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売り込みを通じて人手不足を改善する方法


「従業員が足りない」
「募集をかけても新しい人が来ない」
「シフトから抜けられずしんどい」

こんな悩みをもっていませんか?

今回の内容は、
「商品の売り込みをすることで人不足を改善しませんか?」
という話です。

「いやいや、意味わからんし」
「従業員にそんな負荷かけたら辞めちゃうよ」
「ますます人不足になるやん」
「バカなの?」

そんな風に思ったかもしれませんが、

「そう思ったお前がバカなんだよ」

すみません、口が悪かったです。

でもこれが事実。

今回は、
・なぜ売り込みで人不足が改善できるのか
・具体的にどうやるのか

ここを解説していきますね。

実際に僕は店長として4年、FC(SV)として4年。
少なくない店舗の人不足をこの方法で変えてきた実績があります。

ということで本題です。

■そもそも人不足の原因とは?


そもそもなんで人不足になっているかわかってますか?

「時代の流れ?」「時給の問題?」「AIの台頭?」

いや違います。だからお前はダメなん(自重

原因はシンプル。

「あなたの店が働きたいお店になっていない」

ただこれだけ。

実際に自分が本部にいた時も、
徒歩15分圏内にあるA店とB店。
時給はほぼ同じ。

にも関わらず、
A店にはいつも潤沢に従業員がいて、
逆にB店はいつも人不足。

こういう状況が少なくない店で起きていました。

何度もいいます。

人手不足の原因は、

「あなたの店が働きたい店になっていない」

ただこれだけです。

時代や周りのせいにするのをやめましょう。
まずこの事実を受け止めることがスタートです。

でも安心してください。
ちゃんと解決策を教えます。

■選ばれる店になるためには?


では、
「選ばれる店」になるにはどうしたらいいか?

それが、

従業員に楽しく働いてもらうこと。

「んなもん当たり前じゃん」と思った人ほどわかってない。

楽しいってのは何も、
「レジで従業員同士ワイワイガヤガヤくっちゃべる」
こういう娯楽的な楽しみではありません。

刺激的で、張り合いがあって、
達成感があり、充実感がある。

こういうのを楽しさというんですよ。

そしてこれを従業員に与えるツール。

それが商品の売り込みだって話です。

■そもそも人は常に誰かからの評価を欲している


では充実感、達成感ってどうやって得られるの?ってことです。

そもそも人って、
「常に誰かから評価されたい生き物」なんですよ。

それはパートのおばちゃんもそうだし、
アルバイトの学生もそうだし、
もっといえばオーナー自身だってそう。

頑張ってる自分を誰かに見てほしい。認めてほしい。
そういうものなんですよ。

じゃあ普段の仕事ぶりを評価して認めてあげよう!
って思うんですけど、これ難しいんですよ。

というのも、
・レジ
・品出し
・掃除
・フェイスアップ
こういう業務ってやるのが当たり前じゃないですか?

「うわー、レジ打ちしてくれたんだね!ありがとう!」

こんなん言われて刺さりますかね?
相手の承認欲求満たされますかね?

刺さらないんですよ。

だから、
相手を認めるため、評価するため、
+αの業務を与えることが必要なんですよ。

それが「商品の売り込み」って話です。

■売り込みで従業員の心を鷲掴みにする


でもどうやって売り込んでいくの?ってとこですね。

ここを8ステップで完全解説していきます。

当たり前ですが、
「ただ売ろう!」では何も変わりません。

コンビニオーナー、店長向けに書いていますが、
小売業、飲食業全般に共通する部分も多いと思います。

✅売り込み8ステップ
①商品選定
②熱い思いを伝える
③商品を意識させる
④やまびこの声かけからスタート
⑤逐一フィードバック
⑥自分主導でやまびこ声かけ
⑦対面声かけ
⑧結果共有


それぞれポイントとセットで解説していきます。


①商品選定

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