さとけんの頭ン中〜2020年度第3回英検1級語彙問題〜
タイトルはブルさんの本をパロりましたすみません。(TOEICの学習法にお悩みの方におすすめです。私もめちゃくちゃ参考にしました。)
さて、先日ねこんさんのブログ記事でねこんさんが英検の長文をどのように読んでいるかを(わからないところも含めて)赤裸々に公開されていてめっちゃおもしろかったのとなるほど〜と参考になったことにインスパイアされて語彙問題を解くときの思考プロセスを私も書いてみようかなと思ってやってみました。(語彙問題もやったら面白いかもですねって厚かましくもリクエストしたら書いてくれました!)
使う素材は2021年1月24日に実施された2020年度第3回英検1級語彙問題25問です。私は後日webサイトで公開されたときに解きました。
結果は22/25だったのですが、自信持って正解できた問題、自信ないけど消去法で選べた問題、わからなくて困って選んで間違えた問題など、間違えたけどよくよく考えたら正解できてたかもしれない問題などありました。。どのくらい単語覚えてたらこの点数になるのかという参考になると思います。
自分の復習と、今後やるべきことを明確化するという目的も兼ねて記事を残しておこうと思います。もし皆さんが読んで参考になるところがあればいいですがないかもしれません。
誤解のないように言っておきますがこれは解説とかではなく、今現在英検1級合格を目指して学習中の人の解き方、思考プロセスです。きっちりとした解説というものは参考書もしくはネットに出回ってますが、学習者としてのリアルなあやふや感はなかなかないと思います。
読むと参考になるかもな人
・今回の英検1級を受けた人
・語彙問題が苦手な人
・今後英検1級を受ける予定の人
・どのくらい単語覚えたらいいの?と思ってる人
今回の問題を解いてないとよくわからないと思いますので問題のパートは飛ばして最後だけ読むとなにか語彙学習のヒントになることがあるかもしれません。(最後におまけあります🎁)
ちなみに先日この語彙問題で出題された単語、熟語がパス単、でた単でどのくらいカバーされたのかを調査してツイートしました。
私はSVL、パス単英検1級、でた単を完璧ではないものの覚えてきているので初見の単語というものはほとんどなかったはずです。でも勘違いしたり完全に忘れてたりで満点はなかなか取れないです。。いつか満点とりたいですね。
語彙問題の解き方
私が英検の語彙問題を解くときはざっくりこんな感じです。
・選択肢をざっと見て単語をイメージする。このとき基本的には日本語訳は浮かんでません。知ってる単語だけだとだいたい3〜5秒くらい。あやふや単語ある場合はもう少し見てます。でもここでは深追いはしない。
・空欄前後を読む。この時点でさっき見た単語と繋がりが良さそうな単語があれば正解候補とする。その場合は念のため文頭から読んでいき良さそうだったら残りの単語はあまり見ずに次の問題へ進む。
・空欄前後で判断できなかった場合、文頭から読んでいき空欄付近まで読んでもう一度考える。そこでわかったら答えを選んで念のため文末まで読む。
・それでも正解がわからなかったときはとりあえず文末まで読んでから選択肢と問題文をじっくり読む。たいてい選択肢にわからない単語が複数あるか、問題文を理解できていないとき。こういうときはうんうん考えるけど、わからない問題に時間使いすぎると時間足りなくなるので直感で選んでしまうことも多い。
さて、では実際に問題を解いていきましょう。問題文、選択肢は一部引用しますが基本的にここには書かないので英検サイトもしくは実際の問題用紙などを用意して確認することをお勧めします。多分コレだけ読んでも何いってるかはわからないと思います。
ここからは『さとけんの思考パート』と『あとで調べた復習&解説パート』で構成していきます。前者は問題解いてるときにこう考えていたということを再現しているので単語の意味とか間違えていますのでご注意ください。後者は辞書等で調べた内容もありますが素人理解の解説なので必ずしも正しいとは限りません。このnoteでは引用ボックス内に記載します。
ちゃんとした解説が知りたいという方は下記をご参照ください。もしくはしばらくしたら過去問問題集が発売されると思います。
前置き長くなりましたがやっていきましょう。記事にする都合上、日本語で書いてますが実際はイメージレベルです。初めに選択肢を見た時の私の理解度を書いてますが問題を解いてる時はここまで考えてるわけではなくイメージできるかどうかくらいにしか考えてません。
(1)
★選択肢を確認
perpetuated : なんだっけコレ。。永続するとか?
