ゲーム会社で働くときに大事なこと!
ゲーム会社で働くときに重要なことの一つに、関わるゲームの仕様やどうユーザーが遊んでいるかを知ることがあります。
それで必須になると考えるのはゲームをプレイすることです。
ゲームをチームで開発するときは自分の作っているゲームをプレイしましょう。職種問わず大事です。
私はゲーム会社でスマホゲーム開発・運営を行っていますが、まず新しいプロジェクトに配属したら、そのプロジェクトのゲームをプレイします。
多分他の方もそうでしょう。
なぜ最初にプレイをするのかというと、以下のようなものがあるかと思います。
・仕様を知っている前提だから
・仕様を作るとき、設計や実装をするときに影響がでそうな箇所がわかる
・仕様の違和感の指摘やより良いものの提案ができる
ひとつずつ見ていきます。
*仕様を知っている前提だから
リリースされているものについてはそれが仕様です。仕様書に別のことが書いてあってもです。バグじゃない限りはですが。
逐一仕様を説明していたら話が進まないので仕様は知っている前提で進みます。
*仕様を作るとき、設計や実装をするときに影響がでそうな箇所がわかる
プランナーが新しい要件や仕様をつくるとき、エンジニアが設計や実装をするときに新しい仕様がどこに影響を与えそうか早い時点で気付けるようになります。
気づかないと実装中や実装後に漏れやバグとして気づきます。工数やスケジュールに影響が出ます。早く気づけるに越したことはないです。
*仕様の違和感の指摘やより良いものの提案ができる
仕様になった時点では考慮されていないことや気づいていないことは山ほどあります。
結構あるのが実装してみたら使い勝手が悪いみたいなことです。それをエンジニアならば仕様を読んだ時点や設計時や実装時に指摘できると出戻りが少なくなる可能性があります。
誰でもやっている当たり前ことをわざわざ書いた理由はというと、プロジェクト配属後の半年や1年後に意外にプレイしていない人が多いように感じているからです。
上記書いてきたようなメリットがあるにも関わらずゲームプレイをしなくなると、知らない仕様が増えていったり、ユーザーの目線になれなかったりしていくのではと思います。
いろんなゲームをすることも大事ですが、自分の作っているゲームはプレイすることを大切にしていく必要があるということを声を大にして言います。
自分のプロジェクトのゲームをプレイしていきましょう!