ムービーフィルムのスチールカメラでの使用方法 ④薬品の用意
フィルムの現像液を用意します。
C-41というスチール用ネガカラーフィルムの現像液です。
基本的な現像の工程
発色現像ー漂白ー定着ーレムジェットを落とすー水洗ー乾燥
必要な薬品
現在一般に入手可能なのはあまり無いようです。私が使っているのはこちら。
上記写真倉庫というサイトで購入しました。
ORIENTAL BAN-1R 発色現像液 A,B,C液の3液が入っています。
ORIENTAL BAN-2R 漂白液
ORIENTAL BAN-3 定着液
発色現像液を作るスターター液。こちらはヨドバシで購入。
https://www.yodobashi.com/product/100000001001234024/
BAN-4 安定補充液は使っていません。
以前はローライから少量のc41現像液のセットが出ていましたが現在は日本では入手できないようです。
薬品の調合
上記は薬品購入時についていたものです。業務用と思われ、現像補充液を10リットル作り、それを使い現像液を1リットル作る分量で書いてあります。
これを使用しやすい、1リットル作成に直します。水と書いてありますが、最終的に薬品は38度で使用するので35度前後のお湯で作るといいと思います。
発色現像液 BAN-1R 1リットル
発色現像液はA、B、C液の三液と発色現像スターター液を使います。
水660cc+A液60cc+B液15cc+C液15cc=750cc補充液
750cc補充液+水225cc+スターター25cc=1リットル発色現像液
漂白液 BAN-2R 1リットル
水300cc+BAN-2R 700cc=1リットル漂白液
定着液 BAN-3R 1リットル
水500cc+BAN-3R 500cc=1リットル定着液
作成したものは各容器へ入れ、使用温度になるまで温めます。
レムジェット剥がし液
炭酸ナトリウムを使用します。アマゾンで入手しました。使用量は適当。2リットルにスプーン1杯くらいをぬるま湯に入れて溶かします。使用する直前に作れば良いと思います。
つづく