prefaced : pre + face 日本語は浮かんでない。
overrode : over + ride 覆い被さるイメージ。
satiated : 満たす感じ。
★空欄前後を確認
president がdecisions を〜〜するんだからoverrodeかな?決定を覆す的な。
★文頭から読んで良さそうか確認
後半の文も一応読んで見て、まぁ良さそう。
★復習として辞書などで調べたものをメモします。正解の選択肢になったものは文中の意味に近いものを、誤答選択肢は代表的な意味を記載します。その他、重要そうなコロケーションとか私が勘違いしてたことなどメモしたりしています。ここでは単語の原形でメモしていきます。
perpetuate : 〜を永続させる
preface : 〜を前置きする
override : 〜を覆す
satiate : 〜を十分に満足させる
override a decision : 決定を覆す
(2)
elusive : するっとすり抜けるイメージ。
ardent : 熱心なイメージ。
ornate : どぎつく飾り立てたイメージ。
apathetic : 無感情なイメージ。
an ( ) supporter
ardent でしょう!コロケーション的に良さそうですね。
後半の文読んでも熱心な感じがします。
elusive : 逃げやすい、理解しにくい
ardent : 熱心な、
ornate : 飾り立てた
apathetic : 無感情な
an ardent supporter : 熱心な支持者
(3)
partition : partの関連語?いまいちイメージできず。
compilation : なんか集めたもの。コンピレーションアルバムとか。
inhibition : inhibitの名詞。抑制。
congregation : なんだっけこれ。congregate は集まるっぽいイメージだから集合?
( )grew steadily
まだわかんないから文頭から読む。
協会が週末に教育プログラムをやってて、( )が着実に成長して、新しい家族が毎月参加してる。
まだわかんないけど1番良さそうなのはcongregationかな?日本語訳は覚えてないけど何かの集まりが大きくなってるんだろうな。深くは考えず次へ。
partition : 仕切り
compilation : 編集物
inhibition : 抑制
congregation : 集会
partitionってパーテーションと同じかな?カタカナ語に毒されてて一致してなかった。それぞれGoogle画像のリンク貼っとくので気になる人は見てみて。出てくる写真は違うけど多分同じだとは思う。
(4)
depreciation : 価値が下がるイメージ。
rendition : 演奏(他にもいくつか意味あるけど覚えてるのはこれ)
demarcation : 覚えてないけどネガティブなイメージ。。自信ない。
extraction : extract の名詞。抽出。
sudden ( )
depreciation が良さそう。その後に in the value ~ と続くし価値が下がった的なことよね。
貨幣価値が下がって、輸入品の価格が上がったよという内容ね。
depreciation : 価値の低下
rendition : 演奏、翻訳
demarcation : 区分、区画
extraction : 抽出
demarcationのイメージ間違えてた。。
スペイン語が語源みたいです。
de-(分離) + marcar (to mark) + -ation
印をつけて分離させた感じかな。
英検1級初登場だけどSVL12,000語レベル。
rendition 演奏ってなんとなく暗記してたけど翻訳という意味もある。よく見るとrenderと同根か。renderは多義語でちょっとわかりにくい単語だとおもう。〜の状態にする、〜を与える、〜を表現する、〜を翻訳する、などなど訳はたくさんある。セットにして覚えておくと忘れにくいかも。
(5)
abated : 軽減する、和らげる系。
permeated : 浸透するイメージ。
corroded : 侵食していくイメージ。
instigated : 煽動する?何かに影響を及ぼしてる感じ。あまり自信ない。
public criticism had ( ) before
んー、まだわかんないから最初から読む。
新しい税金が不人気、だからfinance大臣が待つこと決めた、public criticism が( )するまで、更なる税金をintroduceする前に
→いまいちピンときてない。。ほとぼり冷めるまで追加の税金のことは待とうということかな?abated は意味合いそう。permeatedも入るかな?いやcriticism が浸透するとなんかおかしいね。criticism が和らぐだと良さそう。abateでいきましょう。
