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君と僕のことを歌う

どうも、私です。

2021年も半分が過ぎました。
もうすぐ本格的な夏がやってきますね。
なんか去年も一昨年も同じような時期に泣いたけど今年もやっぱり泣くのは梅雨が明けてないからでしょうか。
また気持ち悪い記事でも残しておきます。


初めまして、ここで歌っています

2021年6月29日12時にSugarpillsのマリノさん、夜乃マユ(ミ)さんと苺谷ちえるさんの脱退が発表された。(既視感)

毎度のことながらいつか終りが来るなんてことはわかっていたし、正直薄々感じてはいたので「ついに…来たかッ…」という感じだった。(既視感)

夜乃さん、ちえるさんは4月から大学に通い出し、今まで以上に学業が大変なことはSNSなどを通じて感じていた。
ただでさえ他のグループに比べても現場数も多いなか非常に大変だったんだろうなと思う。
それでも自分たちのやりたいことへの想いとファンへの寄り添いたい気持ちは伝わっていた。

それでも現実は残酷だ。

いつか終わりが来るのだ。そんなことはわかっていた。
何事も始めることよりも継続していくことが非常に困難だ。

マリノさん、夜乃さんはなにもないところから始めて何度も終わりそうになりながらも走り続けてきた。
心も体も疲弊しながらもここまで続けれたことは称賛されるべきだと思う。

どんな出来事にも意味があって今の自分自身がいる

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出会いはどこにあるかわからない。本当にそうだ。
2020年9月22日、久しぶりに対バンの酔音祭が開催された。
グレモン、シュガピル、ソニパ、スイスイ。
その中に知らないグループがあった。

シュガピル。

このときはここまで大切に思えるようなグループになるなんて思ってもいなかった。

事前に軽く予習がてらツイッターで調べた。
出てきたのは水着を着た女の子だった。
気になり、ライブ前日にいつもの通りツイートにクソリプを飛ばす。
リプが返ってきたのをきっかけにライブが楽しみになった。

3人で歌うライブはお世辞にも上手かったとは思えなかったけど、それでも心に響くものはたしかにあった。
初見のライブで知らない曲しかなかったが、まさかのBiSBiSのカバー。
周りのオタクも盛り上がる。
あれがなかったら周りのオタクもそこまで関心を持ってなかったかもしれない。

ライブ後の物販では初見無料でチェキが撮れた。
そこで夜乃さんと記念すべきはじめましてをした。
私は割と一人1枚ぐらいしかチェキを取らないのですが、無料チェキだけではなく追加でもう1枚撮った。
このときから多分何かを感じたんだろうなと。

↓初めてのチェキ

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今溢れ出したこの感情を君だけに歌うよ

初めてライブを見てから1週間後、無銭ライブがあることを知り一人で向かった。
初回は補正があるので、本当に自分が好きなのかはだいたい2回目の接触で自分に本当の気持ちを問いかける。
2回目の接触で確信した。

そこから行けるライブは通うようになった。
僕が楽しそうにしているからか、他のオタクも一緒に通ってくれるようにもなった。
お客さんが少ないときも彼女たちは何も変わらず自分たちのできることをやっていた。
ビラを配ったりお客さんに声をかけたり。
そんなことはきっと得意ではないけれど自分たちを知ってほしい、なにより自分たちが信じた音楽を知ってほしい、そんな気持ちだったのだろうと思う。

私のことを知っている人はわかると思うが、いろんな現場にいくので試されることが非常に多い。
そして最初に訪れた「オタクが試される」現場がハロウィンだった。
この日はどのグループもコスプレをするので、行けない場合は非常にグギる。
もちろんシュガピルも他のグループと被っていた。
散々熟考した末、シュガピルに行くことに。
そのときには自分の中ではそれぐらい好きなグループになっていた。

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吐き出したクソみたいなメロディー

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10月ごろからメンバーの桃花さんが休みがちになった。
マリノさん、夜乃さんの二人でのステージが多くなった。
きっと二人は心細かっただろうし、桃花さんが元気に帰ってくる場所を守ろうとしていたと思う。

それでも現実は残酷だ。

桃花さんの卒業が決まった。
2020年12月5日に卒業ライブをすることも決まった。
ただこの日はsui suiの百鬼さん、猫戸さんの生誕祭もあり新規オタクな自分は昔から来ているオタクの人に卒業は任せようと思いチケットは取らなかった。

