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知って損しない起業・創業支援拠点

今回は、事業をお持ちの方向けに、利用すると便利だと思える拠点や施設を紹介します。

起業・創業の仕方は人によってまちまちですから、「なんか違うな〜」と思ったら次の施設紹介を読むことをおすすめします。
参考になれば幸いです。

創業支援施設

創業・起業をする人・した人をメインに支援メニューをもつ拠点で、例えば以下のような施設です。

東京 → Startup Hub Tokyo(スタハ)Tokyo Innovation Base(TiB)
川崎 → Kawasaki-NEDO Innovation Center(K-NIC)

主なサービス内容

・専門家への起業相談
・リアル/オンラインイベント開催
・スタートアップ/ベンチャー企業向けの特別支援プログラム など

たいていは会員制ですが、基本的に無料でサービスを利用できます。
しかも施設によってはコワーキングスペース併設で無料でWi-Fi使い放題なことも多く、リモートワークスペースとしても申し分無し。
(上3つの拠点は無料でコワーキングスペースを利用できます)

わたしは起業支援者という立場で情報収集やイベント出席などの理由で会員登録しており、出先での時間調整やリモートワークで使います。
事前に依頼すると、打合せで会議室を使わせてもらえることもあったり。

知り合いの四国のベンチャーさんは首都圏に来た際の作業スペースとして重宝しているそうで、誰でも気軽に利用できる点はポイント高いです。

個人的にスタハのオンラインイベントは、見応えがあり録画配信もしてくれるので、情報収集でガッツリ利用しています。

イベントについては、今まで見た感じだと

・フリーランス向け集客
・デザイン、ブランディング
・副業の始め方
・ソーシャルビジネス
・女性の起業

など多様なテーマでオンライン/リアルイベントやワークショップを開催しているので、一見の価値ありです。

これ、ちょっと覗こうか検討してます! ↓


中小企業支援センター/支援機関

個人事業主や企業に合わせた幅広いサービスを展開する公的機関で、全国の都道府県や政令指定都市などにあります。
経営者全般を広くサポートしていて、〇〇センター、〇〇財団、といった名前が多いです。 

中小企業庁による一覧はこちら

主なサービス

・多様な業種の専門家との無料相談
・リアル/オンラインイベント開催 など

創業支援施設との大きな違いは、以下のとおりです。

・事業(廃業含む)を展開・継続するための総合的なサポートを実施
・利用対象者はその地域の事業者に特化

横浜に住んでいて事業所は都内の予定、という場合は東京の支援機関を利用すると良いです。地域ならではの支援メニューを教えてくれます。

相談は事前予約が必要なことが多いので、利用前には問い合わせやネット予約することをおすすめします。

金融機関

店舗を持ちたいといったまとまった開業資金が必要、という方向けです。
金融機関はその地域の特性を知り尽くしたスペシャリスト集団なので、立地候補がある場合は近くの支店で相談の機会を作ってもいいかもしれません。

信用金庫でお探しの場合はこんなの見つけましたよ! → しんきん創業の扉

ちなみに創業・起業系の融資では、日本政策金融公庫の創業支援融資が有名ですね。検討している方の話をよく聞きます。
無担保・無利子なのでオススメです!

いきなり金融機関に行く前にワンクッション

ただ、金融機関への相談は融資が前提になるため、いきなり金融機関には正直行きづらい…という方は多いですよね。
そんな場合は、創業支援施設や支援機関でどう融資相談をすれば良いか・融資までの話の持って行き方、みたいな相談も受けてくれます。

創業支援施設では、金融機関が出張相談会を開催することもありますよ。

一例ですがこんな相談会を見つけました ↓


商工会議所/商工会

近くに創業支援施設も支援機関も無い!
だからといって金融機関に行くのは違う…という方は、一度地元の商工会や商工会議所がどんな支援をしているかチェックするといいかもしれません。

主なサービス

・専門家への無料相談
・リアル/オンラインイベント開催 など

支援機関と似ていますね。ただ、大きく違うのは商工会/商工会議所のメンバーへの支援が中心であるということ。

両機関にお会いした印象はこんな肌感です。
支援機関 → 来るもの拒まず、広い受け皿
商工会/商工会議所 → (支援機関よりは)狭く深くのお付き合い

ちなみにわたしがお世話になっている商工会議所の場合は、メンバーに加入しなくても参加できるイベントも開催しているとのこと。
*地域によって異なるのでご注意ください
交流イベントに参加したら地元で有名な社長さんに会えた、というような意外と人脈形成に役立った話も聞きます。

まとめ

ここまで書いてきて、使ってみて便利だったのは創業支援施設です。

トレンドへの感度が高く、役立つ情報発信が多くて立地もいい。
いくつもビジネスを立ち上げてきた事業家や有名コンサルが相談員なので、密度の濃い相談ができる。

本当はもっと紹介したい創業支援施設がいくつもあるんですが、首都圏に偏ってしまっているのが申し訳なく、今回は一部のみに留めてます。
立地的に利用が厳しい方、オンラインイベント視聴だけでもどうでしょうか?

各地域によって支援機関も商工会議所も、独自の支援メニューを幅広く用意してますので、ぜひご自身のお近くの機関のメニューを探してみてほしいです。

少しでも皆様の事業にお役に立てる拠点があれば嬉しいです。




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