abate : 軽減する、和らげる
permeate : 浸透する、行き渡る
corrode : 腐食する
instigate : 煽動する、けしかける
侵食するはerode だった。erodeは侵食するでも腐食するでもOK。
画像検索してそれぞれのイメージをつかんでおきましょう。
corrode画像検索
erode画像検索
(6)
plenary : 全員出席という意味で覚えてた。
appalling : ぞっとさせる。appall の形容詞かな。
filial : 何だっけこれ。見たことあるけど忘れた。。
contingent : これもいまいち覚えてない、見たことはある。
2個以上イメージできない時はちょっとピンチです。とりあえず空欄前後見ます。
the purchase agreement ( ) on the sale
contingent の意味は覚えてないけど contingent on って並びはなんとなく見覚えあるぞ。頭から読んでいく。
A:新しい家が欲しい、今の家売れなかったらどうしようね?
B:今の家が売れたら新しい家が買える。的なことを言ってるのかな?
contingent の意味は思い出せないけどplenary, appalling は合わない。filialも覚えてないけどこういう雰囲気の単語ではない気がする、filial onってあまり見覚えない。contingent on ってニュースとかで見かける気はする。なのでcontingentにしときましょう。
plenary : 全員出席の、完全な
appalling : ぞっとするような
filial : 子としての
contingent : 次第の、条件とする
filial はラテン語で息子という意味のfiliusから来てるみたい。(ランダムハウスより)
英検1級初登場だけどSVL12,000語レベル。
親としてのは parental。
contingent は名詞だと不慮の出来事、分遣隊、代表団という意味がある。
(7)
conciliation : conciliate がなだめるですね。それの名詞系。
conurbation : 何じゃこりゃ。見たことない気がする。。
contraption : んー、思い出せない。
concussion : 脳震盪ですね。
これもやばいな。わからない単語2つ。
a mild ( ) in the car accident
これはconcussionが入りそう!
一応問題文読むけど良いですね。concussionを覚えてたら迷わない問題。脳震盪という意味を覚えてなくても怪我、病気、ダメージみたいなイメージさえ持ってたら選べるかも。
conciliation : 和解、調停
conurbation : 集合都市
contraption : 工夫、仕掛け
concussion : 脳震盪
conurbation は初めて見ました。今回の最難単語ではないでしょうか。
分解すると、con- + urb(都市) + -ation
都市が集まったものと考えられます。
でた単さんのブログでコーパスを調べておられましたが61349番目の頻度とのこと。
Ngram Viewer を見てみましたが1900年以降に作られた新しい単語みたいですね。Wikiにもありました、1915年にパトリック・ゲデスという人が自分の著書で造語したそうです。どうやらコナベーションというカタカナ地理用語ができているようです。知りませんでした。Wikiは英語版ももちろんありますがそこまで興味ない人は日本語版をさらっと読むくらいでもいいと思います。
(8)
arduous : めっちゃしんどいイメージ。骨が折れるみたいな。
shattered : shatter がバーンって粉々にする動詞だった気がする。
barbarous : barbarがなんか野蛮っぽいイメージ。
decrepit : よぼよぼなイメージ。老いたとか。
空欄前後だけだと判断できず頭から読む。
タワーの頂上まで登るのが思ってたより〜〜だと。
これはarduousが入りますね!後半にもexhaustedと言ってるし。
arduous : 困難な、骨の折れる
shattered : 打ちのめされた、がっくりきた
barbarous : 野蛮な、残忍な
decrepit : 老衰した、よぼよぼな
barbarous はでた単未収録語だったけどbarbaricはあったので類推できました。どちらも野蛮なという意味です。調べてみるとbarbarianという単語もあってこれも野蛮なという意味です。もともとはギリシャ語のbarbarosという言葉から来ているようですが『ギリシア人以外の,異国の,野蛮人の; 異国語の響きを表わす擬声語』という意味のようです。
ランダムハウスの類語まとめから引用します。
barbarian 未開[野蛮]なものに対する一般語.
