
はじめに、好きなものを語るーFREITAG①
鞄は基本的にFREITAGにしている。
基本的にというかほぼ全部だ。
違う鞄といえばインドで買ってきた学生用のトートバッグか
大学の時に親に誕生日に買ってもらった吉田カバンしかない。
それ以外はあの重くて臭くて汚い鞄、FREITAGしか持っていない。
出会いは大学を卒業してワーホリのために新しいバイトを始めた頃だった。
卒業後に決まっていた就職先を突然辞退してワーホリに行くという
各方面に迷惑をかけた社会人前の最後のわがままを世間はどう見ていたのだろうかと今思う。
バイト先の先輩に背が高くて、おかっぱヘアーで、メガネ、理路整然と言葉を操るS先輩(男)がいた。
そのS先輩はなぜかわからな買ったが、入ったばかりの自分と仲良くしてくれた。
変わった感性を持った者同士、距離を保ちながらも仲良くなっていった(気がする)
そして二人で遊ぶことになった、2012年の5月のことだった(Twitter参照)
何の予定も決めずに昼過ぎに車で向かったS先輩の家の近くの喫茶店。
メロンソーダに桜餅とピーナッツと飴玉がつく素敵な喫茶店だった。
どこ行く?
そう言ってきたS先輩と行き先を話し合っていて
流れで大阪のIKEAに行くことになった。
道中、今は無き大阪のd&departmentに寄ろうという提案をS先輩がしてきた
もちろん快諾して車は大阪のIKEAへ。
IKEAについて、バーっと見てそしてトロリーを買って後にした。
(今思えばこのトロリーもFREITAGに深く関係するシロモノだった)
そしてこの後私は出会う。
今後の人生でいつも側にいる存在となる臭くて重くて汚い鞄。
そう、FREITAGに。