ツーバイフォー工法(2×4工法)とは?
サトウホームはツーバイフォー工法(2×4工法)での施工を得意としています。
さてツーバイフォー工法とはどのようなものでしょう?
木造住宅のワールドスタンダード
ツーバイフォー工法(枠組壁工法)は19世紀に北米で生まれ、現在も世界中で普及している世界基準の工法です。
日本では木造軸組工法が一般的ではありますが、ツーバイフォー工法は「耐震性」「耐火性」「耐久性」「省エネ性」などさまざまな性能に優れ、世界中の国や地域、気候・風土に対応している高性能な工法なのです。
優れた基本性能
①「耐震性」
【6面体で支えるモノコック構造だから地震に強い】
床面・壁面・屋根面が一体となったモノコック構造のツーバイフォー住宅は、地震の揺れを6面体の建物全体で受け止めて力を分散させます。
*平成23年 東日本大震災・・・調査対象住宅20,772戸のうち当面補修をしなくとも居住に支障ない住宅は19,640戸。実に95%はそのまま住居が可能という結果。
*平成16年 新潟中越地震・・・全壊半壊した住宅が18,800戸あるなか、ツーバイフォー住宅の全壊半壊戸数はゼロ。
②「耐火性」
【強さの秘訣はファイヤーストップ構造】
ツーバイフォー工法は、火の通り道となる床や壁の内側において、枠組材などがファイヤーストップ材となって空気の流れを遮断し、上階へ火が燃え広がるのをくい止めます。その高い耐火性は、火災保険料率に反映されています。
*住宅金融支援機構が定める省令準耐火構造の仕様に基づいて建設されたツーバイフォー住宅は保険料が大幅に安くなります。
③「省エネ性(気密性、断熱性)」
【ツーバイフォーは省エネルギー住宅】
ツーバイフォー工法は、壁同士を組み合わせる構造のため、気密性を確保しやすいのが特長です。特に、床面の施工後に壁を載せる「床勝ち」であり、在来軸組工法のように、根本的に床下から冷たく湿った空気が上がってくる心配のない工法です。
ツーバイフォー工法の外壁は、枠組材に構造用面材を貼った大壁構造であり、枠組材の間の空間がシンプルであるため断熱材の充填が容易かつ、確実に行えます。(複雑な柱が筋交いがあると、施工技術による断熱欠損が生じやすい)
④「耐久性」
【徹底した湿気対策、防腐・防蟻処理で永く暮らせる住まいを実現】
「構造用製材には乾燥材を使用」「耐久性の高いくぎ・金物を使用」「湿気を構造躯体に取り入れない工夫の数々」などで高い耐久性を実現しています。
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