ブーケレッスンのこと:終始低空飛行
こんばんは。
ブーケが好きすぎる咲凜(えみり)さとです。
私が勝手に花師匠と崇めるジャルダンノスタルジックのジャルダン先生。私は、ほぼ毎週のように、お店にお邪魔してます。
私のブーケ・グループセッションの花材も、ジャルダン先生のお店から仕入れています。
私自身も、ジャルダン先生のレッスンを月2ペースで受け続けております。先週は、大っきらいなリースレッスンでした。
そう、そうなんですけどね。
受けたくなったのです。新居に飾るリースが欲しくなって。一昨年巻いたリースは、プレゼントしちゃったから。
今日は、そのリースレッスンのことを綴ります。
テーマはこちらでした。
「2023年クリスマスリース第一弾 ~プリミティブ&アボリジナル~」オーストラリアの空気感たっぷり漂うリースです。
リースの何が苦手なのか…
一昨年のドタバタリースレッスンの記事はこちらです。
ジャルダン先生のリースレッスンは、リース台に麻紐で花材を巻き付けていく作業です。裏側は、こんな感じになってます。
リースの何が苦手なのか…
ただひたすら、花材グシャっと置いて、ギギギっと巻きつける繰り返し作業が苦痛なのです。退屈過ぎます。
一つの作品作るのに、2〜3時間は余裕でかかっちゃう。その間、座りっぱなし。
麻紐を怨念込めて力強く巻きつけるから、右手人差し指の関節に切り傷できています。
そして、巻いている途中は全体像が全くもって掴めないのです。どんどん太く太くなって可愛く無くなっていくのです。
レッスン受ける側も大変ならば、準備する側はモーっと大変です。
昨年、私は、自分自身の「リース・レッスン」を開催しました。大型トランクに、針葉樹林などの花材を大量に詰め込んでお家に持って帰り。
その針葉樹を、ただただひたすらカットしまくりました。バッさバッさ、ひたすらカットしていくのです。
カットすればするほど、花材の容量は大きくなっていきます。…部屋中に針葉樹の香充満… 部屋が、針葉樹入ったゴミ袋が並ぶ森と化していました。
その時の苦い思い出も、私を更にリース嫌いにさせております…
終始低空飛行
お店に入って、テーブルの上に、花が無いことでテンションだだ下がりでした。ずーっと、低空飛行のテンションでした。
リースから学べること
超苦手なリースですが、学べることは沢山あるのです。それをご紹介しますね。
無心・無無無・無の境地
無心になる。こんな時間、日常になかなか無いことありませんか?ついつい、ながら作業しちゃう。思考の連鎖になっちゃったり、
リースは、そんな時間を見事に消し去ってくれます。ひたすら、単純作業の繰り返し。単純作業って、頭使わずに済むのです。
忍耐
忍耐。これにつきます。途中で止めたらそれで終わり。果てしなく続く巻き巻き作業。忍耐。
始まりは、終わり
まき始めが、終わりになるのです。出会いは、別れの始まり。人生にも通じるリース。深いですね、リースったら。
引き返せない!
巻き始めたら、後戻りできないのです。前に進み続けるしかないのです。
なぜ?
リース台に花材を巻き付けていくからです。巻き付けたら前に進むしか無い事態になるのです。
うまく文章でご説明できません。一度、リースを作ってみてください。大いに納得いただけますから。
嫌よ嫌よも、好きのうち
「好きの反対は、無関心」という言葉、お聞きになったことあります?
「嫌だ嫌いだ!」言うてるうちは、好きってことなんです。認めたく無いですけれど。気になるってことは、「好き」ってことなんです。
認めるのは、とっても嫌ですけれど、私はリースが何だかんだ言っても好きなんだと思います。
負けを認めます…
心掛けたこと
一昨年の記事になります。
ここに記載の注意事項に加え、私は、時々リースを引いて眺めることを心がけました。
のめり込むとそこしか見えなくなってしまう。些細なことが超気になってしまって、何とかしようと躍起になってしまう。
普段の生活でもありませんか??
後から思うと、「どーでもええやん」って思うことなのに。その時は、必死にそこばかり注目してしまって、事態を悪化させてしまうこと。
リースも、同じなんです。一極集中になって、とんでもないゴン太になってしまうのです。
距離を置いて眺める。
とっても大事です… 難しいけれど。
完成した作品
「男はつらいよ」の歌をバックに流しています。
ボットーン!!
昨日、夜中に「ボットーン!!」と、とんでもない爆音がしました。
何事かと思ってリビングを恐る恐るのぞいたら。このどデカいリューカデンドロンが、床に転がり落ちていました。
ジャルダン先生とこに持ち込んで、応急処置を施していただくことにします。
ジャルダン先生方、いつもご準備いただきありがとうございます。終始テンション上がらず、文句ブー垂れた態度、申し訳ありませんでした。
リース、ダイスキです。
今日もお読みいただきありがとうございます。
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明日も素敵な1日をお過ごしくださいませ。
咲凜さと
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