育児と仕事を両立して気付いた、自分の”変化”と”進化”
フリーランスになって丸4年が経ちました。
2016〜2018年は、独立したばかりで(しかも、ゆるふわっとフリーの道に入ったので)、右往左往しながら仕事をこなしていった時期。
2018年〜現在は、「働くママ」として育児をしながら仕事をしています。
今改めて振り返ってみて、仕事の面で「出産前に比べて変わったな」と思うことがあるのでまとめてみました。
●時間の使い方が濃厚になった
息子のお迎え時間は17:00。間に合わせるためには16:30にはその日の業務に一区切りつけなければいけません。
この「終業時間」がマストで決まっているので、それまでの時間の使い方がかなり「濃く」なりオンオフの切り替えがうまくなりました。(息子を寝かしつけた後で、終わらなかった作業をすることもありますが…)
●だらだらできないから、作業効率が上がった
(タイピング速度も上がりました…)
●ジャンルの幅が広がった
育児を通して、私の興味の幅が広がり「子育て」「女性の働き方」などの企画取材や、子ども向けの教育図書の編集も手がけるようになりました。母親目線だからこその提案や取材ができるのも、以前にはない変化です。
●スケジュール管理がうまくなった
子どもの突然の発熱や体調不良時などの「予期せぬ事態」にも動じなくなりました。
●風邪をひかなくなった
フリーランスなので体調を崩しても代役がいないということもありますが、育児でも同様で、以前にまして健康管理に気をつけるように。意識しているからか、あまり体調を崩さなくなりました。
●(あまり)イライラしなくなった
仕事がうまく行かなくても、嫌なことがあっても、保育園で駆け寄って出迎えてくれる息子の笑顔で帳消しに。(その息子にイライラさせられることは多々ありますが…)子どもがしでかしたことは「怒っても仕方ないこと」が多かったりするので、「ま、いっか」の精神で仕事でもプライベートでも怒りの沸点が高くなった気がします。
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他にも、「時短料理のレパートリーが増えた」とか「常備菜作るのがうまくなった」とか、いろいろありますが…
なぜ今回このようなことを書いたかというと、以前の私は、「子どもが生まれたら、これまで同様に仕事ができなくなるだろうな」「仕事が来なくなるかもしれないな」と勝手に想像していました。
もちろん出産前と「同じように」はいきませんし、趣味のカフェ巡りや夫と二人で外食など、できなくなったことも多いですが、仕事面では思っていたほどの我慢や制限は感じていません(働く女性が増えて、社会全体の意識が変わったと言うのもあると思います)。
逆に「子育て目線の企画を出してもらえませんか?」など声をかけてもらい、担当ジャンルの幅の広がりを感じています。
企業取材をする中でも「ママさん社員の仕事のスピードや効率」を評価している会社が多く「ママだから仕事の生産性が落ちることはない」という声をよく聞きます。
昔の私に「子どもを産んだらできなくなること」を考えてため息をつくのではなく、「できるようになること」を周りの先輩ママやネットからでも聞いてみてと言いたい。
今後も息子の成長や環境の変化などで、岐路に立つこともあるかもしれないけれど、「できなくなること」ではなく、「できるようになる(かもしれない)こと」を考えて、ワクワクしながら未来に進んでいきたいです。
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