barbaric 未開,野蛮の意味では barbarian とほぼ同義. 趣味や教養のなさも意味するがやや好意的に野性的な魅力を強調する場合もある.
barbarous 野蛮な生活状態の中での残忍さ,残酷さを強調する. 趣味の悪さ,教養のなさも意味する.
(9)
colossal : 何だっけこれ。口語の?
auxiliary : 見覚えあるけどイメージできない。。
squalid : むさ苦しいイメージ。
inadvertent : 反対の?故意でない?自信なし。
やばい。squalidしかわからないぞ。
〜〜なcondition
squalid が入りそう!
引っ越して古いアパートメントにしか住む余裕なかった、母ちゃん来たときむさ苦しい状況を見てショック受けた。
→squalid で良さそう!
よかったラッキーだ!
colossal : 巨大な
auxiliary : 補助の
squalid : むさ苦しい
inadvertent : 不注意の
口語のはcolloquialでした。colしか合ってなかった。colossalは英検1級初登場だけどSVLでは10,000語レベル。
auxiliary は助動詞(auxiliary verb)のやつですね。
反対のという単語はadverseでした。こういう単語の区別は苦手。
(10)
deviating : それる、逸脱する
soliciting : 懇願する
denigrating : いまいち覚えてないけどネガティブなイメージ
incubating : 孵化させる
( ) a great man
deviate, incubateは入らないかな。まだ自信なし。
みんなショックを受けた、戦時のリーダーの自伝で。彼らは著者を非難した、great man を〜〜したことについて、unproven rumors をreportすることにより
ここにはネガティブな単語が入りそう。否定するとか侮辱する軽く見るとか。denigratingは多分そういう意味だったはず。
deviate : それる、逸脱する
solicit : 懇願する
denigrate : 〜をけなす、〜を軽視する
incubate : 〜を孵化する。
denigrate はラテン語のdenigrare(黒くする) が語源。
de- (強意) + niger (黒) + ate
(11)
annexed : くっつくイメージ。ホテルの別館とか○○アネックスって言いますね。
yielded : この単語たくさん意味ある。産出するとか曲がるとか。
vacillated : これ自分で #ejb19 ツイートしたやつ!どっちにするか迷うみたいな。
proffered : 何だっけこれ。 pro + offer。うーむ事前にofferするのかな。
空欄前後で意味わからず。頭から読むか。
国境に敵軍増えてきてて心配。パワフルな隣国に攻め込まれて〜〜したらどうしよう。。
annexed かな。併合とかそういうイメージ。他の選択肢はピンと来ないね。
annex : (領土などを)併合する
yield : 生じる、屈する
vacillate : 揺れ動く
proffer : 〜を差し出す
問題解いてるときはannexがぴったりと思ったので迷わなかったですがyieldもちょっと悩ましいですね。他動詞で『譲る、明け渡す』という意味もありました。今考えるとこっちでもいいような気もしてきましたが。。うーん、わかりません。
profferはofferと同様に申し出るという意味でした。語源もアングロフランス語のprofrerとのことで全然理解してませんでした。辞書には文語、格式ばったという記載がありますのであまり自分で使うことはなさそうです。
proffer assistance 援助を申し出る
(12)
allegory : 寓話
yardstick : 判断基準とか指標みたいな
exponent : 指数(他にいくつか意味あったかも)
blurb : なんかぼんやりしたイメージ。でもなんか違うかも。。自信ない。
決定するための唯一の〜〜
yardstickが入りそうだな
いまいち前半が何言ってるのかよくわからないけど判断指標のことを言ってるのは間違いなさそうだからyardstickでいいね。
allegory : 寓話
yardstick : 判断基準
exponent : 提唱者、指数
blurb : (本のカバーなどにある)誇大広告
exponent は提唱者の方の意味をすっかり忘れてましたがこれはexpound(説明する)から来ていますね。セットで覚えましょう。
ぼんやりしたもの、ぼんやりさせるという意味の単語はblur でした。
blurb は1914年にF .G.Burgessという作家が自著に美女の絵を描いてMiss Belinda Blurbと名付けたことが語源だそうです。(ランダムハウス)
(13)
touted : めっちゃ褒めるイメージ
pulverized : 粉々にするイメージ
fermented : んー忘れたw
pared : 皮をむくとか削減するとか
Ramesh がwidelyに〜〜されている
toutedかな?
