バジルソースとパスタと私
私は美味しい!と言う範囲がとっても広い人で、
「うめこって食い物なんでもうまいんじゃない
?」
的なこといろんな人に言われたことあるし、思われてると思う(笑)大学時代に、カナダに短期留学行った頃も、ホストファミリーから、
「You like everything very very much!」
と大爆笑しながら言われたこともある。国境を超えても同じこと言われるんだなと感慨深かった。
そんな私でも、とくにむちゃくちゃ美味しいと思う推しの食べ物のひとつ。
それこそ、バジルソースを絡めてつくるジェノベーゼパスタ(以下、ジェノベーゼパスタとする)
ここで、私とジェノベーゼパスタとの出会いについて語ろう。
今から10年ちょい前に友人とディナーに行ったときのお話。友人がジェノベーゼパスタ頼んで私は別のメニュー頼んだ。(そもそもジェノベーゼとはなんぞやといまいちイメージができてなかったのでわかりやすいメニューを頼んだ。)
実際のジェノベーゼパスタを見て、
あのバジルという葉っぱからこんな感じのパスタができるんだ、へぇ~くらいにしか思わなかった第一印象だったが、友人から一口いただくと…
えぇ~!何これ意味わからん!むっちゃくちゃ美味しいやんっ!!
となった。友人と同じジェノベーゼパスタを頼まなかったことを深く後悔し、以後、ジェノベーゼパスタがあるお店に行っては毎っ回ジェノベーゼパスタを食べるようになり、今でもそうだ。
あのバジル特有の風味ととろけるような美味しさがたまらないんだ(*^^*)
一番近場で食べられるのは、↓のお店
ここに行ったら、同伴者が例え何を頼もうが、私は毎回ジェノベーゼ(お店のメニューとしては、バジルソース)を頼むんだ。日替わりランチ(パスタ具材が日替わりで、ソースは自分で選べる)として頼むのだが、具材がベーコンとかウインナーとかだったらなおテンションあがる。その辺とベストマッチだと思うから。
ただし、妊娠中はなぜかいつものを頼むと悪阻の影響でその夜お腹具合悪くなっていたので妊娠中は断念し、別のメニューを頼んでいた。しかし、ジェノベーゼロスは必ずやってくるので産後落ち着いたらすぐに食べに行ったものだ。
で、家でも時々、市販のバジルソースでジェノベーゼパスタを作ってみるのだが、自分で作ると何かイマイチぱっとしない。自分の料理の腕が未熟なのは大いにあるのだが、何か違う。
だいぶ前に、イタリア旅行に行ってきた後輩がお土産にバジルソースをくれて、それで作ったときはむっちゃ美味しくできたのだが、そればりに美味しいものを久しく作れていなかった。
そんな中、友人が↓のお店に売ってあるバジルソースを紹介してくれたのだ。(いつも置いてあるとは限らないらしい)
そのバジルソースが本当に本当に美味しいこと美味しいこと。
香りがとっても豊かで、ほっぺたがとろけそうな深~い味わい。
よし!これでジェノベーゼパスタを作るぞ!とはりきるも、ソースがあまりに美味しすぎて、事前にバケットでちょいちょい食べていた。で、実際にパスタを作る時、調べたレシピより、バジルソース少なめな量だったが少しくらい大丈夫っしょ!と思って作った。
うーん、確かに美味しいバジルの風味は生きてるが、ちょっと味薄い。
と、不完全燃焼感満載だったため、再びあのバジルソースを調達して再挑戦した。
私は普段料理するとき、適度に美味しけりゃいいっしょ!的なとってもゆる~いノリで作るのだが、この時ばかりは緊張感にみちあふれていた。前回の不完全燃焼を繰り返したくない想いが強かった。
絶対に負けられない戦いがそこにはある
ばりの熱量で料理にとりかかった。ベストマッチ素材の厚切りベーコンをふんだんに使用。
とっても美味しくできました!我が長男も私に劣らずジェノベーゼパスタ大好きで、前作よりもむちゃくちゃいっぱい食べて満足してくれて光栄だった。私の腕がまだまだのため、料理上手な人が作ったらきっともっとむちゃくちゃ美味しいはずだ。
だから、少しずつ腕をあげて、またあのバジルソースでジェノベーゼパスタを作りたい。