ムービーフィルムのスチールカメラでの使用方法 ③使用機材
現像機
JOBO CPEー2を使っています。この機械は薬液の温度を一定に保ち、機械的で一定な攪拌をしてくれます。
カラーのフィルム現像は基本的にはモノクロのフィルム現像と同じ流れです。使う薬品、現像時間、温度、などが違うのですが、やろうと思えば使用する道具はモノクロと同じもので出来ます。カラーのほうが温度管理にシビアと言われていて、安定した現像のためにCPE-2を導入しました。
この半自動現像機によってフィルム現像の温度管理が容易になります。これが無いとできないわけではありませんが、安定した処理が可能になります。
CPE-2はセカイモンというサイトを通してebayで買いました。落札金額、送料、セカイモン手数料、関税、合わせて15万円くらいだったと思います。ヤフオクでは出ているのを見たことが無いので国内ではあまり流通していないようです。
こちらで新品も買えます。
http://www.silversalt.jp/index.php?main_page=product_info&cPath=14_29&products_id=569
上記は公式サイト最新はCPE3になっています。
上写真 左のドラムで35mm5本入ります。右の小さいやつで2本
上写真 ヒーターで温度が一定に保たれた水槽に薬液を入れておくことができます。現像ドラムも1/3くらいお湯に浸かっているので現像中も温度が変わりません。スイッチを入れると現像ドラムは回転します。投入口から薬液を入れ時間が来たらレバーを左側に倒して薬液を排出します。
タイマー
iPadアプリのDarkroom Lab Timerを使っています。自分で設定できるので便利です。
つづく