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PIGGSツアー全公演外れた僕が転生せずに全通出来た件について #9 東京ファイナル

2021年4月28日

今日でツアー最終日だ。そして初めての全通となった。チケットが全部外れたのにだ。

最初このnoteを書き始めたとき「恐らくチケットは全部見つからないから現場行って見た体で書こう」と考えていたが、本当にチケットが全て見つかるとは思っていなかった。改めまして今回チケットを譲っていただいた方には心から感謝いたします。

チケットが見つかったことはもちろんだがそもそも前回のツアー同様今回のツアーが延期や中止にならずにファイナルまで来れたPIGGSさんも奇跡と言っていい、いやむしろここまで来るとそれが当たり前と思えるほどPIGGSさんには特別な何かがあると確信を持って言えるくらいだ。

開場時間となりライブハウスに入った。配信のためか昨日より明らかにスペースが少なくなっている。昨日後方が空いていたのはそのためだったのかと納得した。100番台で前も狙えなかったので一番後ろで楽しむことにした。

開演時間となりライブが始まった。

ここまでネタバレ防止のためセトリを言わなかったが、ツアー全ライブ全曲披露という最高のセトリだった。(曲数がまだ20曲以下と少ないというのもあるが)

そのため曲自体は全部聞いていた訳だが今回のファイナルはまた違った演出が施された。昨日椅子を出して行われた「骨伝導massive」は振り付けが新しいものに変わっていた。てっきり福岡で見た振り付けが最新と思っていたので肩透かしを食らった気分だった。それにしても2週間で違う振り付けをそんなに覚えることが出来てそして初お披露目で完璧にやってのけるPIGGSさんの凄さたるや。あっぱれを送りたい。

そして圧巻だったのは「飛べない蛇」だ。ピアノバージョンで生歌でのパフォーマンスだったが、4人の歌唱力の高さに感動した。ラスサビ後僕がいつも震え上がるちよぴーさんのハイトーンボイスを生歌オンリーで聞けるというこの上ない贅沢な瞬間を味わうことが出来た。また何かの機会があればピアノバージョンを是非聴きたい。

セミファイナルと違い本編ラストは「とらえる」となった。昨日のnoteにも書いたがこの曲がどんどん強くなっている。聴けば聴くほど好きになる。PIGGSの曲は音楽プロデューサーのRyan.B(ブライアン新世界)さんが全て手がけているにも関わらず、毎回異なったタイプの曲を作ってくれる。カッコいい曲や可愛らしい曲、バラードといっただけで止まらない幅広さがあるが、その中でもとらえるは「救ってくれる曲」に思える。ほとんどがそういう曲であることは大前提だが、底抜けの明るさがありながらも絶対に置いていかない優しさもあるそんな曲だ。とらえるについてもっと語りたいが「それはまだ言わない」

アンコールとなり、今回のツアーの主役である「T.A.K.O」が始まった。個人的に今回のツアーで一番化けた曲というイメージだ。最初聞いたときと180度印象が変わった。はっきり言う。これは「踊る曲」だ。曲自体はゆったりとした印象だったがライブでは爆発力に溢れている。出来ることなら誰かとタコ殴りしあいたいくらい暴れされる何かを見せつけてくる。今日のライブでも一番暴れたのがこの曲だったのではないか。もっと踊っていこう、真っ赤になるくらいに。

そしてモナ・リザが始まり、フロアを含め全員の手が上がっていた。声は出せないがフロアから地響きの起きるほど盛り上がったあの瞬間は中々経験出来ないし、声を出せるときどうなってしまうのかワクワクするほど最高の盛り上がりだった。

そんな最高のフィナーレでライブが終わり、ツアーが終わったことを実感しかけたとき違和感を感じた。ステージが暗い。会場から音楽が流れない。そしてYouTubeを見たらまだ配信が続いていた。(せっかくなのでスパチャをした)まさか…と思っていたらサイレンが鳴り、新衣装の4人が現れ新曲「VISITOR」が披露された。

https://youtu.be/pkO71pO1bB4

Ryan.Bさん、化け物かあなたは。あんだけTAKOを褒めてたのに更に最高の曲を持ってくる。新曲を急遽披露する場合中々盛り上がりに欠けるところもあるが、勝手に盛り上がってしまうくらい素晴らしい楽曲だった。

正直今回全通をしたことで燃え尽きてしまわないかという不安があったが、VISITORを聞いて「早く次のライブが見たい」としか思わなかった。それだけPIGGSのライブは最高なんだ。

今回ちょっとした思いつきで始めたnoteだったが、まさかファイナルまでにこんなことになると思っていた人は1人もいないだろう。

ツアー直前UMIさんの活動休止により4人でのツアースタート。5人での復活を待ち望んだ中でUMIさんの脱退。今だから言えば見に行きたくないとさえ思った。でも答えは現場にあるとずっと信じてきたから現場に通うことを決めファイナルまでの4人を見届けたが、結果としてPIGGSの覚悟を見せつけられた。わざわざ言うことではないが、人それぞれ色々な考え方もあるだろうし今まであったことでPIGGSを離れた人もいるだろう。でも僕はプー・ルイさん、そしてPIGGSの武道館を見たいと心から思うことが出来た。そんな簡単じゃないことはわかりきってるし、ヲタクに出来ることなど何も無い。でも僕はこれからもPIGGSに通っていくだろう。

PIGGSは強くて負けないのだから。




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