女問わず楽しめる名作。続編やTVシリーズも作られた。

キングダムハーツでの扱い

『南部の唄』『ピートとドラゴン』とは違い、ソフト化もされている本作。しかしTVゲーム『キングダムハーツ』では1に出演して以降全く触れられないのである。
『アラジン』や『ピーター・パン』も登場したキングダムハーツ。1で関わった作品は、続編や関連作品にも何かしらの形で登場する。
それならターザンも…と言いたい所だが、全く触れられない。回想シーンやあらすじでも『不自然なほど』なかった事にされていた。
どうやら『原作小説の版権』が原因らしく、1以外では許諾を得ておらず、続編においては影も形もない状態となっている。
逆に言えば映画自体は難なく観られるし、キングダムハーツも一作目なら自由に冒険出来るので両方合わせて楽しんでみて欲しい。主題歌『You'll Be in My Heart』も一聴の価値あり!

まとめ

今回は私的に『幻の作品』と思っている作品を三つ紹介させて頂きました!南部の唄は視聴が難しいとは思いますが、気になった作品は是非とも観て頂きたいです。
これからも今まで同様『少しコアなディズニー記事』を書いていきますので、宜しくお願い致します。気に入って頂けたら スキ やシェアをして頂けるととても嬉しいです!!

DDDさとこ でした。



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