凍結した細胞を移動する？ その②
転院するためにその後やったこと
1.凍結精子を受け入れてくれる病院を探して受診
↓
2.そこで受け入れOKという紹介状を持って、保存病院から紹介状の返書を貰う
↓
3.返書を持っていき、凍結精子移動日を双方の病院と患者さん3者の合う日で調整
(移動する日は凍結細胞の本人が受取して治療先の病院へ運ばなくてはならないため)
まず、他院からの凍結細胞を受け入れてくれる病院は本当に少なく、限られた病院から何件か連絡し
受け入れを許可orお話を聞くだけでもとご連絡いただいたところへ受診しました
それでも体外受精を行っている病院さんとはいえ、やはり全ての病院さんが受け入れますよとはならなかったです
よく凍結卵子とか凍結精子を残して将来の妊娠を考えようとか、そんなニュース記事を見ていましたが、たとえ凍結して残してあるからといってその後の病院の問題等も障壁になりうるのかもとしみじみ思いました
でも今は少しずつ増えてきているのでしょうし、変わってきてくれることを祈ります🙏
最終的に治療をお願いすることになった病院さんは対応がとても丁寧で気持ち的にもありがたかったです
保存してある病院さんから突き放された対応のあとだったのでその差が特に大きく感じました
特にすごかったのは保存してある病院さんでは凍結細胞を運び出す際は個人の責任ですからと教えてくれなかった
『凍結細胞を運ぶ専門の業者さん』を教えてくれたことでした
(あとでちゃんと載せておきますね🫡 ⤵️載せました！
個人で移動できるとしか説明されていなくとも、誰かもこれを見て個人だけでなくしっかりした業者さんによって移動できることを知ってほしいです
しかも2社教えてくれ、研究してる大学間や多数ある凍結細胞や凍結組織を国内外問わず運べる企業さんでした
費用はかかりますが、旦那さんの現存するもう一度再生することはできない全ての細胞を移動するのですし何かあっては困るため専門の人に任せようということにしました
個人的に運搬するとなると
・移動させるための容器も他の人より量があるため大きいものであり、それを車に入れて倒れないように慎重に運ばなくてはならないこと
・融解されないよう運搬時間もある程度決まっていること
よくよく考えてみると個人で運ぶにしてはすごくリスクあるし、凍結細胞を各所に分散して保存することはできないとのことだったので一括で運ぶこととなると尚更慎重になりました
(参考までに※私たちの場合は費用15万ほどで病院の培養室双方へのやり取りや凍結細胞の移動をしてくれました)
そして治療受ける病院で受け入れOKですの内容の紹介状をいただく時も、
『わざわざ手紙を渡しにいくだけの為に来院する必要はないのでこちらで郵送します、あとは病院間と培養室でのやり取りになりますから心配なさらずとも大丈夫ですよ
伝えてもらった移動日候補と当院の培養室の受け入れ日を一緒に書いておくので向こうからはどの日がいいかだけ連絡来ると思います』
そう言っていただけて本当にありがたく🥲
担当の先生からは後光が見えました
ちゃんとした文書のやり取りが完了するなら患者さん本人が手紙を持って足を運ばずとも大丈夫です🙆♀️
私達夫婦も共働きだったのと、何度も遠い距離を行き来することになるのは大変だったため治療を受ける病院さんが気を遣ってくださいました
でも逆に…
保存してある病院からはなぜか旦那さんに電話がきて
なんで個人で紹介状持ってこないんですかだの、移動日を決めないといけないのになんで業者を挟むんですか等
ちょっとあまりにも理解していなそうな、病院間で意思疎通できてるのか患者サイドの私達が心配になるような内容を言われたそう
あと移動するための貸し出し容器も運搬業者さんに頼む予定だったのでそれも伝えると
そんなのに頼むんですね…よくお金ありますね
と言われたみたいで🙄
(その病院さんだって個人で運搬するための容器をレンタルできるけどそこそこな安くはない値段なのに)
本当に患者さんに向かっていうセリフか？とびっくりしました
人のことなめてんじゃないよ！😠と思った私は尚更
旦那さんの手術と大事な身体の一部を10年間保存してくれていたとはいえ、
ここで治療をお願いしますと頼む気はもう0どころか絶対にもう次会うことはないなと思ってしまいました
ここで注意したいのはその病院で働いてる人全員が悪いと言いたいわけではなく、たまたま担当していた方に偏りがあっただけかもしれないので私達がたまたま運がなかっただけかもしれません
それに私も旦那さんもその病院がある県出身とかではない余所者だったせいなのかも😇
でも県外からとかも患者さんがきて不妊治療しているほどの病院さんなのに少しばかりがっかりしちゃいました
次回は凍結細胞を救出(移動日)当日へ🫡