as a future leader ともつながるし、後半もhowever で残念だったこと書いてあるから前半はポジティブなことなはずで良さそうですね。
tout : 〜を褒めちぎる
pulverize : 〜を粉にする、〜を打ち破る
ferment : 〜を発酵させる
pare : 〜の皮をむく、〜を切り詰める
ferment は英検1級初登場、SVL11,000語レベル
(14)
pungent : 刺激的な感じ、鼻をつくような
truculent : あーこれなかなか覚えられなかったやつだ。覚えてないわw
dreary : さみしいか恐ろしいかそういう系の感情
murky : 暗いイメージ
having ( ) aromas
pungent っぽいね。一応文頭から読む。
チーズか。pungent だろ。後半にもsmellって言ってるね。はいpungent。
pungent : 刺激的な感じ、鼻をつくような
truculent : 獰猛な、攻撃的な
dreary : もの寂しい
murky : 暗い、陰気な
truculent はパス単にもでた単にも掲載されてるけどなかなか覚えきれてない。
SVLには入ってなくて28,000語レベル。
truc- がラテン語で獰猛な(fierce)という意味。
(15)
frazzled : 何だっけこれ。なんかフラフラなイメージ。
awry : wry と似た意味のやつ。歪んだとか。
insufferable : パッとイメージつかないな。in + suffer + able。sufferできない的な。
overt : covertの反意語ね。明らかな感じ。
you look ( )
選択肢をきっちりイメージできてないので全部読む。
A:Gina、〜〜だねー、どうしたの?
B:1日中姉さんの子供3人の面倒見てた、超しんどい。。
exhausted と同じ意味が入りそう。frazzled が良さそうね。他のは明らかに意味通らないし。
frazzled : 疲れ果てた
awry : 歪んだ
insufferable : 耐えられない
overt : 明白な
suffer にはいろんな意味があるけどその中に『耐える』というものがあるからinsufferableが『耐えられない』になるのね。sufferは苦しむイメージだったからちょっとずれてたかも。
(16)
electorate : 何これ。elect 入ってるし選ぶ系か選挙系かな。
autocrat : 自治だっけ?なんか違うような気もする。。
extrovert : 外向的な。introvert とセットですね。
accomplice : 共犯者だっけ。あまり自信ない。
had an ( ) inside the organization
判断できず、全部読む
前半で銀行のセキュリティが筒抜けだったと言ってて後半で組織の中に〜〜がいるってストーリーなので多分共犯者とか裏切り者とかが入るはず。accompliceしかなさそう。他のは合わないしね。
electorate : 選挙民、選挙区
autocrat : 独裁者
extrovert : 外向性の人
accomplice : 共犯者
electorate はパス単にも、でた単にもなし。SVL10,000語レベル。
自治はautonomyですね。-crat は人を表す接尾語でした。aristocrat (貴族)、bureaucrat (官僚)、democrat (民主主義者)とか。
(17)
candid : 素直な。なんか急に簡単な単語きたw
virulent : viru- だから有毒な感じ?
