関西と関東。
大阪で3年、東京で3年ほど仕事をしてきました。
大阪はノリツッコミの街。上司のボケにうまく返さないと、まあうまくはいかないですね·····。それか、能力が秀でていて逆にノリツッコミとは無縁な感じで上司がボケてくることもない世界で生きるか。
大阪はうまくやるにはその二択な気がします。
それを関東人に話すと「楽しそうじゃん!」と言われることがあります。大阪舐めプな人にいつも言うのが
(猫を飼ってる前提で。)
上司「へぇー!猫飼ってるん?」
私「はい!」
上司「おー、ポメラニアン?笑」
·····という会話。
なんでやねん!笑
とタメ口で突っ込めるアナタは大阪行ってください楽しい毎日が待ってます。ぜひ。ほんとに。
私は、もう無理無理無理で。
上司にタメ口なんてありえない!失礼!というお堅い思考でいたために(社会人に出たばかりで、余計にそれが強かった)
ミッキーのようなハハッ!笑
しか言えませんでした。
そもそも真顔でボケてくるので、それツッコんでいいの?それともツッコんだら失礼なやつ?という淑女のような選別センサーが先に脳内を駆け巡るため、とっさのツッコミが追いつかないという難関。
まぁそれじゃあ上司も「ボケがい」がないですねぇ·····。
ちなみにたぶん大阪で生まれ育ったら自然とボケツッコミなんて身に付くと思うんですが、私の家庭がとても堅くて、両親ともにボケることなんてなく、テレビではNHKが流れ、食事の時にはクラッシックが流れ、芸能番組を私が見ていると後ろから父が「はん!つまらん」と水を差してくるような家庭でしたので、大阪社会人生活のためのトレーニング不足なところが多々あったのだとは思います。
こりゃだめだ。と大阪を撤退し(※関西人からも関東人からも「さとこちゃんは関東人ぽい」と言われていた)東京へひょんなことからやって来ました。
東京の上司は、
ボケない!!!分かりづらいボケをしない!
みんな
今からボケますよーみたいな感じで、
笑いながらボケてくれる!
ああ分りやすい·····過ごしやすい·····。
でも東京ならではの文化もありました。
それは目に見える陰口。これは驚きました。
大阪だと直接的に言うか、相手の見えないところで陰口とか悪口は言います。たぶん·····相手の見えるところで言うと、なんやお前って直接相手がやってくるからでしょうね。
東京はそんなオラオラしてる人がいないためか、
明らかに今陰口言ってますよね?
というシーンに普通に出くわす。
今まで普通に話してたのに突然小声になって
コソコソコソコソ言ってる。
でまた普通のボリュームに戻って笑って話してる。
いやぁ!陰湿!笑
恐らく「聞こえると失礼なところもあるから」みたいな配慮が含まれてるとは思うけれども、まぁ8割がた聞かれちゃまずい陰口だから小声なんでしょうね。
しかしそれが東京文化でした。
本当に関西と関東は雰囲気が違うので、
関西が住みやすい!って他県から移り住んだ人の話を聞くと、上司でもタメ口を多少使っても怒られないし、ボケツッコミすることで距離感が縮められるから楽!と言っていました。(尊敬のまなざし)
余談ですが、上京している関西弁女子って数がかなり少ないです。男はわりといるんですけどね!
みんなから関西弁で話して!と求められ、なぜか私は今の職場で関西弁ネィティブで過ごしていますし、飲みに行くと関西弁を求められるので基本関西弁で過ごしています。
結構得します。関西弁スキル付き!って感じです。
それは東京に来るまで知らなかったことでした。
関西弁嫌がられると思ってたので、むしろ逆でありました。
そんなこんなでこのあたりでおいとまします。