TRIAD FIGHTER TOUR 2022 in FINAL
どうも、佐藤茶太郎です。
9月4日にRoom205、sui sui、340.29m/sのTRIAD FIGHTER TOUR 2022 in FINALに参加。
TRIAD FIGHTER TOUR 2022は、Room205、sui sui、340.29m/sの3グループが共に事務所、ジャンルの垣根を超えて全国各地を回るツアーであった。
高知、沖縄、広島、福岡を経てファイナルが大阪で開催された(延期になった北海道も後日開催されるが)。
そして奇しくもこのファイナルで340.29m/sのマリノも卒業を迎えることが決まっていた。
トッパーとしてRoom205が登場。
Room205の代表曲でもあるOverでスタート。
neon neon city、YURIKAGOと続いた。
個人的な感想になってしまうがこの日のYURIKAGOは、マリノの卒業も相まって少し感極まってしまった。
「未来で待ち合わせ」
今は離れてしまってもいつかまた会えるようにと心に沁みた。
3曲を終えたところでMCが入る。
そして曲振りで聞こえた曲名が「MORNING」。
その瞬間、フロアがざわつく。
フロアが混乱した中、聞いたことのあるイントロが流れる。
これは同じ事務所で4月に活動を休止したthe mishmashの「MORNING」という曲だった。
ROCK系のthe mishmashの中でもしっとりと聴かせる曲でRoom205の世界観にも合っていた。
Room205にとっても初めてのツアーとしてファイナルにふさわしいライブだったと思う。
Room205に続いて登場したのがsui sui。
野良ロックらしくロックテイストの曲調で始まると思いきや1曲目に持ってきたのがsui suiの中でも聴かせるナンバーの「夜明けフィルター」。
等身大の気持ち、感情を歌詞に込めた曲をしっかりと歌い上げる。
1曲目が終わり、2曲目のイントロが流れるとフロアが一気に盛り上がる。
sui suiの名ロックナンバー「S.U.I」だ。
それぞれのメンバーのパートでファンが押し寄せ盛り上がりは一気に最高潮に。
「SYMPHONY SYMPATHY」、「No complex」、「ランナーズハイ」とsui suiらしいロックナンバーでフロアが揺れる。
ラストはこの3組合同のミュージックカード(配信曲が聞けるカード)にも収録されている「maze of desire」。
夏を感じさせる曲で締めくくった。
3組目は340.29m/s。
この日のセトリは、この日で卒業をするマリノが組んだセトリだった。
sui suiで熱くなったフロアをさらに盛り上げるように1曲目から「EyeS」でスタート。
「モスキートーン」、「shooting star」と盛り上がる曲が続き、新曲「PLAY BACK」。
音速のようなBPMでフロアの盛り上がりも加速していくのが感じられた。
「DROP LET」、「EARLY DAYS」と340.29m/sの名曲が続く。
そして続く曲が「NEVER END」。
個人的にも340.29m/sの中でも好きな曲でもあり、340.29m/sを代表する曲だ。
そして、この日卒業するマリノが落ちサビを歌う曲。
落ちサビに差し掛かるとフロアから一斉に青のサイリウムが点灯。
マリノが好きな真っ青な海がフロアに現れた。
歌詞のようにこのまま、この時間がずっと続いて欲しい。
フロアにいた多くの人がそう思っていたはずだ。
しかし340.29m/sは終わらない。
最後に持ってきた曲「BIRD CAGE」で、しんみりした余韻を引きずらせることなくフロアが今日一番揺れた。
最後の5人のライブをしっかりと見せつけてくれた。
ラストはこのツアータイトルにもある3組合同の限定ユニットのTRIAD FIGHTERのライブ。
各地のツアーでは2組で分かれて交互でライブをしていたがファイナルで初めて13人でのライブで締めくくった。
関西をこれから盛り上げてくれるであろう3組による合同ツアーがこれにて終幕(北海道がまだあるが)。
2022年、2023年もこの3組から目が離せない。
取材・文/佐藤茶太郎