petulant : 何だっけこれ。なんかネガティブな気はする。
paltry : わずかな。少ないイメージ。
dropped to a ( ) 10 percent
paltry 入りそうね。
総理の支持率の話か。terriblyって言ってるし10%まで急落したのね。paltryで良さそう。
candid : 素直な
virulent : 悪意のある、有毒の
petulant : 短気な
paltry : わずかな
petulant はオックスフォード英語類語辞典には
”⦅書き言葉,けなして⦆(したいことができなくて[ほしいものが手に入らなくて])すねた,だだをこねた”
と書いてあり子供に使うのかなとイメージしましたがGoogle画像検索したらトランプ元大統領がたくさんでてきました。リンク貼っときます。
petulant 画像検索
(18)
※間違えた問題です。前半は間違えた思考プロセスなので注意。
presaged : 何だっけこれ。pre + sage。
instilled : 教え込む、植え付ける感じ。
repatriated : 本国に送還させる
severed : 何だっけこれ。severeにする感じ?
空欄前後でよくわからず、最初から読む。
Rolandのビジネスパートナーがクライアントにオーバーチャージしてたのが判明、そんでall ties with the company を〜〜して、もう関わりたくなかったと。
んー、よくわかんないぞこれ。presageの意味は忘れたけど入らなさそう。repatriate は自分の国に返すって覚えてるけどなんか解消するとかそういう使い方もあるのかな。よくわかんないけどとりあえずrepatriateにしておこう。
※なぜかこの時severedをよく検証せず。severance (切断) はでた単にあったけどseverはなかったので類推できてたらよかったけどそもそもsevereの関連語と勘違いしてるのが敗因。
presage : 予言する
instill : 教え込む
repatriate : 本国に送還する
sever : 切断する
sever はパス単、でた単にはなかったけどSVL10,000語レベル。
(19)
premeditated : わからん。pre + meditate。
embittered : ビターにする感じ
threaded : threadは糸だけどこれは動詞か?なんだっけ、知らん。
gleaned : コツコツ集める。これもツイートしたことあるぞ!
murder was ( )
まだわかんないね、最初から読もうね。
ポリスは結論づけた、殺人は〜〜されたと。
→あー、premeditate は事前に考えるとかそう言う意味だっけか。それならこれ入るね。
後半の文も、事前に計画してたのは明らかと言ってるから前半の文の言い換えか。
premeditate : 前もって考える
embitter : 苦くする
thread : 針に糸を通す、縫うようにして進む
glean : コツコツ集める
premeditateだけでなくpremeditated (計画的な)、premeditation (前もって熟慮すること) など品詞違いも英検1級で出題実績あるのでセットで覚えたいですね。
(20)
sham : シャム猫は偽者って覚えてるw
wrath : 激おこですね。これも以前ツイートしました。ハガレンのキャラツイート。
gall : 厚かましい感じ
piety : 信心深いようなイメージ
had the ( ) to ask for
まだよくわからないけどなんか頼んでるのね、最初から読もう
Garciaさんがショック受けたと、スタッフのひとりがpay raise をask して、同じ日に、寝坊して遅刻したその日に。
笑、これはgallだなw
なんとまぁそんなこと言えるねw
sham : 偽者
wrath : 憤怒
gall : 厚かましさ
piety : 敬虔
gall には胆汁という意味もある。でも胆汁はbileという単語もある。
have the gall to do 図々しくも〜する
(21)
heartily : heart 的な
marginally : かろうじて
vehemently : 熱心に
intently : intent な(あまりイメージできてない)
were only ( ) successful
marginally がonlyともsuccessfulとも相性良い気がするな
初期の計画はonly〜〜成功だった、だから販売戦略を考え直した。
ちょっとしか成功しなかったと言う感じか。marginallyで良さそう。他はポジティブな感じだからrethinkと合わないね。
heartily : 心から
marginally : かろうじて、ごくわずかに
vehemently : 熱烈に
intently : 熱心に
marginally はごくわずかにという訳の方が合ってそう。 intently は思ってたのとちょっとズレてた、intent 自体の理解がいまいちできてなかったみたい。intentional (故意に、意図的に)というイメージが強いけどintentには熱心なという形容詞の意味がある。
ここから熟語!