百鬼さんの生誕が終わり、猫戸さんの生誕を待つ間に桃花さんが卒業ライブに出れず、二人でのライブになると知った。
3人で始めたシュガピルで、最後の3人のライブをしたかったのにできなかった二人の気持ちを考えるといてもたってもいられなかった。
幸い箱も徒歩圏内だ。最悪、sui suiまでに戻ってこれるだろうと思い箱に向かった。

12月とはいえライブ終わりで急いで向かったので汗でびっしょりだったのを覚えている。
2人はいつものようにライブをしたが、悲しさ、悔しさ、もどかしさ、様々な感情を抱えて歌っていた。
今でも本当にこの選択をして良かったと思えるし、あの場所にいることができて良かった。
そして2人にはこれからは悔し涙は流せさたくない、流させるのは嬉し涙だけにしたいと強く思った。

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君の世界は君だけのもの今から作っていくんだ

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本格的に2人体制になり、sui suiと重なるとこもあり、ますます応援してあげたい気持ちが強くなったが、ここでまた急展開が。
12月24日に新体制になると発表された。

どこかのタイミングで新体制になるとは思っていたがまさかこんなに早くとは思っていなかった(sui suiでさえまだだったので)。
新メンバーは2人ぐらいかなと思っていたが、当日のお披露目ではまさかの新メンバー4人が追加。
ここから6人体制となった。

ライブでは歌えていない、踊れていないとまだまだ課題が多いと思ったが、6人体制になったことで迫力は増し私は心からわくわくした。
この6人がこれからどんな景色を見せてくれるのか、どんな風に成長していくのか、楽しみで楽しみで仕方がなかった。

クリスマスイブに新体制になった彼女たちは年末ギリギリまでライブをした。
暮れも暮れの12月31日はベロベロに酔っ払いながらライブを見て、特典会をして、メンバー全員とも仲良くなれた最高の大晦日だった。

私は2021年のシュガピルの飛躍を大きく期待した。

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戦っている君をいつか守りたい

2021年になり、コロナ禍でまだまだ制限がある中でも彼女たちは精力的にライブを行っていた。
少しずつではあるが確実に成長し続けている姿を見て、わくわくが止まらなかったし、もっと見ていたいと思えた。
大阪定期、京都定期と活動の幅を広げ、お客さんも少しずつ増えているのを感じた。

2月9日の大阪定期ではメンバーから誕生日を祝ってもらうことができたものの、結局これが悲劇の引き金になってしまったのかもしれないと思うと申し訳ない気持ちでいっぱいだ(そんなことは思ってない)。
2月14日はバレンタインイベでメンバーがメイドになりチョコレートをもらえるイベントもあった。
イベントの後のライブは、彼女たちのキャリアでも一番のキャパのなんばHatchでのライブがあった。
当初行くつもりはなかったのだが、でかい箱で彼女たちのライブがみたい気持ちで行くことに。
いつかHatchを埋めたいという彼女たちに、これからももっと素敵な景色を見せて欲しいと期待した1日になった。

そして4月に新体制としては初めてのワンマンが開催が決定。
動員200人を目指してさらにライブを行っていた。

ただ僕だけの色を探して

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ワンマンに向けて写メ会やシングルCD発売にあわせたリリイベなど今までになかった取り組みも増え、日に日にワンマンが楽しみになってきた。
目標であった200枚のチケットも完売し、旧曲のCD発売、未発表曲のお披露目決定などあとはワンマンを臨むだけとなった。

それでも現実は残酷だ。

コロナによって急遽前日に延期が決定された。
コロナがなかったら、そんなことは誰もが思っているが、これが現実だ。
誰も悪くないし、誰のせいでもない。
それでも彼女たちの気持ちを思うとやるせない気持ちになった。
そして彼女たちのマネージャーのでぃすこさんも現場から離れることになった。
ここから少しずつ歯車が変わったのかもしれない。
ライブの現場は相変わらず多かったが、告知が遅れたり情報が足りてなかったりと全体的に停滞感が漂っていた。

そんな中、延期していたワンマンの日付が決定した。


描いた未来は少し違ってて

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ワンマン開催の日付が変わったこと、同じ日に別現場でのライブがあったりとライブに来れる人が当初より減ってしまったかもしれない。
それでも彼女たちは自分たちのやりたいことを実現できたと思う。

シュガピルだけを見に来た人たちがこんなにもいること、声を出せないけれどあなたたちのために大きなクラップをしたこと、今できる素敵な景色を忘れて欲しくない。
涙よりもたくさんの笑顔が見れたし、彼女たちの今できる最高のライブはできたと思う。
これからもさらに頑張っていくという気持ちを持ってくれたと思っていた。この時までは。

