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アイデア#11 「スキー場での怪我と流れる音楽の関係性」

佐藤敦俊の「ユニーク×学び」の世界へようこそ

今から25年前、僕が19歳の頃に湯沢のスキー場でリゾートバイトをしていた職場でパトロールの隊長に言われた一言が今でも心に残っている。

それはある晴れた日。
圧雪がビシッとかかる2月のスキー場内だった。

「佐藤!怪我人が増えるから今すぐTRFの音楽を止めろ」

今でも忘れない。あれはEZ DO DANCEだった。下っ端だった僕は隊長の言う通りに音楽をすぐに止めた。

凄い怒鳴られたのを今でも覚えている。
悪いのは僕ではない。DJ Kooなんだ。

そんな過去の思い出もとっくに忘れ、あれから25年が経った。そして今シーズン、白馬村で看護師をしている友達がゲレンデでこう言った。

「今日、この雪質で晴れているから肩の脱臼で運ばれてくる人が多いな」

彼女は、出勤前の朝イチの滑走でその日の怪我人の多い少ない、怪我の種類まで予言していたのだ。

その言葉を聞いた時、僕の中でまたあのEZ DO DANCEが流れた。悪いのは僕ではないDJ KOOだ。

そして思った。

「あの隊長が言っていたのは本当なんだろうか」

もしかしたら、スキー場でかかっている音楽や天候そして雪質によって怪我人を予測することができたとしたら、逆の対策をすれば減らすこともできるのでは!?

調べる限り「スキー場と音楽」は誰も研究していなそう。数年後に論文を書いたら誰かの役に立つかもしれない。

まずは、本当に天気や音楽がスキー場内の怪我と関係性がありそうなのか?の情報を頂いたのでご紹介。

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