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居場所は必要

昨日は、社会教育主事・主事補の研修で、特定非営利活動法人BeWith代表の坂本規久子さんのお話を聞きに、小倉北区にあるLearning Space CANDLEに行ってきた。

坂本さんは、義務教育以降の子どもの居場所がないこと、第三者が間に入ることで親子関係をつなぐことができることなどへの気づきから、先生や親意外に安心して話せる人、学校や家庭以外に安心していられる場所の必要性を感じて、Learning Space CANDLEを運営しているそう。

誰でも気軽に立ち寄れて交流ができる場にということで、学生は無料で自由に使える。
研修中も、お弁当を食べに来て帰る子や、勉強をしに来ている子たちもいた。

もちろん大人も利用できる。
そして、わざわざの寄付ではなく、コーヒー1杯が支援につながるような仕組みもつくっているそう。

大人が買った500円の金券を子どもが使えるようになっていて、使った時はテーブルを拭いたり掃き掃除をしたり、自分にできることで返すことになっているんだとか。

支援することのハードルが低いのは、その次の支援にもつながるような気がして良さそう。
そして、自分にできるちょっとしたことで感謝の気持ちを返すというのも良いと思った。

曜日や時間を決めて大学生がカフェや子ども食堂を運営していたり、テーマのない交流会をやったり、色々なイベントがあるし、レンタルスペースとしても使うことができる。

一口に若者支援と言っても色々な側面があって、1つの場所で色々なシーンが見られたり、混ざったりしているのもおもしろいなと思った。

活動をする中で、「居場所っているの?」と言われて何も言えなかったこともあったそう。

居場所は必要だよなぁと思う。
居場所があるかどうかは自己肯定感の高さとも比例するんだとか。

できることなら、家庭とか職場とか学校とか、それ以外にも色々なところにあるといい。
けど、どこか1つでもあればいいとも思う。

大人になると、そこを居場所にしていけるかどうかは自分次第だろうという気もするけど、子どもの頃は、がんばらなくても無条件にそういう場があることも大事だと思った。

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