【日本全国】運任せで地域の「人」に会いに行く新しい旅へ
白馬村の観光の入口を地域の「人」で作る取組
「村ガチャ」を企画運用してから1年経過。
現在、白馬エリアで月間約300回転ほど回っており主に観光客と村民を繋げ、白馬村内回遊のキッカケを生むマシーンになりつつあります。
今回は、村ガチャを通じた新しい旅の形の
アイデア「村ガチャ姉妹都市構想」を考えたので共有したいと思います。
まずは「村ガチャ」とは?
カプセルの中身は写真の通り、運任せで回しカプセルを開けると「この人だれ?」から旅がスタートします。
その人に会いに行き、会話し記載の特典をゲットしよう!という流れです。チケットの裏面は、その村民の方のプロフィールが書いてあるのでお話する際のキッカケになる仕組みにもなっています。
僕自身、思い出に残る旅ってなんだろう?と考えた時に、旅先で「偶然」に生まれた地域に人との繋がりでした。
例えば、たまたま車がパンクした時に地域の人が助けてくれたとか…
けどそれってあくまで偶然の出会い。
その偶然の出会いを必然的に起こす。
つまり一期一会を何度でも。
そうそれが「村ガチャ」なのです…
再現性不可という答えに
お陰様でこの1年間、村ガチャは沢山のメディアから取材を受けました。
と同時に取材を受けるたびに、全国各地からカプセルトイを使った同じ仕組みで地域活性化を行いたいという連絡を多数頂き、白馬村まで視察でお越しいただくケースも多いのが現状です。
村ガチャの仕組みを、全国各地の観光に携わる方にお伝えしてきましたが、地域に住む「人」が主役のカプセルトイであり、各地域によって観光の特色、歴史や文化も異なるため、僕の中で最終的にたどり着く答えは他地域では再現性不可。
特性が異なるため同一手法だと再現が難しいということでした。
なので、伝えることは遊び方のルールと目的のみ。
① 遊び方のルール
これ誰?→会いに行き会話(話すキッカケ付)
→その人特有の特典をゲット
②運営側の目的
カプセルトイを回してくれる人は、地域の「人」を軸に新しいお店を知るキッカケになり、カプセルに入ってくれる方は、新規のお客さんと接点を持つキッカケを作ること。
結論は、下記の図に従ってカプセルトイを使い、それぞれの地域で考えて実行してみて下さいということをお伝えしています。
つまり村ガチャの遊び方は、
新しい旅の形だという考え方です。
再現性不可だからこそ生まれたアイデア
全国各地からお問い合わせを頂き、村ガチャの仕組みを説明する中でふと閃きました。
全国各地で再現性が不可だけど、
新しい旅の形として遊び方は統一できると…
そうだ。。。
「村ガチャ姉妹都市」だと…
政府でもなんでもないけど、村ガチャで姉妹都市を面白い形で作れるかもと。
日本全国、回して繋がる旅を実現できたら、旅の楽しさが大きく1つ増えるかもと考えるようになりました。
そこで考えた村ガチャ姉妹都市構想
テーマは「日本全国 回して繋がる旅の体験を」
早速、村ガチャ姉妹都市の条件を制作。
まず姉妹都市にも「村ガチャ」と同じ遊び方で同じ目的のカプセルトイがあり運営しているのが大前提です。
その大前提をもって
村ガチャ姉妹都市の条件は下記になります。
白馬村&姉妹都市にそれぞれ
「超レアカプセル」を作る。
そのレアカプセルを開けると、、、
(超レアカプセルの中身は2つ)
①レア村民カード(僕:村ガチャ運営者)+
特典チケット(姉妹都市までの交通チケット)
→僕に会いに来てもらい
姉妹都市までの交通チケットをゲット
②姉妹都市先の地域の人のレアカード(現地のカプセルトイの運営者)+現地で使える特典チケット(内容は自由)
超レアカプセルの中身は上記①&②が入っているものとする。
つまり、超レアカプセルがてると、
白馬村の村ガチャ運営者(僕)から
村ガチャ姉妹都市のカプセルトイ運営者に
繋がるバトンが受け継がれる仕組みに。
姉妹都市についたら、
まずは手元にある特典チケットを使用する。
その後、自由に旅を楽しんでも良いし、姉妹都市にある村ガチャと同じ仕組みで遊び方も一緒なカプセルトイで、現地の人と繋がる旅を楽しんでも良いという新しい旅の形に。
もちろん姉妹都市なので、定期的にお互い
超レアカプセルは入れることも条件。
白馬村 村ガチャ→姉妹都市へ
姉妹都市→白馬村 村ガチャへ
それぞれの観光地に閑散期と繁忙期があれば、お互いシナジーが生むタイミングで超レアカプセルを投入しても面白い。
そんな流れの
「村ガチャ姉妹都市構想」を実行していきたい。
ご興味のある方がいましたらお気軽にご連絡下さい。
「日本全国 回して繋がる旅を!」
ー終わりー
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?