(22)
dish out : 分配する
tear off : 引き裂く?引き剥がす?
wire up : なんだっけ?
dive into : 突っ込む?
to ( ) punishment
熟語は文脈ないと難しいんだよな。頭から読むぞ。
school administrators が生徒がカンニングしたのを発見したと、そんで関わったやつ全員にpunishmentを与えた。という感じね。
dish out ってpunishment を目的語にとれるのかな。OKならこれで良さそう。他のはいまいちつながらなさそうよね。dish out でいいか
dish out : 〜を与える
tear off : 服をさっと脱ぐ
wire up : 接続する
dive into : 〜に没頭する
dish out には物や情報を配るという使い方が多いけど、罰や批評などを与えるという意味も各種辞書に載ってました。
wire up は文脈ないのでわかりませんが配線工事をするとか電源を正しく接続するという用例があるようです。リーダーズには俗語として現状を説明するという意味も載ってました。
(23)
※間違えた問題です。前半は間違えた思考プロセスなので注意。
blasted off : うーん見覚えないや。blastはバーンって感じ(語彙力w)
blown away : 吹き飛ばす?
bashed in : これもわかんない。。なんか恥ずかしい感じだっけ?
boiled over : 沸き立つような感じか?
空欄前後で判断つかず、全部読む
Franklinはニュース聞いて〜〜だ、妹が50ミリオンドルの宝くじ当たったニュース。自分の知り合いが一夜にしてそんな金持ちになるなんて思ってもなかった。
なんだろうらやまけしからん的な話?boil over ってそういう人の感情にも使えるんだっけ?blast off もよくわからんけどちょっと合わない気もする。bash in もなんかしっくりこないな。boil over でいいか。自信ない。
※blow over でびっくりするという意味を完全に忘れてましたね。。でた単にあったはずです。
blast off : 発射する
blow away : 仰天させる
bash in : 〜を打ち壊す
boil over : 沸騰してあふれる、激怒する
bashful (はにかみ屋の)、 unabashed (恥ずかしがらない)などと混同してbash in を理解してなかったです。
boil over は激怒するという意味があるのでこっちでもいいんじゃないかって思いましたがこの意味は自動詞なので受け身では使えないですね。
(24)
skirt around : 迂回する
lag behind : 遅れる
fend for : 養う
tangle with : もつれる
これは熟語単体でも意味覚えてるやつだけだからいけそう!
young tigers can ( ) themselves
fend for oneself のやつだな、自分自身だから自立する、自活するみたいな
一応全文読むけど良さそうね。
skirt around : 〜を回避する
lag behind : 〜より遅れる
fend for oneself : 自力でやっていく
tangle with : ~と争う
fend はdefendの頭音が消失した単語で単語単体としては『防衛する』『〜を受け流す』という意味があるけど『やりくりする』『養う』という意味もある。
(25)
※間違えた問題です。前半は間違えた思考プロセスなので注意。
tipped off : 見たことはある。意味出てこない。
scrimped on : でた単で何度も間違えた覚えはある。意味出てこない。
worked over : んー、あまり見覚えないような。文脈あればわかりそう。
clogged up : 詰まった感じね。
ちょっと選択肢があやふやでピンチだな。もう頭から読むか。
写真家がホテルマンに〜〜された、映画スターがバケーションしてると、だから写真撮るためにそのホテルに駆けつけたよ。
密告だねこれは。
tip off か scrimp on のどっちか。どっちもでた単で見覚えはあるけど忘れちゃったな。off は離れていくイメージあるからon の方がいいかな。scrimpってなんだっけ。わかんないけどscrimp on でいいか。。
※これ間違えたのは悔しい〜。多分でた単で何度も見てるのになー。ごっちゃになっちゃった。
tip off : 密告する
scrimp on : 節約する
work over : やり直す、精査する
clog up : 詰まる
