トレランヒヤリハットとして纏めてみたvol.1(で終わりたい)
ふとフェイスブックのタイムラインに流れてきたトレランヒヤリハット集に感化され、一言二言振り返ります(と言いつつ長文です)。
先日の大高根山トレイルでのこと、確か1つめのピーク、直滑降坂を過ぎてからの下りでの出来事。
直滑降に負けじ劣らじの下りでハイになり飛ばしていたら、ふとスリップダウン。それほど強かにうったわけでもなかったのですが、右肩を痛め、暫く腕が上げづらくなりました。明らかに可動域がおかしい。
すると、「ガコッ」という感触とともに可動域が元に戻りました。どうやら脱臼してたらしい。
大きなミスは以下の通り
①10kしかないコースなので飛ばして潰れてもいいやっ‼と八森山をオーバーペースで登ったこと
②変にタイムを意識してロクに回復せぬまま下りに突入したこと(いつもよりふらつき多く、実は事故までにスリップ2回してた)
③大丈夫大丈夫俺ならいけるー!とハイになってたこと
④初めてのトレイルシューズで挑んだこと
①②はイワンこっちゃないって感じ。平地のレースとは全くちゃいますな。
③は以前からいつかは怪我する、と自覚してたんですが…怪我してみて感情任せにせず、冷静になるべきと思いました、ハイ。
④は、機材のせいにすべきではないのですが、ぶっつけで素性のワカランもの履くのはリスク管理としてはNGかなと思いました。
直後にランナーがいて、回復してから一緒に走れたのがメンタル的に大きかった。ヤバッ…と思った瞬間、血の気がスッと引くのがわかりました。また筋やっちまったかも…というのが頭を過ぎったわけです。
その後は、慎重に慎重に、ヤバそうなところは確実に進みました。何度も肩の動きをチェックしながら(これは動くし腫れないし痛みがないから、骨折や内出血は無い、と何度も要らない確認をしたまで笑)。
下山後、しばらくは動かせた右腕も、鶴岡につく頃にはぶら下げとくのも辛い状況に。医者行こうかと思ったけど、連休で開いてないし、湿布と一晩アイシングと翌日からの温浴で、1週間でほぼ回復しております。
限界は超えないとわからない、怪我をしないとわからないといいます。そして、無事でよかった、との振り返りも定型句のように見かけますが…俺のエピソードもまたその一つと相成ったわけです。
賢い人は、温故知新、先達から学び、後学に活かすのであります。
そんな人になりたい。
#トレランヒヤリハット