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なぜ?今の時代に「エクストリーム出社」が大切なのかを解説
2013年頃から日本で徐々に聞くようになってきた「エクストリーム出社」
端的に言うと「早朝に遊んでから定時までに会社に出社しよう」という概念。
日本国内にエクストリーム出社協会も存在しています。
エクストリーム出社とは
”極端”で”過激”な非日常体験をしながら
定時出社も両立する新しい遊びのスタイルです。
(※エクストリーム出社協会より抜粋※)
僕の中では、この言葉が世に出てくる前からエクストリームスポーツで遊んでから出社していました。
昔から遊んでから出社するとこう言われます。
「朝に体力を使って仕事の生産性は落ちるでしょ」
「仕事中に眠くなるでしょ」
「そんなに平日に遊んで何になるの?」と。。。
実は、それらは全て逆であり
これからの時代、仕事をする上で「エクストリーム出社」こそ大切な考え方であるということを今回解説していきたいと思います。
まずエクストリームスポーツとは
僕が考えるエクストリームスポーツの概念は、「自己責任が前提でリスクを自分自身で極限まで落としたスポーツ」だと思っています。
ある程度、リスクがある状態での緊張感のあるスポーツ。
非日常こそ刺激的でそこから得れるものは無限大であると思っています。
(あくまで個人的な考えです)
朝の撮影無事に完了!
— 佐藤 敦俊@白馬村 Monster Cliff (@otoshi_s) January 22, 2019
BSロデオ540メイク^_^! pic.twitter.com/DOtYZfHgAD
なぜエクストリーム出社が大切なのか
結論からお話ししたいと思います。
これからの時代、仕事も生産性を追い求めるだけの時代は終わり、生産性+「創造性」も求められる時代へどんどんシフトしています。
創造力を高めるには、常識をくつがえすキッカケが必要。
そのためのキーワードは、
「自分の中にある固定概念や自分自身が作り上げてしまった常識をくつがえすことができるか」ということ。「自分の中にある」という点が大切。
僕は、自分の中にある常識を壊すための研究をしてきましたが、エクストリームスポーツこそ、自分の中にある常識をぶち壊すキッカケになるケースが多いことに気づきました。
再度、結論に戻すと
という考え方。
つまり、エクストリーム出社をキメた日は、仕事での創造力が高まるということ。
社会の中で生きていくと自分が知らないうちに固定概念や常識に縛られていることがあります。縛られていることに気づいていればまだ良いですが、気づけないケースも多い。
自分の中にある常識を壊すことにより創造力のリミッターが外れ、仕事にも大きく繋がるのでは?!これがエクストリーム出社を行う意義と目的だと思っています。
では具体例のご紹介
エクストリーム出社を通じて、僕自身がどんな常識がくつがえったのか?
具体例を2つ書きたいと思います。
①日の出は、1日1回であるという常識が吹っ飛んだ
子供の頃から学校で教わってきたこと。
毎日、太陽は1日1回だけ登る。という常識。
これが、エクストリーム出社により太陽は1日3回登ることを知りました。僕の今までの常識が吹き飛び仕事でも考えるキッカケになりました。
僕の会社がある白馬村には、太陽が登っていくる東斜面に全長1.6キロ、高低差約70mの道があります。
早朝、正面に現れる日の出とともにスケートボードで滑走。
時速約25キロで斜面を降ると正面に現れた太陽は、標高差によって沈む。太陽が、沈んだらスケボーから降りてまた日の出を待つ。
これを全長1.6キロで3回繰り返す。
つまり、これにより短時間で1日に日の出を3回見ることができる。
昔、学校で太陽が登るのは1日1回と習ったはず。しかし実は日の出は、1日3回見ることができるということを早朝のエクストリームスポーツで知った。
今までの常識が吹き飛び、新しい価値観&想像力を持てた瞬間。
その価値観のまま仕事場に出社。今まで仕事で「絶対」と言われていたことを疑い、何か変わるんじゃないかと思うキッカケになったエクストリーム出社だった。
②霧(キリ)は白色だけという常識が吹っ飛んだ
都会でも田舎でも誰もが見たことがある霧(キリ)
霧の色は何色?と聞いたらほぼ100%の人が「白色」と答える。僕もそうだった。
しかし登山によるエクストリーム出社により霧には「オレンジ色」が存在することを知った。今までの常識が吹っ飛び、オレンジ色の霧があれば、他の色も存在するのでは?という思考に変化。
その価値観のまま定時に出社。
今まで一つの角度しか見てこなかった自分の業務に対して俯瞰し多角化に物事をみるキッカケになった。
エクストリーム出社をキメた日は、何か自分の中で仕事や業務に対して常識だったことをぶち壊すキッカケとして変化することが多い。
もちろん全ての日が、THEDAY(最高な日)とは限らない。
感動すらない辛いエクストリーム出社の日もある。
しかし、辛いからこそ得ることのできることも多々ある。
つまり、最高や辛いとかではなく、その日のエクストリーム出社を通じて自分の中の常識や固定概念をどのようにぶっ壊して仕事に繋げるかを考えることが大切。
会社でエクストリーム出社制度という考え方
白馬村で「ウィンタースポーツ用品のゴミを出さない世界へ!」をミッションに経営しているモンスタークリフ株式会社 では、エクストリーム出社のメンバーにその日のランチ代をフルサポートする制度があります。
みんなでランチでエクストリーム出社したメンバーの原体験を聞く場を設けてみんなでシェアできるような形にしています。それにより、エクストリーム出社していないメンバーに対しても常識や固定概念が外れ、何かを考えるキッカケになるのでは?と思いこの制度を導入しています。
まとめ:エクストリーム出社を通じて仕事に活かせる時代へ
何度も言いますが、
これからの時代、仕事はサラリーマンでもフリーランスでも生産性+「創造性」が求められます。
個人的な考えとして生産性は、日々の業務でPDCAをフル回転すれば向上しますが、創造性を高めるには、やはり遊ぶことだと思っています。
創造力が一番高いのは、大人よりも圧倒的に子供であるということ。
僕の6歳の娘を日々観察していると、大人よりもはるかに創造力が高いです。僕もあの創造力を持つことができれば、大人というスキルを武器に大きく成長できるだろうなと羨ましく思います。
エクストリーム出社を通じて、自分自身の常識をぶっ壊し創造力を高め仕事にも活かせる時代に突入。ホントに面白い時代がやってきました。
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