tip は多義語ですがこのtipは単体ではチップをやるという自動詞の意味。チップ目当てに警察に密告するというように覚えるといいかもしれません。
scrimp は動詞単体でけちけちする、節約するという意味がありshrink(縮小する)から来ている単語だそうです。
以上で終わりです。
18, 23, 25 を間違えましたね。いくつかやばい問題もありました。全体的にちゃんと意味が出てこない単語も多すぎです。あとやはり熟語がいまいち苦手ですね。確か前回かその前も熟語で2問落としたような気がします。
語彙問題思考プロセスを書いてみて気づいたこと
今回、自分の思考プロセスを言語化してみて気づいたことは
・空欄前後見ても解けない問題多いのでそこはスキップして最初から文頭から読んだ方がはやいかも。。多分もう少しコロケーション知識が蓄積してくると瞬殺できる問題も増えてくるんだろうけどまだまだ中途半端ですね。
・パッと見で思い出せない単語も語源で推測してること多い。
→こういう語彙問題みたいに時間かけていいやつは良いけどリスニングだとそんな暇ないしましてや自分で使えるレベルではないですね。瞬発力が低いです。今回の問題だとoverrideとかinsufferable、premeditateとかそんな感じ。
・一見見覚えなくても知ってる単語の品詞違いだったりする。
→inhibitionとか名詞よりは動詞のinhibitの方がよく見かける。congregationもcongregateの方が馴染みあった。severedは痛恨の極み。severanceと結び付けられなかった。。単語覚えるときは同じ意味の別の品詞も目を通しておくと良いですね。今後意識します。
・覚えにくい単語もポジティブなイメージかネガティブなイメージかくらいは覚えておく。
→昔、村上式シンプル英語勉強法という本を読んだときに英語を読む際、知らない形容詞はgoodかbadで置き換えたら良いということを書かれておりました。いちいち辞書で調べるのも面倒で読書を楽しめない、かといって文脈から推測しなさいというのもできっこない、でもgoodかbadに置き換えてみるくらいだったらできるという話。私は厳密にgood, bad と考えてるわけではないけど形容詞だけでなく動詞とかもポジティブかネガティブなイメージで捉えていることが多いです。英検1級の語彙問題であれば誤答選択肢は明らかに間違い、意味が通らないことが多いので日本語訳を覚えてなくても正解を選ぶということはできることが多い気がします。もちろん正確に覚えておいた方が読解の時の内容理解は深まると思います。今回の問題で言うとdenigrateとかpetulantとかそんな感じ。
・やっぱ『でた単』は必須。圧倒的にカバー率が高い。パス単も正解選択肢の的中率はなかなかいいんですが選択肢には半分くらい知らない単語が並ぶことになります。あと今回気づきましたが『でた単+SVL』の組み合わせはなかなか最強ですね。でた単だけだと8〜9割ですが、でた単+SVLで単語はほぼ未知語なくなります。今回で言うとconurbationだけになります。英検語彙問題の傾向として過去出題した単語は繰り返し出てくるのは間違いないです。過去誤答選択肢にしかなってないものが正解として出てくるということも多々あります。でも1~2割は新単語を投入して来ているように思いますがそれはほぼSVLでカバーできています。今回の(7)のようにcon-縛りの選択肢の問題はマニアックな単語が出ることがあり得るようで流石にそこまでカバーできる単語帳、単語アプリは皆無だと思います。
めっちゃ長文になってしまいましたが最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。ここ1年くらいは語彙強化に力を入れてきましたがまだまだ語彙問題満点には届きません。私は語彙問題25問解くのに10−12分で20−23問正解くらいですがTwitterを見てると4-6分で全問正解または1問ミスくらいの人が数名います。というか解いてないだけでそのくらいできる人はたくさんいると思います。まずはそのくらいのレベルを目指して今後も語彙学習は続けたいと思います。
最後に宣伝ですが語彙学習を効率的にするAnkiというツールのいろんなテクニックをnoteでいくつか記事を書いてマガジンにしております。興味ある方はご覧ください。語彙暗記が少し楽になるかもしれません。
おまけ
最後の最後まで読んでくれた方への特典として今回出題された単語のVocaburaly.comリストのリンクをプレゼントします。ぜひ復習にご活用ください。
もし気に入っていただけましたらサポートをお願いします。Ankiの使い方開発に使用させていただきます☺️