バーチャル起業(3)アイデア出し2
定年だ。 会社員の卒業だ。
次は、自分らしく仕事をして 楽しく生きよう。
そんな思いで、いろいろな準備をしています。
同世代の会社卒業生が自分の世界を実現する、支援をしていきます。
起業は本当に面白い
会社から、経済的・精神的に自立した状態になるために、どうしますか?
起業ってスタートアップだけじゃない。
起業するためには、何で起業するかという アイデア出しから始めます。
既にある市場・商品・サービスの改良版でいいのです。
そのアイデアは、何をどう解決するためか(前回)
前回は分かりづらかったと思いますので、ちょっとおさらいから。
アイデアは、何かの課題・問題を解決するためのモノです。
本当にそれを買ってくれる人がいるのか?
につきます。
それを自問して、仮説にしているのが、前回までです。
リーンキャンバスをサクッと書いて見る
まだ、内容が固まっていなくても、とりあえずリーンキャンバスを埋めて見ます。
※ リーンキャンバスは、初期段階から、事業アイデアの構造を俯瞰して、曖昧な所や矛盾したところを見つけ出すのに使います。初めは最も重要な、1~3を埋まったら、その後も埋めて行きます。
一言で、アイデアを言えますか?
このアイデア(4)は、〇〇さんの(2)△△△な課題(1)を解決して、◇◇◇◇◇◇◇◇な事(3)を提供するモノです。
リーンキャンバスをザックリと書く
初めのリーンキャンバスはザックリとした粒度でつくります。
でも、(1,2,3)が埋まらない内は次に進めません。
(4)以降は、無理に書く事はありません。 イメージできたところだけ埋めて行きます。
あまり時間を掛けないで書いていきます。
書き順と内容
(1)顧客の課題
「〇〇さんの△△△という課題がある」と簡潔に書きます。
課題が多い場合でも、上位3位程度でいいと思います。
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旅行先のアクティビティの計画を立てるのが面倒
(2)顧客セグメント (ペルソナ)
「〇〇さんとは、こんな人」〇〇さんの特徴を書きます
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30歳の独身男性で、都内のIT企業の開発部門で課長をしている。
郊外の一軒家を買ったばかりで、マラソンが趣味。
時々友達と、旅行に行ってその土地のアクティビティを楽しむ。
など、普段の生活と、課題に関する嗜好・行動が分かる様にします。
この人が、課題をお金を出してでも解決したいと思っているのです。
(3)提供価値
こんな価値を提供します。
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アクティビティを指定すると、すぐにアクセス方法が分かる。
予約や、交通手段の手配もその場でできる。
つまり、苦手な計画を30分で簡単に作くれる。
(4)ソリューション
解決を実現する機能を簡潔に書きます。
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アクティビティの情報を関連情報を一括で検索できる
好みを言うと、内容と関連する情報を一度に提案してくれる。
(5)チャネル
何を通じて提供するのか
(6)収益の流れ
ビジネスモデル
どうやって、収益を確保するのか?
(7)コスト構造
ホスティング費用、流通コスト、顧客獲得コスト、、
家賃や人件費を忘れない様にします。
(8)主要指標
事業開発のプロセスを見極める数値的な指標を決めて書きます。
登録人数、利用者数、ダウンロード数、購入金額、、など
(9)圧倒的な優位性
他社がまねができないものを書きます。
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圧倒的にデータ量が多い (データ量が差別化に繋がる場合)
他社が提供できないソフト・アルゴリズムがある
など、
何度も検討して、書き替えて行きます
ここまで書いたら見直します。
顧客(2)は、本当に課題(1)を持っているだろうか?
課題(1)を持っているのは、この顧客(1)が代表格か?
課題(1)を持つこの顧客(2)は、本当に提供価値(3)が欲しいか?
一回目は、ザックリと書いてOKです。 一か所が変われば、他も変わるものですのが、何度が確認します。
リーンキャンバスを使って人に説明するのがお勧めです。
いろいろ説明できない部分が出てきますので、修正できます。
だいたい説明できる様になれば、本格的に課題を検証して行きます。
アイデア出し2 まとめ
リーンキャンバスを書いて、事業アイデアを俯瞰してみます。
リーンキャンバスはザックリを時間が掛けずに書きます。
人に説明してみて、説明できない部分を深堀りしていきます。