ワンマンライブから3日後、メンバーの脱退、活動休止の発表。

会えなくなるかもしれない悲しみよりもこの6人でこのシュガピルの曲が聞けなくなるのが非常に惜しい気持ちが先に出た。
新体制になって半年。
随分成長したし、まだまだこれからだとも思っていた。
それでも私たちにはわからない様々な葛藤の末に出した結論だと思うので、ただ見守るしかない。

7月10日に現体制最後のライブが行われる。

少なくとも私はこの6人に出会って良かったと思ってるし、たくさんの人たちもそう思ってると信じている。

6人のシュガピルはなくなってしまうが幸い音源は残っているし、何よりあなたたちのライブは心の中に生き続けてる。

何か失くしたって
涙拭いて笑って

そうやって生きていこうって教えてくれてありがとう。


また今回も気持ち悪い文章になってしまった。
すいません。
反省はしていますが、後悔はしていません。

無駄な時間を遣ってしまった。
はぁ、オタクやめたい。

意味のないこの僕でも君にとって意味になる(2021.7.11 0:00追記)

7月10日に現体制最後のライブが終わった。
つまり6人のシュガピルが終わった。
2020年12月24日から始まった短くも濃い半年だった。
それぞれの想いを込めて、6人は次の道を歩き出す。
この選択肢が正しかったかなんて今はわからない。
答え合わせなんてもっと先。
だから間違ってる選択肢だったなんてことはない。
少なくともあなたたちの選択の結果、私たちは出会えて応援し続けてこれた。
それを間違いだなんて思いたくない。
これからの選択肢でまた私たちはどこかで交わるかもしれない。
その時はまた違う物語を一緒に紡いでいこう。

さて、最後に本当の自慰行為させてください。
キモくてすいません。

夜乃マユ(ミ)さんへ
よく頑張ったね。お疲れ様。偉いよ。
私から100点満点差し上げます。
最後に今まで伝えらなかった事を伝えます。
(めちゃくちゃ照れる)

2020年の9月に初めて出会ってからずっとあなたを推してこれて本当に良かったです。
ここまでこんなに大好きで推し続けれた人は初めてかもしれないです。
だからこそ、その喪失感も大きいのですけれども。
もっと前から出会いたかったって思うこともあるけれど、もしあの時より前に出会っていたら、あの時より後に出会っていたらここまで好きになれていなかったかもしれません。
あの時、推していた人がいなくなって心の隙間が空いてました。
そんなときに出会えたと思うと運命だったのかもしれません。

毎回、あなたに会いに行く度、驚いたように喜んでくれましたね。
そういう姿を見て、会いに来るのが当たり前じゃなくて、1回1回の接触を大事に、本当にファンを大切にしてくれているなぁと思っていました。
あなたは「心の隙間を埋める」ためにアイドルになりたかったって言ってましたよね。
あなたのライブ、言葉、優しい目にいつも支えられてました。
私と同じようにたくさんのファンの心の隙間を埋めてくれたと思います。

それに引き換え、私はあなたのアイドル人生を少しでも支えることはできたでしょうか。
正直、迷惑ばかりかけて困らせてたと思うし、何の力にもなってあげれなかったなって自分では思っています。
本当に申し訳なかったです。

私はアイドルに厳しいのであんまり褒めてこなかったかもしれないけれど見る度に成長していました。
本当に初めに見た頃なんて振りもぎこちないし硬い感じだったのが、リーダーになってからは毎回気持ちのこもったライブをしているのが伝わってたよ、いつも背中を押してもらえてた。

他にもあなたとの思い出はたくさんあります。
ハロウィン、あなたの生誕、大阪定期、12/5、新体制お披露目、大晦日、私の生誕、バレンタイン、Hatch、バナナホール、夜乃BAR、写メ会、名古屋、ワンマンとかいっぱいあるけど、ここで語るのはさすがに恥ずかしいので心の中にそっとしまっておきます(naisu otaku voice)。

あなたが愛した曲、メンバー、そしてファンはこれからのあなたの長い人生にとって大切な宝物になっていると嬉しいです。
これからもあなたの幸せを願っています。
そんな事を願っている気持ち悪いファンが一人いることを少しでも記憶の片隅に残っていると嬉しいです。

出会ってくれて本当にありがとう。大好きだよ。愛してます。今までもこれからも。
だいすきちゃん〜!

↓最後のチェキを添えて(大異臭)

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