ダウン症のわが子、ハーフバースデーを迎える
ダウン症をもつ三男がうまれてからあっという間に半年が経過してしまった。
なんと日常がせわしなく回ることだろう。
ハムスターよろしく、忙しなく回し車をカラッカラだ。
そんな日々をぶっ通しているとnoteの更新どころか読むことすらも疎かになってしまう。
小さな子どもが3人もいると、賑やかで楽しい反面、読んだり書いたりする余裕は無くなってしまう。
そういうわけで久々の登場。
三男の生後半年を過ぎたところで、何か記録を残しておいた方が良いと考え、所感を綴ろうと思う。
半年という日月というのはすごいもので、三男が我が家にいる生活は完全に定着し、当たり前になった。
誕生、ダウン症告知、入院と、予期せぬティッピングポイントの到来に狼狽え、未来を考える余裕は少しも無かったが、気付けばもう半年を過ぎている。
深く悩んだ夏の日々はどこ吹く風。
蝉さえ姿を見せないほどの酷暑を越え、カメムシに脅かされた秋が過ぎ、スキー場が閉鎖するほどの暖冬が終わりを告げようとしている。
三男は出産時に2200gだった体重が6000gまで増えた。
成長曲線の最下層よりちょい下でのんびり大きくなってくれている。
5カ月半ほどで首は座り、最近寝返りをうてるようになってきた。
先日初めて療育の施設で診察してもらったのだが、先生曰く活発で順調に成長しているとのことだった。
夜は21時頃に寝て、6時まで起きないという親孝行っぷりも発揮してくれている。
手がかかると思っていたが、それほど大したものでもなかった。
特別なことは月に何度かの通院や、毎日排便のために浣腸を注入するくらいのものだ。
ダウン症を告知されたときは「受け入れ難い気持ち」と「受け入れなければならない責任」との軋轢に押しつぶされそうな日々を送っていた。
それが今や、三男はかけがえのない家族になっている。
最近はよく笑うようになってきた。
笑顔を見るたびに幸せな気持ちで満たされる。
周囲の人にもダウン症であることを自然に伝えることが出来るようになった。
今のところ怪訝な顔をする人はひとりもいない。
むしろ優しい。
受け入れようと気張る心もなくなった。
自然に、溶け込むように、大切な家族になった。
何より可愛い。私も妻も溺愛していることは言わずもがな、お兄ちゃんたちも可愛いがってくれる。
半年間、子どもも親も少しずつ成長したんだなとしみじみ思う。
次は一才の節目を元気に迎えられるよう、ぼちぼちやっていこう。
noteの更新もたまにはしないとな。