グリム童話がおもしろい!
今年、息子が小学一年生になりました。
通っている小学校では、読み聞かせボランティアがあり、私は早速登録しました。
一学期は一ヶ月に数回程度だったのですが、二学期になると「#読書の秋」で毎週読み聞かせがあります。読み聞かせボランティアをしている事で我が家にメリットがありました。それは、家でも読み聞かせの練習として絵本を買う機会も増え、子供に読ますことが多くなっています。
読む側も聞く側もおもしろい絵本ってなんだろう・・・と思った時に、グリム童話をふと思い出しました。これがおもしろい!!数冊購入したのですが、中でもおもしろかったのが、「ジャックと豆の木」。
お母さんと二人貧しく暮らしていて、いよいよ暮らしが厳しくなり、大切に買っていた牛をジャックが売りに行く途中に牛と引き換えにもらった種がなんと大当たりだったというお話です。(かなりざっくりですが・・・)
雲に伸びていく蔓を登っていくと、人食い鬼が住んでいて、鬼が寝ている間に何度も金になるものを盗んでいくのですが、とうとう鬼にばれてしまい蔓をつたってジャックはなんとか逃げて最後は幸せに暮らすのですが、なんとも腑に落ちないのは双方悪い事をしているのに主人公が幸せになるということです。
読んでいて、ジャックも人の家のものを盗むのは悪い。でも鬼という悪が決められているものだから、ジャックがいくら悪い事をしても結局鬼が悪く思ってしまうんですね。これが鬼ではなく、優しいおじいさんなら確実にジャックが悪なのになぁと思いながら子供に読み聞かせていました。
この絵本を通して、だれが本当に悪いのか?を息子とも話す事も出来て、昔読んでいた時とは少し違った視点で絵本が読めました。
ぜひ、グリム童話読んでみてください。
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